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電子書籍
翻訳の授業 東京大学最終講義
著者 山本 史郎
めくるめく上質。芥川龍之介「羅生門」、村上春樹「ノルウェイの森」、シェイクスピア「ハムレット」、トールキン「ホビット」……。翻訳の世界を旅しよう! AIにはまねできない、...
翻訳の授業 東京大学最終講義
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翻訳の授業 東京大学最終講義 (朝日新書)
商品説明
めくるめく上質。芥川龍之介「羅生門」、村上春樹「ノルウェイの森」、シェイクスピア「ハムレット」、トールキン「ホビット」……。翻訳の世界を旅しよう! AIにはまねできない、深い深い思索の冒険。山本史郎(東京大学名誉教授)翻訳研究40年の集大成。
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紙の本
意訳、直訳の区分を超える「翻訳」の本質とは
2020/08/07 09:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界の出来事や文化、思想などを知るには「翻訳」のプロセスが欠かせない。翻訳は、内容やニュアンスを完璧に同じには伝えられないものの、それでもできる限り正確に原文を別の言語に変換しなければならないという葛藤を常に抱える作業でもある。では、あるべき翻訳とはどのようなものなのだろうか。本書では、30年以上にわたり、東京大学で英語や翻訳の研究・教育に携わってきた著者が、2019年3月の同大学退職時に行った「最終講義」の内容に加え、それまで教えてきたことを披露。文法的に正しく、辞書の言葉で置き換える、という一般的に持たれがちな翻訳のイメージ・常識を覆す、著者がたどり着いた「翻訳の本質」を、具体的な翻訳例を豊富に取り上げながら掘り下げている。著者の考える良い翻訳とは、作者と読者が「世界」を共有するのを助ける作業であり、単なる言語の置き換えではないという。