いじめとひきこもりの人類史(新潮新書)
著者 正高信男
野生の動物は不快なものには近づかない。危険を感じればすぐ逃げる。なのになぜ、ヒトの世界にだけ「いじめ」が成立するのか。その起源は、遊動・狩猟から定住・共同体へ、という劇的...
いじめとひきこもりの人類史(新潮新書)
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商品説明
野生の動物は不快なものには近づかない。危険を感じればすぐ逃げる。なのになぜ、ヒトの世界にだけ「いじめ」が成立するのか。その起源は、遊動・狩猟から定住・共同体へ、という劇的な生活変化にある。そこで始まった「よそ者」排除は、異界への「漂泊」「隠棲」を経て、逃げ場のない現代社会において大勢の「ひきこもり」を生みだした。500万年にわたる人類史から、ポストコロナの社会像をも見据える壮大な文明論。
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最終章の後半部分は余計な感じが・・・
2020/11/04 13:12
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いじめやひきこもりはどうして世の中に誕生したのか、その歴史を学問的に説明した1冊です。動物でもいじめはある、著名な歴史上の人物もいじめやひきこもりだった、というエピソードが数多く取り上げられています。
決して、いじめを擁護する内容ではありません。
しかし、最終章の後半部分で著者がある物質を積極的に紹介しているのですが、これまでの話の展開で、この情報はあまりにも唐突で、取ってつけた感が否めませんでした。この部分は余計だと思いました。