電子書籍
感動( i _ i )
2022/12/16 18:14
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投稿者:かこうすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は一度読んだら泣いてしまいます。
ぜひお手に取ってみてください。
最後の一文には誰もが泣かされる展開でしょう。
ぜひお手に取ってみてください。
紙の本
こんな本もあるんだな~。
2023/05/30 22:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ssai - この投稿者のレビュー一覧を見る
圧倒的な絵の才能を持つ少女と、卓越した技術を有し緻密な絵を描く少年。その二人を主人公にし、周囲も含め描いていく。
才能は時として、人を苦しめるものかもしれない。
こんな人間関係が、平易な言葉でも描けるのかと驚いた。
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4月に嘘の本を沢山読もうと手に取った内の一冊。
この作家の本は何冊か積んであるが実際読んだのは初。
天賦の才を持つ画家と才能の塊たちと凡人の織りなす物語。
複雑に絡む人間模様に、張り巡らされた伏線が、いくつかの伏せられたカードにより最後まで明かされないイメージな作品。
この伏せられたカードが明かされたとき、感動する読者と失望する読者に分かれそうな印象を持った。
ミステリ的な驚きを期待したわたしは、残念ながら後者に類してしまった。
なんだろう、雰囲気はもの凄いけれど話を整理すると、割と・・・。
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君を描けば噂になる(角川文庫)
著作者:綾崎隼
発行者:KADOKAWA
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
若き天才画家を取り巻く絶望と愛の物語。
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天才が故に気持ちの伝え方が不器用な2人が、絶望から一緒に這い上がる姿は力強くて、胸が色んな意味で熱くなります。
最後に見える景色は、紛れもなく、愛に満ちている。
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登場人物のそれぞれの背景、視点からストーリーが深掘りされていく手法が新鮮で面白かった。印象的な作品だった。
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夜更しして二時間弱で読み終えました。
再読なのにあんまりピンとこず…。
消化不良感でいっぱい。また読み返そうかなぁ。
綾崎隼さんの本は大好きです。初恋彗星で知り、ノーブルチルドレンシリーズ、蒼空時雨、永遠虹路、吐息雪色、陽炎太陽、風歌封想、旋律月下、命の後で咲いた花は読了してます。梢と恵介にしか共感できないのは凡人ゆえなんでしょうかね…。
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天才と秀才。
芸術の才に恵まれた男女の「ある恋のない愛の物語」。ほんとに的を射た表現。遥都の気持ちは意味ありげに終始ぼかされていたけどある意味一番分かりやすかったかも。ツンデレか?遥都が一番めんどくさいな。
終わって見れば、なんだこんなものか、と思われるかもしれないが、とてつもなく極端で普遍的な愛の物語だったのだろう。
『君を描けば嘘になる』
このタイトルの意味だけが正直ピンとこなかった。
自分は「天才」じゃないとバレる、昔から好きだったのがバレる(=嫌われようとしていた気持ちが嘘だったと気づかれる)のが嫌だった?
一目惚れした灯子にたいしたことないと思われるのが怖かった?
こんなところ?どのみち、好きな気持ちも卑怯だと思う気持ちも本音なのだろうし、当の灯子はそんなこと気にしないし、、、やっぱり面倒くさいな。
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タイトルと表紙に惹かれて購入。その帰り道のバーで、一気読みしました笑
どんな話かといえば、第四部のタイトルそのまま、『ある恋のない愛の物語』というひとことに尽きると思います。
芸術の神様に愛された二人の"天才"、灯子と遥都。
ふたりを取り巻くひとたちの視点で、物語は進みます。
どうしても愛さずにいられない何かや誰かがある人、強烈に何かに惹かれたことがある、"目を奪われる"という経験がある人は、読書中「わかる!そうなんだよね…」という気持ちで、一気読みできてしまうと思います。
また、最後まで読むとタイトルの『君を描けば嘘になる』の意味がわかって、優しい気持ちになります。
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綾崎さんの小説はいつも、欲に抗えず一気に読み切ってしまう。儚くて美しい文章の中毒に飲み込まれて幸せだった。
極端な天才がいるとき、一定の距離や立場がある人しか1人の人間として認められないことがある。
タイプの違う天才でも、天才とその他という構造は崩れにくいからこそ生まれた「ある恋のない愛の物語」、君を描けば嘘になる、と言える素直さが心地よかった。
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生きていて何かに打ち込んだことのある人は大体ぶち当たる壁や苦しみが書かれていて自分の心も少しちくちくした
いろいろな愛の形がある、正解はない
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話が進んでいく感じは面白かったが、最後の真実が明らかになるところがよく分からなかった。私の読解力が無いだけなのか。
その人の行動の意味が客観的にこうかもしれない、となっただけなのが少しモヤモヤした。
読了後知恵の輪を解くのを途中で辞めたような気持ちになった。
でも設定とか描写は良かった。
ラストで一気にラノベ恋愛小説っぽくなった。
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とても印象的なワード、センテンスの多い小説でした。
第四部のタイトル「ある恋のない愛の物語」は、読めば「なるほど」と思います。その一方で小説のタイトルである「君を描けば嘘になる」は作中にも出てきますが、ハッキリと意味がわかる言葉ではありません。(物語上の二人には通じ合っているのでしょうが……)意味がわかりそうで、でも少しわからない。だからこそ読み終わった後も、しばらく考えてしまいます。
また梢の章で書かれていた「少しずつ、少しずつ、馬鹿になっているのがわかる」という文も、酷く私に突き刺さりました。きっと似たような想いをしているからなのだと思います。
灯子と遥都。異なる二人の天才を巡る物語で、妹や先生、別の生徒の視点がある中で、遥都の視点の章だけないのも、凄く印象的でした。(きっと、だからこそタイトルの意味を読み終わっても考えさせられるのでしょうね)
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子供の頃から絵の世界で才能を発揮した2人の物語。
あまり彼らと絡みのない第三者視点が入るなど、最後まで2人の心理描写、関係性が見えてこないため、想像しながら読み進めるのが面白かったです。
ただ、遥都の感情や想いを追いきれなかったので、少し消化不良気味です。再読してみようと思います。。
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「盤上〜」がめちゃくちゃ好みだったので、同じく綾崎さんの作品を。
電子書籍で細切れに読んでいたけど、続きが気になってしまう推進力のある文章は相変わらず。
色んな登場人物からの視点で話が進んでいく構成。
電子書籍だったため残ページ数を意識していなかったがゆえに、最後には遥都視点になるのかと思っていたのにあっさり終わってしまって、びっくり。
ラストのプレゼントの婚姻届はあまりにも唐突で驚いた。ハチクロエンドということ…?
遥都視点がないからこその奥行きなのかもしれない。
遥都が灯子に献身的だった理由が私には読み取れなかった。サブタイトルからして恋ではなかったとは分かるけど、灯子の才能に圧倒されて、灯子ごと守りたかったのかな?
灯子が絵に対して抱いていた気持ちが、遥都にとっての灯子だったのかなあ。
描かれている絵が浮かぶような描写だった。綾崎さんの文体好きだ…