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電子書籍
世界を動かすイスラエル
著者 澤畑剛(著)
米トランプ政権の岩盤支持層「キリスト教福音派」の取材を先取りし、「中東ドローン戦争」を予見した駐エルサレムNHK特派員による深層リポート。ハイテク立国イスラエルと激変する...
世界を動かすイスラエル
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世界を動かすイスラエル (NHK出版新書)
商品説明
米トランプ政権の岩盤支持層「キリスト教福音派」の取材を先取りし、「中東ドローン戦争」を予見した駐エルサレムNHK特派員による深層リポート。ハイテク立国イスラエルと激変する中東情勢を、「イノベーション」「アメリカのキリスト教福音派」「シェール革命」など、複数のキーワードから多角的に読み解いていく。長期取材によって〈見えにくい国イスラエル〉の実像を浮き彫りにし、中東のみならずアメリカ、湾岸諸国、そして世界のゆくえを占う渾身のルポルタージュ。国際社会で活躍するビジネスパーソン必読の書。
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紙の本
イラン敵視が大きい 中東情勢
2024/02/08 22:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:清高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1.内容
本書初版は2020年7月10日なので、その時までの、すなわち、アメリカの大統領がドナルド・ドランプの時までのイスラエルと中東情勢を書いた本。トランプは、アメリカ大統領の中で最もイスラエル寄りであったが、エルサレムを首都とするなど、イスラエル寄りの政策を次々と実現させる。そうなると、周辺のイスラム諸国は黙っていないはずだが、デモが少しあっただけで穏やかであった。その理由の一つは、周辺のイスラム諸国がイランを敵視していることである。
2.評価
(1)たしかに2020年の本で、現在のアメリカの大統領はトランプではなくジョー・バイデンなので、古くなっている。
(2)しかし、イスラエルや中東の問題の背景がわかる本なので5点。イランというのはシーア派の国であり、イスラム教の中では少数派であるが(島薗進.宗教って何だろう?.平凡社,2017,(中学生の質問箱),p.136-138をご一読)、それゆえか、周辺のイスラム教国がイランを敵視していることがイスラエルにも有利に働いている(もちろん、同じイスラム教の地域のパレスチナが苦境に陥っていることと表裏一体だが)ことを知ることができて有益であった。そのほか、イスラエルのビジネス事情(実は日本は出遅れた)、原油価格の影響(アメリカのシェールガス革命はサウジアラビアの地位を相対的に押し下げた)などが書かれており、それも有益だった。
紙の本
イスラエルについて
2022/02/05 11:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピクミン太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラエルについて多方面から知れる書
単にコロナ対応にとどまるだけではなく、何がイスラエルの強みとなっているか、何を恐れているのかについて知れる。
紙の本
中東問題の本質を突いた一冊
2020/08/30 11:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷーちろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書では、中東問題をイスラエルを中心にNHKエルサレム支局長の経験をもとに様々な切り口から語られている。
イノベーション大国として目されているイスラエルは、なぜ小国ながら生き残ることができたのか。アメリカ福音派との関係、中東の大国イランとの確執、など、昨今報道されている中東問題の本質が、記者の視点で分かりやすく整理されている。
中東問題をはじめとした国際課題に関心のある方が入門されるのに適している。