日本料理文化史　懐石を中心に

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、『茶の湯の歴史 千利休まで』、『後水尾天皇』、『日本文化のゆくえ』などの著作を発表されている熊倉功夫氏の作品です。同書では、「懐石」と「会席」は何が違うのか、千利休の「一汁二菜」や「一汁三菜」はなぜ正統となったのか、「乾杯」の日本的起源とは何なのか、といったことを中心に、そうした疑問を解き明かしてくれる一冊です。実は、こうした様式は茶道から生まれたものなのですが、いかにして日本料理の伝統を形づくったのかを史料から丹念に考察しています。和の食、その精髄たる懐石の誕生から完成、そして後世への継承という歴史の中に、日本文化のエッセンスを見出した類稀なる論考です！

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投稿者：amisha　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

NHKのラジオでこのテーマの放送が数回にわたりあったようだ。聞き逃しサービス期間を過ぎてしまったので、図書館で本を借りた。しかし、引用が多く少々読みづらかった。
ラジオ講座も書籍が出ているというので、そちらを改めて読んでみたい。

和食という文化 （ＮＨＫシリーズ NHKこころをよむ）紙・電子ともに発売されている。