紙の本
謝罪の神様
2021/01/10 00:55
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
謝罪にまつわるあれやこれやの会話劇。
正直エンディングはちょっとよくわからなかったので、
そこまでの考察のほうが面白かった。
いろんなパターンがあるね。
謝罪も。人間関係も。
撫子神は沖縄へ。
紙の本
意地で読んでるシリーズ
2020/11/02 06:30
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リンドウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
当初、この本のレビューは書かないつもりでいました。
長い<物語>シリーズの終盤(?)で、初心者にはオススメできないし、何より読みづらいです。
前半の「おおぎライト」は、偶数章の語りが誰の語りなのか気になるところです。
後半の「おおぎフライト」は、千石撫子の専門家修行の一コマが描かれています。
このシリーズも残すところあと2冊(終わる終わる詐欺じゃなければ)。もうこうなりゃ、意地でも全巻読んでやろうと思っています。
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ストーリーは別にして、謝罪というテーマは面白かった
その場を収めるための気持ちが入ってない謝罪や、本心で謝罪しても相手に伝わらなかったり、むしろ逆上させてしまったり、プライド高くて謝らない人とかいろいろあるな
相手が何で怒ってるのかわからないけど、謝らなきゃどうしようもない時の空気が嫌だな
まさかの貝木さん復活なのね
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・謝罪がテーマの本作。謝罪をカテゴリ分けしていたのがよかったです。興味深かったので読み込みたい。
・原因が怪異で救われたのは誰なのでしょうか
・良くも悪くも、会話が多いのが物語シリーズの特徴だなとおもいました。
・合間合間の独白、上洛さんが話し手であるとミスリードさせてますよね?
・経験者だからといって、今苦しんでいる人に寄り添えるかというと必ずしもそうではない………「人は一人で勝手に助かるだけ」
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作品紹介・あらすじ
“洒落にならない化物でして。吸血鬼さえ、敵ではないほどの”
友人の食飼命日子に彼氏との仲違いを相談された阿良々木暦。
自身も戦場ヶ原ひたぎから別れを告げられたばかりだった――謝罪の言葉と共に。
騒動は怪異の仕業だと推理した暦は、
裏面にして怪異のエキスパート・忍野扇のもとへ向かう。
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
【収録作】おうぎライト/おうぎフライト
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阿良々木暦大学生のモンスターシーズン三巻目。
今回のテーマは「謝罪」。
タイトルは「おうぎライト」「おうぎフライト」だが、あまり忍野扇ちゃんくんさんは関わってない。
「おうぎライト」
暦の大学での友人、命日子から、彼氏が私を傷つけたという勘違いの謝罪をされ、そのことを周りにも公言して憚らずどうにかならないかという相談を受ける。
更に後日、ひたぎからは過去のこと(ホッチキスの件)を謝りたく別れ話をされ、
さらには絶対に謝らない性格の育からも謝罪攻勢を受ける。
明らかに怪異がかかわっている。
調査するにつれ、謝罪している人たちには、直江津高校OBでオープンキャンパスの案内役をしていたという共通点があった。
ここで頼れる直江津高校の後輩ちゃん、神原駿河ではなく日傘星雨に頼ることに。
「おうぎフライト」
元かわいいだけの中学生、元神の千石撫子、
詐欺師の貝木泥舟、
死体人形の斧乃木余継、
の三人組が沖縄の西表島にバカンスへ向かい、次巻に続く。
なんて組合せなんだよ。
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撫子の話はどこへ続くのか…。
扇ちゃんメインと思いつつ、
阿良々木くんの大学の話と
撫子の話。
謝ることが暴力みたいなことって
そんなことある?と思ったけど
やり方によってはかなり暴力的にもなるのか、と
新しい視点。
起こった現象?としては
迷惑以外の何者でもなかったけど。
撫子の話も残りページ数的にどう終わるのかと思ったけど、
続編があるようで…(笑)
なかなかのチームで、行くところも似合わない感あって
続きを読むのが楽しみです。
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『デリバリールーム』でも炸裂していた西尾維新さん独特の言葉遊びだけれど、長いシリーズ物でキャラの位置づけがよく分かっているとより楽しめる。キャラ同士の掛け合いもやっぱり楽しいね。八九寺の「噛みまみた」にほっこり癒やされる気がした。「表」と「裏」のどちらがどちらの中にあるのかという話には唸ってしまった。さすがです。AI手塚治虫のくだりもニヤニヤ。
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謝罪という行為は人や場面によって変わってくるのだと思えるような話で確かに普段謝罪することのない人が謝ってくると気味が悪いよなと共感しました
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謝罪ねぇ。それにしてもセカンドシーズンからこっちは読んでいてもあまりワクワクしない。撫子編はそれなりに面白く、先が気になる作りではあるけれども。あと、読みながら作者はプライベートで子育てでもしてるんだろうか? と思いながら読んだ。
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「おうぎライト」
必要以上に場所を選ばず謝罪を。
全てが何かの間違いだと疑いたくなる状況だな。
怪異ではなく言霊と言えばいいのか分からないが、彼女の執念が異常だった事だけは確かだな…。
「おうぎフライト」
修行中に再開した相手は自分を。
本人たちに自覚が無いというのが気味が悪いな。
どれだけの人を呪い返されたら、そんなに大量の穴が開くのか不明だが目を背けたくなりそうだな。
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謝ることと許すことのお話。
偶数チャプターの声の主、最後まで分からなかった愚か者です。
読み返せば確かにあの人の要素盛り込まれているんですが、てっきり妖魔令か落葉の声かと思っていました。
と、日傘ちゃんの名前って「ほしあめともせいうとも読む」が正解だったと記憶してるんですが、本作では「ほしあめ」とだけルビが振ってあって「せいう」に関しては一切触れなかったですね。
(忍では「せいう」、宵では「ほしあめ」だったんです?)
あと老倉の発言で怪異現象と気付くのに一番笑いました。
チャプター21の「妖しい光を放っている」の後は「妖魔光(レイ)」だと思ったんですけど普通に「妖魔令」でしたね。
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大学の友人命日子から彼氏に一方的に謝罪されるという困惑を聞いた直後、謝るという概念知ってますか?な戦場ヶ原&老倉から異常な謝罪が。怪異が原因なのか調べていく阿良々木君パートの話は「謝罪」に関してあらゆる考察が出てきてそこは読み応えあった。表面的には謝ったらはいそこでおしまい!でもそうはいかないのが感情の難しい所。しかし読みにくいのなんの。何度も目が滑った。仕掛けが判ってもはいそうですか、な感想。呪ってきた相手に対峙する撫子ちゃんパートはすっきり読みやすかったし話も大きく展開して先が気になる終わり方。タイトルは扇ちゃんなのに全然物語られないのは正体が正体だし妥当か。
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謝罪がテーマ。
クビキリシリーズを始めとした西尾維新作品を学生時代に夢中で読んでいた身として、当時のようにのめり込めず残念。
本シリーズの魅力である言葉遊びに対して、よく思いつくなという尊敬の念を覚えながら読んだ。
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p.34
元より友達の彼氏に会うつもりなんてなかったけれど
物語シリーズは全部読んできました。
昔は面白く感じた言葉遊びが、今は微妙になってしまいました。歳をとったせいかな。
上記の阿良々木君のセリフは流石だなと思いました。そりゃあ友人、コミュニティは拡がらないよなと感服しました。
撫子の物語はどうなるのかな?
世界に羽ばたいた羽川のことはもうやらないのかな?