- 販売開始日: 2020/07/22
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900993-8
旅の道づれは名もなき竜【SS付き電子限定版】
【電子限定版】書き下ろし番外編「彼の腕の中で見る夢」収録。●竜を捕らえ串刺しにしていた伝説の剣が、500年ぶりに引き抜かれた!! 抜いたのは、力自慢とは程遠い華奢な美青年...
旅の道づれは名もなき竜【SS付き電子限定版】
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商品説明
【電子限定版】書き下ろし番外編「彼の腕の中で見る夢」収録。●竜を捕らえ串刺しにしていた伝説の剣が、500年ぶりに引き抜かれた!! 抜いたのは、力自慢とは程遠い華奢な美青年・シルヴィエル。「祖国を滅ぼした敵に、この剣で復讐するんだ」決意と覚悟を胸に旅するシルヴィエルを、剣から解放された竜が追いかけてきた!? 「俺はお前に興味がある。暇潰しに復讐を手伝ってやる」凶暴で人間を餌としか思っていないはずの竜が、旅に同行すると言い出して…!?
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花喰いの竜
2023/10/19 01:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひーたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
素敵なお話でした。
故郷の人間を全て殺され、復讐を誓うシルヴィエルと、500年以上も大剣に貫かれ、一箇所にぬい止められた竜の物語。
2人は復讐を果たし、幸せになれるのか。
優しい
2023/08/10 11:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
月東先生の作品は初めて読みました。
作風を存じ上げず、主人公の旅の目的が復讐ということでアクション寄りの冒険譚かと思ってましたが、想像よりずっと優しい話でした。
互いの利益が合致しただけの連れ合いの筈が、日々のやりとりや時々起こるイベントを通して互いに信頼を深め大事になっていくのが丁寧に書かれてました。
表紙イラストぴったりです。挿し絵も入ってて眼福でした。
主人公は思い詰めて閉じ籠ってしまってますが大切に育てられたのが分かる子で、竜に気を許してからはほんと可愛かった。
竜と言えば強い!カッコいい!イメージですが、強いけどカッコいいより可愛かったです。
ネタバレかも
竜は約束を違えないそうなのですが、逆を言えば守れない約束をしないということだし、状況が変わったとしても一度した約束は必ず遂行するということでもある。
竜にとって約束はとても大切な重いもの(場合によっては枷になるもの)なので、主人公と幸せの約束をするのが、良かったねー、と沁みました。
ラストの、竜の名前の下りが好きでした。
「小さな幸せを大切にする」
2022/06/30 06:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
竜と旅する話に興味を引かれて手に取ったのですが、
ラスト前あたりはもうじわじわと涙がでてくる展開
竜を捕らえ串刺しにしていた伝説の剣を
500年ぶりに引き抜いたシルヴィエル
シルヴィエルは祖国を滅びした敵に復讐するために
伝説の剣を手にいれたかったのだ。
そのシルヴィエルを追いかけてきたのはその剣に串刺しにされていた竜
「俺はお前に興味がある。暇潰しに復讐を手伝ってやる」
竜はそう言いながらにこやかにシルヴィエルと旅をするのだ。
「花喰いの竜」の彼が咲き乱れる花の中を喜びながら転がる風景が
優しく愛おしい
シルヴィエルが祖国を失ってしまったように
竜も最後の生き残りなのだ。
凍り付いたようなシルヴィエルの心も
竜が溶かしていくような風景は心に染み渡るのだが。
竜にも竜の優しく悲しい目論見があったのだ。
それを知った時には、本当に涙を流してしまった。
(王子様の林檎も涙だったです)
物語の底辺にずっと流れている
幸せの竜の教えは心に染み渡ります。
そして、最後の収まりかたも優しくて愛おしい。
(竜がこらえ性なくデレデレになってるし・・・)
二人がいつか今はない花を咲かせることを祈ってやまない読み終わりでした
そして、いつか竜の名を言えるようになりますようにと。
ちなみに神様になった竜殺しの勇者の理不尽さに
神様って何って感じでした。
澄んだ水のような透明感ある物語
2022/01/02 11:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sawa - この投稿者のレビュー一覧を見る
水彩画の画集を一枚一枚めくってゆくような心地で読み終わりました。
シルヴィエルの心境の変化と共に、最初は靄しかなかった景色に、川が流れ、花が咲き、彩りが豊かになっていく様が、読みやすい文章で語られてゆきます。
現実に疲れてしまってほっと一息つきたいあなたにおすすめです。
一気読み
2021/07/27 16:08
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チーズケーキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもニコニコな竜と、まったく心を開かない人間が旅をしながら心を通わせていくキレイなお話です。
竜が人間味があふれてて良いキャラです。お互いどんどん大切になって。一気読みです。
花喰いの竜の言葉で変わっていく仇討ちしか念頭になかったシルヴィエル
2021/03/21 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者さんは、病気療養をしながら、本業と執筆を並行してこなしている方。
ゆっくり仕事をしているせいか、作品の構成が丁寧。
竜を串刺しにした剣は、妖刀。
578年ぶりに「英雄の剣」を引き抜いたのは、 華奢なシルヴィエル19才。
7年前に滅ぼした黒景への復讐と、フロイア国の復興を志すシルヴィエル
剣から解放された竜は、シルビエルに旅の同行を願い出る。
剣から解放されても、故郷も仲間もみんな消えている、暇。暇すぎてつまらない。
「俺はお前に興味がある。暇潰しに復讐を手伝ってやる」
竜が、人化して同行する。
竜は、とてもオシャベリ。
「花喰いの竜」が、仇討ちしか念頭にないシルビエルに語る言葉で、シルヴィエルが変っていく。
*幸せを見つけたら 何よりも大切にすること。
*恨みや怒りで、目の前の幸せを見逃すな。
小さな幸せを守れ、常に穏やかであれ。
切なくてあたたかいストーリー
2020/12/25 21:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
優しい花食いの竜と故郷を滅ぼされたシルヴィエルの旅物語。心を閉ざしてたシルヴィエルに優しくあたたかい竜にだんだん心を開いていく展開が切なかった。二人が幸せになって良かった。
ネタバレ注意です
2020/08/22 20:57
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投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ注意です。
心温まるお話でした。
復讐を誓い周りに心を許さずに生きてきた少年が、優しい竜に出会って感情を取り戻す、そんな印象を受けました。
花を食べる竜ってかわいいです。
また、治療のため、という理由で行為に及ぶのもよかったです。
竜ならでは、人外ならではというか、そういった部分も思う存分楽しませて頂きました。