電子書籍
もう1人は誰なのか・・・?なかなかわからない。
2020/10/17 21:49
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投稿者:かな - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作、外伝のエピソードSの両方を読んでいれば死者が誰なのかは、すぐにわかります。
最初のクラスみんなが席につく時の違和感も気づける。
ただ、もう1人の死者が誰なのかは最後まで気づかなかった。苗字まで変わってしまう、元生徒、担任で無くても蘇りOKなら今後対策は難しいかも。
紙の本
三年三組
2022/02/11 20:59
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
予想通り、コワーイです。ホラー小説ですね……。感想としては、やはり、前作同様、です。結局、生きているのかと、思う人物がやはり亡くなっていたり、結婚離婚で、名字が変わっているとね……
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死者は誰なのか、なぜ災厄が続くのか。そのトリックが途中で分かってしまって、真相が明かされたとき「ああやっぱり」と少し醒めてしまった。引っ張るわりに最後の最後は呆気なく。「辻褄が合ってない」と作中でも述べられ、こっちとしては伏線回収と裏切りで感嘆の声を上げたいのに。あと「(名詞)、だった。」という書き方が多くて、作品のリズムなのだと思うけど、必要以上にカッコつけてる感じがしてしまって、好きになれなかった。題材とか設定は好きなんだけどなあ…。
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面白かった!
あんなに分厚い本なのに、止められなくて一気に読んでしまった。
前作を読んでない人も、楽しめるしより一層過去になにがあったのかと前作を読みたくなるはず。
エピソードSもAnotherも読み返したい。
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綾辻行人7年ぶりの長編新作です。
待望の続編だったので、期待しすぎた感じが影響しないといいなと思いつつ読み始めましたが、、、。
そんな心配は全く無用で、Anotherの世界にどんどん引き込まれてゆき、早く読んでしまいたい気持ちもあったのですが、それももったいなくて、ゆっくり噛み締めながら味わいました。
「AnotherエピソードS」の比良塚想が今回の主人公。
彼が2001年、夜見北中の3年3組の一員になり「ある年」だった場合「いないもの」を自ら引き受けます。
エピソードSでの想を思うと、読み進めるうちに想の思考や態度から自ずと先を想像してしまうのですが、そんな甘い推理通りには進みません。
3作目ならではの展開がさらに待ち受けており、期待を裏切りませんでした。
怪しいなぁとか、この展開、嬉しいなぁとか、さすがホラーと思うような不気味でゾワっと鳥肌が立つシーンもありました。
Anotherは「記憶」がメインで、今回はその改竄の瞬間の世界も感じられます。
学園ホラーであり、青春、ミステリー、読後は毎回切なくなり、この思いをどうしようと本を閉じます。
大好きな綾辻行人の綺麗な表現と世界観に浸れて、心を洗浄していただきました。
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面白かった!
展開に翻弄されながら作品世界に夢中になっていた。
「死者」が予想外に早く明らかになったので、あれ?って思ったら、うわ、そうくるか!
「ある年」のための対策での「いないもの」。
せっかく2人決めて乗り切ろうとしたのに。
やはり始まってしまう災厄。
中学生が背負うにはあまりにも過酷。
災厄を止める方法もあまりにも残酷で悲しい。
主人公・想の友人八木沢の明るさが救いの1つだったのに、あんなのって、あんなふうになることを恐れていた。泣かずにはいられなかった。
ホラーで、青春もので、本格ミステリでもある。
素晴しい読書体験を得た。
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大部だけど圧倒的なリーダビリティ。読みだすと早い。前二作の内容はあまり覚えてないけど十分楽しめます。第三部になるとまさかのスペクタクル(ジェラシックパーク)? 個人的には第二部までの方が好き。後書きで作者が続編も、とコメントしていて、たしかに本書にも伏線くさい話はあるんだけど、次は10年後かな…
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読みたくて図書館から借りては来たものの、あまりの分厚さにしり込みしてしばらく手がつけられなかった(持ち歩くのにも大変だし)
いざ読み始めたら前の二作がうろ覚えだったが、長さは全く苦ではなく気持ちをそらされずにどんどんページが進む。前作同様、「災厄」の状況がグロテスクだった。死者の正体が推測していたのと違ってて、それでも心当たりもあって納得したのにまだまだページが残っててあれれ?みたいな。結局推測は当たっていたのだけれど。
帯の「渾身の」という言葉に偽りなしという感じでした。もう1作続編が出るらしいのでいつになるか楽しみにしています。
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『Another』と『AnotherエピソードS』を読み万全の体制で挑みました。
いやぁ面白かったです。厚さなんて気にならないくらい本当にあっという間でした。
(持ち運びがしづらいのと、読む時に持ちづらいのは別として)
今作もホラーとミステリーのバランスが絶妙でドキドキしながら読みました。
前2作を読んでいるとそれぞれのキャラクターや過去の出来事がイメージしやすいのは間違いありませんが、仮に読んでいなかったとしたらそれはそれで別の面白さがあるように思いました。どちらのパターンで読んでも違う面白さがあるというのはある意味すごいことだなと。
続編があるとのことですなので気長に楽しみに待ちたいと思います。
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内容に引き込まれて一気読みしました。全体的に面白かったです。前作同様の雰囲気が味わえて満足です。次回作が最後になるということで、災厄について不明な部分が明らかになるのでしょうか。
ラストの展開は前作の方が好きです。今作の方が確かにスケールアップしてる感はあるんですが。ゴールまでの展開が読めてしまい、外れてなかったのが一因かもしれません。中盤までの展開はとても面白く、終盤どうなるんだろうかとワクワクしました。
面白いし引き込まれたのは間違いないです。
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2021.1.13読了。
一作目ほどのインパクトはなく、やや冗長に感じました。
シリーズ作をちゃんと復習しておけば、もう少し評価は高かったかもしれません。
とはいえ、後半からの一気にまくし立てる展開はさすがの一言でした。
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怒涛の読書時間。
約800ページの物語の中に、読み飛ばしていい部分が全くないという。
理不尽な力によってバタバタと人が死んでいく。防ぐことはできるのか、生き延びることはできるのか。
まさに目に見えない疫病によって日々圧迫されている今の私たちと同じような恐怖にさらされているのが、まだ子どもと言っていい15歳中学生。むごすぎる運命。
しかも自分やクラスメイトやその家族たちを守るために選ばざるを得ない道の重すぎること。どこまで痛めつけるんですか綾辻さん!!
全てが重なり合い積み重なり合いいくつもの違和感の意味が回収されてたどり着く結末。
あぁああ!そうか!そうだ!とパズルのピースが当てはまる。恐怖の中の快感。
うううむ。ここから綾辻小説に足を踏み入れていく人たちのために既刊本をそろえねば。
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面白かったです。
続編ですが、前作を知らずとも読めると思います。
前作知っていると…違う感覚で読めますね。
自身はAnotherもAnotherエピソードSも読み返した上でしたので、踏まえている内容がどう展開していくのかを見ていくのが非常に楽しかったです。
また、Anotherらしい事件にゾクゾクさせられました。
本は800ページの長編ですが、途中でだれることもなく一気に読むことができました。
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20頁くらい読んで一旦止めて…そこから770頁ほどは一気読みでした。もう夜だよ!(笑)
怖い。不条理。夜になったらぞくぞくする。でも「私には絶対に起こり得ない」っていう安堵感あるという不思議さですよ。ほんとにこの中学校じゃなくてよかった。
そして、何にしろ「バランス」は…大事だし怖い。ほんっとーーーに、怖い。先回りしてのバランス維持って、良かれ悪しかれだな…。
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アニメであったなぁと買ってみて、分厚さにビビるも、読んでみたらあっという間に感じる面白さでした。
前作も読んでみたいと思います。