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戦争と法
著者 長谷部恭男
ナポレオン戦争、朝鮮戦争、フォークランド紛争、テロとの戦い、ドローン攻撃……「正しいこと」「望ましいこと」がすべて同時に満たされることのない世界で――・カミュ『正義の人々...
戦争と法
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戦争と法
商品説明
ナポレオン戦争、朝鮮戦争、フォークランド紛争、テロとの戦い、ドローン攻撃……
「正しいこと」「望ましいこと」が
すべて同時に満たされることのない世界で――
・カミュ『正義の人々』が問いかける道徳的ディレンマ
・グロティウスの正戦論とパリ不戦条約という転換点
・憲法典の間隙を突いたビスマルクの政治闘争
・一触即発の核戦争の危機を回避したキッシンジャーの手腕
・国際法の歴史から9条問題の本質を考える ……etc.
憲法学の第一人者が放つ、瞠目の戦争論
近現代史における戦争のダイナミックな質的変容を
法の視点から浮き彫りにした知的興奮の書!
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紙の本
国家の「決闘」禁じる9条の意義
2021/11/10 15:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「戦争と平和」ではなく「戦争と法」。善としての平和ではなく、対立する複数の善の前提条件としての「法」を、戦争に対置させている。戦争の攻撃目標は、「敵国の社会契約、つまり憲法原理」だという、ルソー『戦争法原理』が基調だ。