- 販売開始日: 2020/06/19
- 出版社: 東京書籍
- ISBN:978-4-487-81402-2
家庭、学校、職場で生かせる!自分と相手の非認知能力を伸ばすコツ
著者 中山芳一
うちの子、頭はいいんだけどテストや成績はイマイチ。そう、「頭がいい」と「勉強ができる」は違う! と、前作『学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす』ではポジティブに...
家庭、学校、職場で生かせる!自分と相手の非認知能力を伸ばすコツ
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商品説明
うちの子、頭はいいんだけどテストや成績はイマイチ。そう、「頭がいい」と「勉強ができる」は違う! と、前作『学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす』ではポジティブに解き明かされた。「知識のインプット(認知能力)」」だけに収まらない「非認知能力」が教育改革と共に変わる大学入試や教育現場、来たるAIとの共存・共働する新しい時代に必要と言われている。また、勉強だけできても、先が見えず何が起きるかわからない時代を生きることは難しいと実感する今、求められるのは、「正解」ではなく「最適解」を見出す力だ、これも非認知能力である。
この「非認知能力」、子どもだけが伸ばせるものと誤解されがちだが、実は大人になってからも伸ばすことができる。本書は、教育・保育・子育てにかかわる方々をはじめ、ビジネスの世界で人材育成に携わっている方々にも、その力の伸ばし方を理解し参考にできる一冊である。
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『自分と相手の非認知能力を伸ばすコツ』
2020/07/10 20:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブームになっている感もある「非認知能力」
わかりやすく解説した前著『学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす』(東京書籍、2018年)をふまえ、実際にどうすればよいのか見解と提案を述べた実践本
伸ばしたい非認知能力を2つに大別し、3つの枠組みに整理
内面にかかわる「対自的な力」
・自分と向き合う力〜自制心、忍耐力、レジリエンス=回復力など
・自分を高める力〜意欲・向上心、自信・自尊感情、楽観性など
他者とかかわる「対他的な力」
・他者とつながる力〜共感性、協調性・社交性、コミュニケーション力など
「レンズ」(プロセスの中から相手の姿を見取る観点)と「ギミック」(相手がやってみたくなるような仕掛け)をキーワードに、くらしの中で「非認知能力」を伸ばす具体例を紹介
数値による評価に馴染まない「非認知能力」を「評価=アセスメント」する具体的な方法を提起する第IV章は、類書にない観点で大いに参考になる
「正解」でなく「納得解」が求められる時代に一読再読の価値あり
著者は岡山大学准教授、専門は教育方法学