秀吉の活
著者 木下昌輝
織田信長への仕官を目指した就活、伴侶を求めた婚活、合戦で頭角を現すための勤活、天下取りに名乗りを上げた天活、跡取りづくりの妊活……。乱世を駆け昇った豊臣秀吉は人生の分岐点...
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商品説明
織田信長への仕官を目指した就活、伴侶を求めた婚活、合戦で頭角を現すための勤活、天下取りに名乗
りを上げた天活、跡取りづくりの妊活……。乱世を駆け昇った豊臣秀吉は人生の分岐点に立った時、い
かに懊悩し、どう決断したのか。その波瀾に満ちた生涯を「活」という一語を軸に十の時期に分け、こ
れまでにない切り口で秀吉を描いた新たな『太閤記』。
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落穂拾い的な連作短編集
2025/02/02 16:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代より数多くの作家によって繰り返し繰り返し描かれてきた豊臣秀吉を、更に新たな視点、登場人物から描いた落穂拾い的な連作短編集である。資料があまり残っていないだけに歴史小説として描きやすい人物たちに大活躍させているところがとても面白い。特に養父竹阿弥との関わりはかなり感動的である。
新鮮な切り口で描かれた秀吉像
2021/02/21 19:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
木下さんはどういう切り口で秀吉を書くのかと楽しみでした。秀吉の生涯のターニングポイントとなる場面に特化したある種短編集。あまり取り上げられていない部分が多く、新鮮でした。草履取りは有名ですが薪奉行時代が結構ガッツリと書いていたり。愛妻寧々との結婚へのエピソードも。山崎の戦いでは、最後に史実にはない光秀との邂逅の場面もあり、かと思えば、関白になるための朝廷への工作も詳しく書かれていたりと。すごくメリハリが効いていて飽きずに読めました。欲を言えばもう少し寧々に登場してほしかったかなと思いました。