電子書籍
望郷
著者 湊かなえ
暗い海に青く輝いた星のような光。母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた“おっさん”が海に出現させた不思議な光。そして今、私は彼の心の中にあった秘密を知る…日...
望郷
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望郷 (文春文庫)
商品説明
暗い海に青く輝いた星のような光。
母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた“おっさん”が海に出現させた不思議な光。
そして今、私は彼の心の中にあった秘密を知る…日本推理作家協会賞受賞作「海の星」他、島に生まれた人たちの島への愛と憎しみが生む謎を、自らも瀬戸内の“島”に生まれたミステリの名手が、万感の思いを込めて描く。 心に刺さる連作短編集。
2016年、ドラマ化決定!
出演:広末涼子、伊藤淳史、濱田岳ほか
【目次】
「みかんの花」
「海の星」
「夢の国」
「雲の糸」
「石の十字架」
「光の航路」
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紙の本
あるある『望郷』
2016/10/30 19:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
サスペンスというより准サスペンスといったところ。北海道のかなり寂れてしまった田舎の港町出身の私には共感できるところが多々ある。仕方なく帰郷した人。親や兄弟のせいで白綱島から出られなかったり戻ったりした人。自分の意思で帰郷した人。田舎ならではの誤解や噂話…。でも何だかんだで『望郷』なんだなぁ、と思える一冊。
お上りさんにも都会出身の方にもお勧め!!
紙の本
推理小説っぽくない推理小説
2016/02/16 22:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽったん - この投稿者のレビュー一覧を見る
白綱島という架空の島を舞台にした推理小説っぽくない推理小説の7本立て。謎解き感がないのに最後に謎に気づかされる感がおもしろい作品達ばかりです。
紙の本
一度に読みました
2016/01/11 23:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とちうし - この投稿者のレビュー一覧を見る
推理小説でないけど、推理小説です。
最後のほうでネタバレがありつつ人間模様を描出しています。
因島?の悲哀をそれぞれの角度から、また最後につながるように描出しているのが素晴らしいです。
紙の本
望郷
2019/03/21 11:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アナグマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
橋を渡っていくことの憧れを、私自身と重ねて読んだ。
私も島で生まれた者として、島を出たいという気持ちを幼い頃から抱いてきたからだ。
紙の本
まあまあだった
2016/10/02 17:21
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
これぞ嫌な人間。という人物像を書かせたら湊さんの右に出る人はいないんじゃないのかな。島、田舎というのを加味しても、あーいるいるこういう陰湿な人、やだね〜と思わせる人間の使い方がうまい。6つのお話、すべて舞台は瀬戸内海の因島。因島へは行ったことはないけれど、お隣生口島へはお邪魔したことがある。さわやかでいい雰囲気だったけどなあ。この小説にあるような島特有の陰湿さは垣間みれず。数日の滞在だから当たり前か。最後の話だけ少し趣きが違いよかった。他は読ませるけれどそれ以上でも以下でもない。全体的にまあまあでした。
紙の本
湊さんのファンなので、、、。
2016/04/16 22:30
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投稿者:Shinano - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編で2作好きなのがありました。漁師の話と、いじめの話です。私は湊さんのファンなので、作品は全部読んでますが、全体的に短編なら「サファイア」のほうがおもしろかったなぁ。
紙の本
面白かった
2016/03/30 13:44
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投稿者:mkcm - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊かなえさんの作品は結構読んでますが、この作品も期待どおり面白かったですよ。内容は読んでのお楽しみですが、お勧めです。
紙の本
望郷
2016/02/28 15:43
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投稿者:kenken - この投稿者のレビュー一覧を見る
因島という湊さんのふるさとが舞台で、作者の思い入れも深いと思われる
短編集。島にまつわる人々の日常のドラマが展開する中で、最後にどんでん
返しのミステリーが待っている。そして余情が残る、湊さんらしさの魅力の
あふれた小説といえる。
紙の本
湊かなえ、瀬戸内短編集
2020/10/30 15:21
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投稿者:MILKy - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊かなえとしての1冊は初めて!御自身出身、瀬戸内は因島を別名、白綱島として背景にする7篇の短編、もしくは連作集。人の死が出てくるので明るいものでない(湊かなえ自体が明るさを求めて読むものではないのだろうけど)。島独特の閉鎖的な?閉塞感を感じなくも。だいたいが、その主人公の現在と過去を照らし合わせながら語られるストーリー。みかんの花、雲の糸が面白かったかな。特に後者は主人公の厄介な周りへの苛立ちがとても伝わり、同じように苛立ち、ぶちまけたくなる程。映像化もされているそうで。
20200824
紙の本
戻らない方がよい場所
2020/07/20 00:30
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投稿者:らいぶらり - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりハッピーエンドにならない作家。
あまりよいことがおきない予測がありながら、故郷から逃れられない物語
紙の本
島の話
2019/06/09 22:25
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集で、島の関連する人々の話。人間模様あり、繋がりがあり、読みやすい。ミステリーと言われれば、ミステリーかなという感じ。
紙の本
切ない
2019/01/13 22:22
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投稿者:HIDETO - この投稿者のレビュー一覧を見る
白綱島を舞台に様々な人の境遇を描いているショートストーリー。
どの話も閉鎖された島のなかでどうにか生きている主人公の切なく、寂しく、胸に詰まる話ばかりです。
人によってはちょっとしんみりしすぎてスッキリは出来ないかも…
紙の本
故郷とはイイもの!?
2016/11/18 08:56
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
逃げ出した島を大人になって再び訪れる主人公達。
やっぱり故郷とはイイもので!?
雲の糸が衝撃的で感動的で、一番好きでした。
紙の本
ちょっと変わったミステリー
2016/01/12 21:48
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投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーという言葉に、ついつい「殺人などの大きな事件とその真相」を想像して読み始めました。
1篇目を読み終わった時には、「あれっこれで終わり?」という感じでしたが、読んでいくうち、どの話も謎だった部分の真相に優しい気持ちを感じて、なんとなく心温まった思いでした。