パスタマシーンの幽霊(新潮文庫)
著者 川上弘美
恋をしたとき、女の準備は千差万別。海の穴に住む女は、男をすりつぶす丈夫な奥歯を磨き、OLの誠子さんは、コロボックルの山口さんを隠すせんべいの空き箱を用意する。おかまの修三...
パスタマシーンの幽霊(新潮文庫)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
恋をしたとき、女の準備は千差万別。海の穴に住む女は、男をすりつぶす丈夫な奥歯を磨き、OLの誠子さんは、コロボックルの山口さんを隠すせんべいの空き箱を用意する。おかまの修三ちゃんに叱られ通しのだめなアン子は、不実な男の誘いの電話にうっかり喜ばない強い心を忘れぬように。掌小説集『ざらざら』からさらに。女たちが足をとられた恋の深みの居心地を描く22の情景。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
川上弘美のうそ話
2024/05/22 08:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えんぴつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
川上弘美は、さらりと書く・・・うそ話を。
本作は短編集だが、あらま・・・とうそ話に引き込まれる。
この人は、頭脳明晰なんだ、と思う。
好きな作品はいろいろあるが、「きんたま」なんて表題をつけるセンスは光る。なんの話だ、と読み進めていくとじんわりの読後感。こういうのは川上弘美の真骨頂かな。
修三ちゃん、また会いたいね。