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だまし絵を描かないための--要件定義のセオリー
著者 赤 俊哉
システム開発プロジェクトにおいては、「無意識のうちに騙(だま)し絵を描いてしまわないように注意する必要がある」と筆者は考えています。要件を定義する際、自分が「騙し絵を描い...
だまし絵を描かないための--要件定義のセオリー
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だまし絵を描かないための要件定義のセオリー
商品説明
システム開発プロジェクトにおいては、「無意識のうちに騙(だま)し絵を描いてしまわないように注意する必要がある」と筆者は考えています。要件を定義する際、自分が「騙し絵を描いている」ことに気づかないまま後工程に進んでいくと、騙すつもりはなくても、システムにからくりを仕込んでしまうことになりかねません。また逆に、騙し絵が描かれていることに気づかないまま 後工程に進んでいくと、「からくりに気づいた時には既に遅い」という事態に陥ります。
筆者は、騙し絵が原因となって難航した開発プロジェクトを数多く見てきました。それほどにビジネス・業務・システムの無数の色合いを「要件として明確化する」ことは困難な作業なのです。
本書では読者の皆様と、そんな困難な作業に、できる限り少ない労力で立ち向かうための術を、共有したいと考えています。奥深い要件定義について、一緒に学んでいきましょう。 (本書「まえがき」より)
目次
- ■第I部 要件定義と情報システム
- 序章 なぜいま「要件定」なのか?
- 0.1 システム開発における「要件定義」とは?
- 0.2 本書が目指すもの
- 0.3 本書の構成
- 第1章 情報システムにおける要件定義
- 1.1 要件定義が果たすべき目的
- 1.2 要件定義の工程
- 1.3 種のシステムと2 種の案件
- 第2章 要件定義の基本方針
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