君が夏を走らせる(新潮文庫)
著者 瀬尾まいこ
ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれな...
君が夏を走らせる(新潮文庫)
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商品説明
ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれないかという。断り切れず引き受けたが、泣き止まない、ごはんを食べない、小さな鈴香に振り回される金髪少年はやがて――。きっと忘れないよ、ありがとう。二度と戻らぬ記憶に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。(解説・あさのあつこ)
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大好きな作品になりました
2021/05/10 16:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うどん - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬尾さんの作品は読み終えると愛おしい気持ちでいっぱいになります
あと少し、もう少しを数年前に読んで瀬尾さんファンになった私は大田くんにまた出会えると知って大歓喜!すぐに買ってしまいました
読み終えてから何かうまいこと言葉にしたく衝動的にレビューを開きましたが、本を読んでいて初めて涙が出た、ということしかうまく伝えられません。読み終えた今でも、どこかで大田くんが走っているんじゃないかな、鈴香が笑っているんじゃないかな、なんて思ってしまいます
こんなにも切なくて愛おしい夏のお話をありがとう。大切な本になりました
こんなにも優しい物語があっただろうか
2020/10/30 16:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
金髪にピアスでふらふらしている高校生ヤンキー大田君と、先輩の幼い娘、鈴香ちゃんとの子育て奮闘記。子育てを通して、自分のやるべきことが見つかったかな。ヤンキー大田君、頑張れ!って応援したくなる。大田くんと鈴香ちゃんのやりとりが切なくてあたたかい。なんてまっすぐな物語なんだろう。大田くんにとって忘れられない夏になったように、鈴香も同様、忘れられない夏になっただろう。夏ってちょっぴり切ない。何とかひと夏を乗り切ろうとする16歳の出会いと別れの物語。駆け抜けるようにページをめくっていた。『君が夏を走らせる』の主人公・大田くんは『あと少し、もう少し』で2区を走った大田くんです。お話は独立しているのでどちらから読んでも十分楽しめますが、ぜひ2冊合わせて楽しんでください。
走るように読めた本
2024/09/04 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルル - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジュンク堂の棚にプレゼンされていた本だったので、夏の間の読書に購入しました。
対象年齢は青春の人じゃないだろうか、子育て中の世代に合うだろうかと心配しましたが、読んでよかったです。本には若いちょっと道を外したところもある高校男子が子育てを経験する過程で思う気持ちが書かれているのですが、子育てを経験中の私も今までで一番じゃないかと思うくらいにその気持ちに共感できました。
内容は子育てですが、人間関係や誰もが振り返る季節について書かれており深い本だと思います。先に出版された『あと少しもう少し』はまだ読んでいませんが楽しみです。
子育てに元気をもらえる
2021/12/05 07:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にっくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あと少しもう少し」に登場した大田君が活躍するひと夏の物語。手探りで先輩から頼まれた幼い子供の世話をする様子にこちらも一喜一憂しながら、がんばって!とエールを送る気持ちでした。子育てを通して自らも成長する姿に元気をもらいながら、あっと言う間に読めました。
読書感想文で書く
2021/08/19 18:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書感想文に書ける本を探していて、気になっていたこの本をチョイス。
とてもあたたかい話でした。登場人物に愛着が湧いてくる。
読書感想文でもっと詳しく感想書きます。
そうなのか!
2020/07/27 16:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬尾まいこさんの作品は、入っていきやすくて、とても好きだ!
夏に、この題名だし、わくわくする!と思ったら「あと少し、もう少し」の続編なのですね。
読み返すと、またちょっとウルっとしてしまいそうなので(瀬尾作品では、いつもそうです)先に読み返すかはわからないが、続編は是非楽しみたい。
大好きな一冊
2025/01/11 21:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Taku - この投稿者のレビュー一覧を見る
よかった〜
読み終わった後、最初に感じた感想
鈴香ちゃんと大田くんの掛け合いがおもしろくて、ほっこりして、スラスラ読めました。
いろいろ最後の部分は、
あれはどうなったのかな?
と気になる部分がありますが、
読者が続きを想像できるのがまたいいですね。
甥っ子が1歳5ヶ月なので
甥っ子を思い浮かべながら、読みました!
鈴香ちゃんくらいになるとまた言葉が話せたりなるのかなと甥っ子の成長を楽しみにしながら読み進めました
大田くんのその先を見たい気もするが
2023/11/17 12:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あと少し、もう少し」で駅伝仲間になったヤンキー大田くんのその後を少し描いた物語。
高校に進学して陸上部に入ったものの、部員も大田くんだけで早々にやめてしまい、なんとなくダラダラ日々を過ごしていた大田くん。
いきなり1歳児の子守りを1ヶ月頼まれることに。
最初こそ四苦八苦したもののすぐに慣れてて、太田くんすごい。
食事もすごく工夫して、子供用に作っているし。
(リアルにはなんぼなんでも1歳児の面倒を昼だけとは言え、いきなり1ヶ月みるのは無理かもですが)
彼はなまじっかな高校生より気遣いが出来るし空気も読めるし、普通にいい仲間や場所に巡りあえたらめっちゃ活躍しそうだけど。
物語自体は特に劇的な事が起こる事はなく、大田くんが自分の今後を少し見つめ始めたかな?というところで終わります。
彼のその後を読みたいです。高校に入った時のように、やる気になったからって早々うまく行くようなものでは無いかも
しれないけれど、中武先輩みたいに大田くんなら信頼できると見込んでくれる人はいるはず。
主役は鈴香ちゃん
2022/06/05 09:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
振る舞いの一つ一つが愛らしくも腹ただしい、1歳10ヶ月の鈴香ちゃん。ずっと昔の子育てをしていた頃を思い出してしまった。登場人物が好人物ばかりでやや現実離れしているような気もするが、ほんわりとした読後感はとても心地よい。回収されていない伏線(和音)との関係がどうなるのか少し気になる。
その後が読めるなんて!
2020/08/11 17:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:**** - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの「あと少し。もう少し」の登場人物の
続編が読めるとは思いませんでした。
嬉しい!
最後に気付いた
2023/10/26 12:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:そふと - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の続きだ、と最後の最後になって気付いた。
また改めて再読したい。
内容はさすが素晴らしい。
赤ちゃんの様子もよく描写されていて微笑ましい。
大田と鈴香
2022/12/14 21:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
金髪のヤンキーが、そもそもなんで、先輩の依頼を受けるのか……断わればいいのに、無視してもいいのにと、最初はなんかその展開で納得いかなかったのですが…。読み進めると、やめられなくなり……。