恋知らずのラプンツェル

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投稿者：ぬ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

甘々なお話で癒されたい時におすすめです

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ベタベタ甘々の、よくあるBＬ調じゃなくて、前半はＢＬ臭が殆どしない描写で、読みやすかった。
心理描写重点。

眞幸は、貿易会社社長の長男だけど、５才で生母と死別。
母没後に、愛人が異母弟を連れて後妻に入ってきた。
後妻は、自分の子を前妻の子から隔離したくて、主人公を何かと避ける。
異母弟は、自分が不倫の子だと知り、前妻が病死してすぐ家に入れた図々しい両親を赦せない。
兄の眞幸を慕って、母親に内緒で遊びに来る、優しい子。

扱いの格差を世間が話題にするし、異母弟も気にしている。
後妻は、全寮制の学園に長男を通わせて、４才年下の異母弟は、他の学校に通わせる。
異母弟は、大卒後に本社勤務になる予定。
眞幸は長男なのに子会社勤務、しかも功績は全て本社に吸い取られて評価されない。

後妻に遠慮して実家に帰れない眞幸を、構ってアチコチ連れて外に出してくれたのは、ＯＢの牧野だった。
人を避けて、時計塔の窓辺でいつも読書をするラプンツェル＝華奢な眞幸の孤独が気になっていたという。

プラトニックなお付き合いの前半、
後半は先輩後輩ではなく、恋人同士に変化すると、表現も変わっていく。

官能小説ではないＢＬ。
心の繋がりが強い二人の物語は、読後感が凄く良い。

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投稿者：かたつむり　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とってもお似合いのカップルです。スパダリ×無自覚なひとたらし。
こんな大人なやりとりに憧れますね。
イラストも素敵です

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投稿者：KoLe　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この作家さんの攻は、エチ時、言葉使いがオラオラ風になりがちだと常々思っていたのですが、本作はオラ成分低めだったので、途中表紙で著者を再確認しました。個人的にはこっちの方がキャライメージが保てて好きです。
タイトルどおりの可哀想な身の上を過去に持つ姫様設定で、予想を裏切らない王子様とのハッピーエンドの安心ストーリーです。
疲れることなく読めますので、怒涛の展開を期待したい人にはもの足りないかも。私はこういった読み切りで、明日の仕事に響かない揺さぶられ感弱のお話が好きなので楽しめました。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

おとぎ話のお姫様のような受けと受けを護る王子様のような攻め。もちろんおとぎ話同様ハッピーエンドなので安心して読めます。
抱擁力のある攻めが長年受けを護り周囲をけん制してついに受けを手に入れて、受けを虐げ口撃してきた家族に鉄槌をくだすのが気持ちいい。

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投稿者：ススキ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お話の初めあたりから、主人公がスパダリに守られながらハッピーエンドになるのが分かるので、安心して読めます。

ただ、主人公がスパダリに対して尊敬から恋愛の気持ちに変わる心情がイマイチ伝わってこなかった。
若干流されやすい性格かも？

だけど、脇キャラも優しい人たちだし、多少の困難もスパダリたち大人が手助けしてくれてスムーズに進むので、ハラハラ小説よりほんわか小説を読みたい時にオススメです。

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投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

薄幸の美少年が、セレブが集まる学校に継母の策略で入れられて。そこでスパダリな先輩に見初められて囲い込まれて幸せになりましたとさ。おしまい。というおとぎ話風なお話でした。
恋を知らなかった真幸が、なしくずし的に付き合うんじゃなくて、もう少し気持ちの動きが欲しかった。