残照の剣 風の市兵衛 弐[27]
著者 辻堂魁
《宰領屋》矢藤太の許に大店両替商《近江屋》から、唐木市兵衛を名指しで仕事の周旋依頼があった。蟄居閉門中の武州川越藩士に手紙を届けてほしいという。二人は川越藩に国替えの噂が...
残照の剣 風の市兵衛 弐[27]
商品説明
《宰領屋》矢藤太の許に大店両替商《近江屋》から、唐木市兵衛を名指しで仕事の周旋依頼があった。
蟄居閉門中の武州川越藩士に手紙を届けてほしいという。二人は川越藩に国替えの噂があり、資金調達のため圧政下にあると知る。
異論を唱えた藩士も改易は必定、その時は江戸に迎えたいというのだ。
市兵衛は矢藤太と共に川越へ赴くが、到着するや胡乱な輩に囲まれ……。
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川越の地へ
2023/10/24 21:35
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
唐木市兵衛は、口入屋とともに、川越の地へ、両替商の依頼で出向き、侍同士の争いに巻き込まれる。武士の意地が妙なところで世の中を乱しているような大名家が、江戸後期のありふれた存在だったのか。まあ、主人公は、冷ややかに世間を見ているような気がする。