紙の本
いい会社だなということがよくわかる
2020/11/07 13:53
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投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういう会社が伸びるんだなと思った。
・習熟度を測るテストは平均点が90点になるように調整している。自信をつけさせるため。
AIはデータから相関関係を見つけるのは得意だが、ビジネスで必要な因果関係を見極めるのは無理。
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ベイシアグループ
ベイシア、カインズ、セーブオン、ベイシア電器、オートアールズ
1959 群馬県伊勢崎市のいせやという衣料品専門店
2012 ワークマン 土屋嘉雄会長が招き入れたのは土屋哲雄 CIO責任者
1975 東大経済学部卒 三井物産
24時間ワークマンを着続けた
3つのPB Find Out, FieldCore, AEGIS
家賃 3%
全社員がエクセルの達人
仕入れ完全自動化
商品買取り型
原価率 65%
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読み応えたっぷりでお腹いっぱい。
内容はこれぞ理想の会社経営。マーケティングも素晴らしい。真似したい手法がたくさん。売れている理由がよく分かった。
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・AIはたつどころに結果を教えてくれる。だからこそ、社員が考えなくなってしまう。
・ワークマンのデータ活用の原則は「浅く広く」。知識が浅い分を衆知という広さで補う。皆で考えて進化させていく。AIのようなスーパーパワーではなく、普通の人の知恵を集めて経営していくのが理想
・負ける勝負はしない。競争して負けるぐらいなら最初から勝負しないほうがまし
・妥当アマゾンのスローガン
1) Amazonに定価で負けない
2) Amazonに販促費で負けない(販促費を最小化する意味)
3) Amazonに配送費で負けない
・データを見ながら何でも変える。意見を変えるのがいい上司。
・(個人が)頑張るかわりに何かを捨てる
・コト(体験)にお金をかけるには、買うものを安くしなきゃいけない。可処分所得は一緒だから、コト消費が進めば、それだけモノへの消費は減る。だからデザイン的に見栄えがして、コスパがいいものを作って、じっくり待っていればいい。
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ワークマンプラスはワークマンの商品と実は同じで店舗デザイン、陳列を変えただけで年間店舗目標を3ヶ月で達成。
改革を進める上で
・データに強い組織にするために全社員にExcel講習実施、部長昇格条件にデータ分析力必須
・もともと標準化が強かったため、新業態に切り替えた時も他店舗展開が実施しやすかった
・もともとワークマンプラスの初出店時に「WMプラス」とワークマンの既存イメージをなくすネーミングにしようとしたがテナント募集元より「ワークマンというプロが使う商品というブランドを消さないで欲しい」という依頼の元ワークマンプラスという名称になった
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とても面白くて、参考になった。
売り方を変えるだけで、こんなにも売上が変わるとは。
イノベーションとはこういうことを言うのだろう。
視点を変えることで、とても新しいものが生み出された。
データ経営についても、なるほどと思うことばかり。
エクセルで十分だし、自分でデータをいじることで考えることができるということも確かにそうだ。
自分の肌実感的にも、BIツールでキレイにデータを見せられるものから考えるよりは、そこから先、いろいろな視点でクロス集計することから新しい発想が見えてくる。それを商品を作るひとも販売の企画も営業も、みんなが当たり前のようにやっていることがデータドリブンってことなんだろうなあ。それを徹底するために、人事制度にまで組み込んでいくところが、「愚直」にやるということか。
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この数年のワークマンの快進撃は誰もが知っていると思いますが、なぜワークマンはこれほど成功したのか。
本を読むとなるほどこれなら売れるな、という納得感もあるが時代のタイミングがぴったりだったというのも大きいだろう。
ワークマンのチャレンジはまだまだ続きがあるようなのでこれからもとても楽しみです。
シューズにも力を入れたいという話もあったので個人的にはカジュアルデザインのアーシングシューズ(静電靴)をぜひ出してほしいですね。
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ワークマンはベイシアグループ。ベイシア、カインズ、セーブオン、などと同じグループ企業。
小売業は、常識的に考えた店舗規模より一段大きくするほうがいい。フードサービスは、一段小さくしたほうがいい。
ネット販売の宅配をやめる=ネットで選んで、店舗で購入。
店で選んでネットで買う=ショールーミングとは反対の方向。
ワークマンはフランチャイズとしてはすごく安定している。商品がいい。コンビニは、最後の売り上げを持っていくがワークマンは、店に残す。
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これまでワークマンはあまり注目してこなかったが本書を読んでその凄さが分かった。安いうえに品質が良いのだ。作業着だけでなく普段着もとてもおしゃれだ。マーケティング的にも見習うべきところは多い。企業の個性はどうスタートを切ったかによってつくられる。冷感リフレクティブ、肌さらさらZERO DRY、アンバサダーマーケティングでインフルエンサーを組織化、ワークマンとワークマンプラスの切り替え、愚直にクリック&コレクトを突き進む等今後はユニクロ、ニトリを超える会社になっていきそうな予感がする。
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作業服のPB商品を開発
24時間ワークマンを着てフォロワーとデザイン開発
低価格かつ高機能
原価率65% 粗利の40%フランチャイズに分配
家賃3%で10%以上の営業利益
2018年ワークマンプラス ららぽーと立川
年間売り上げ3億に
1年半で全国175店舗を改装
気合と根性のアナログ会社からデータ経営で新業態へ
システムは構想1年、作って1年、使って6年
全社員にエクセルでデータ分析講習
職人と一般それぞれの予測
AIは社員の自信がつくまで使わない、社員が考える
コミュニケーションよりデータ分析できる人が部長に
社長を立てる
自動発注システム
100坪の店舗に1700アイテム 9000SKU≒ニトリ中型店
7割が1個しか置いてないので統計が取れない
月4個以上売れるものと3個以下で在庫を計算、一発ボタン
完璧を狙わずスモールスタート、足らないものを追加
みずほ銀行 システム統合に19年
ABテスト
駐車場拡大
職人に比べ一般は3倍時間をかけて買い物
フランチャイズ95% 地縁重視 70歳定年
1店舗年商平均1.38億
変身店舗 10時/16時半
善意型SCM
メーカー生産100%買取
メーカー発注 誤差+-20%
商品変更は年4回のみ
毎年見積もり、製法ごとに工場を選択
ベンチマーク:デカトロン 世界最大スポーツ用品店
「売れているものが安い」
激安厚底シューズ 40万足
ニットアッパー縫い目減らし機械縫製
素材から開発しスペックアップ
ブロガーやインフルエンサー「製品開発アンバサダー」
目視で見つけ捕獲する
無報酬、新商品情報優先提供しアクセス増加支援
販促費使ってはamazonに勝てない
AI顧客判定と売り場案内
Click & collect
ネット注文、店舗で在庫受け取り
配送料なし
注記業態変革ビジョンで8年間前の2倍に成長
869店舗 PB比率50%超え
意見を変えるのが良い上司 間違っていたら訂正
商品開発に経営陣が口を挟まない
変えたこと
①商品力
②データ経営
③やりぬく本気経営
④トレードオフ経営
変えなかったこと
①標準化経営
②ローコスト経営
③やらないこと
④ステークホルダー
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トレンドに精通した記者である著者が昨今話題となっている作業服専門店のワークマンがどのようにして躍進していったのかその舞台裏と本質に迫った一冊。
2012年に入社した商社出身の土屋哲雄氏により、作業服としての機能性の高さをウリに売り方を変えることによって爆発的なヒットを挙げたワークマンの飛躍の裏側を本書で知ることができました。
Excelをベースとしたデータ分析や仕入れを本社で一括管理するシステムや納品量をメーカーに委ねる善意型SCMなど他社にはない独自のシステムやアンバサダーマーケティングや過酷ファッションショーや変身店舗など独創的なマーケティング戦略など商品性の機能だけではない同社の戦略などを本書で知ることができました。
また、低価格ながら高い機能性を保てる商品開発の裏側やFC店のオーナーを地元の方から決めていることや新型コロナで消費活動が変わった中でも同社が強さの秘訣も書かれており、印象に残りました。
作業服専門店として変えた部分とそのままにした部分の歯車が噛み合い、今まさにブームとなるくらい話題となっていることの要因はしまむらやユニクロとは違う低価格ながら高機能という路線と値札を見なくても変える安心感がもたらしたのではないかと本書を読んで感じました。
作業現場からの厚い信頼はコロナ禍でも揺らぐことなく私たちの生活と身近に接していることも感じました。
クリックアンドコレクトやレディースやシューズに特化した店舗の運営などこれからの戦略も書かれていてこれからの同社がどのように歩みを進んでいくのか楽しみになる一冊でした。
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今話題のワークマンに関する経営方針について書かれた本。私自身がワークマンを知らない中で読んだ本であり、コメントをする資格すら無いが、経営判断が極めて明確であり従業員が働きやすそうに感じた。あと成功の一番の肝は競合不在のブルーオーシャンで戦う事だと思う。
何にせよまずは最寄りのマークマンの店に行って、ワークマンとは何かを体験してみようと思う。
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https://www.notion.so/yudai0309/2-fc715f9657df4fc38b8a143881d18092
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・「うちはとにかく競争したくない会社だから」負ける勝負はしない。
・暗闇を照らす道しるべとなるのは、データしかない。「データを見ながらなんでも変える」経営に切り替えた。
・「意見を変えるのが良い上司」 間違っていたら訂正すれば良い。
・新型コロナにより「3密」行動が危険であると、本能レベルで刷り込まれた。
・モノ消費から、コト消費への流れは、更に加速する。
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ワークマンという会社の強みがわかる本。
過去から受け継がれるオペレーションエクセレントな仕組みや近年話題になる施策の実行方法やその背景を知ることができる。
小売業のみならず成長が停滞している企業には為になる内容が書いてあると思う。