読割 50
電子書籍
音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日
著者 岡田暁生 著
二〇二〇年、世界的なコロナ禍でライブやコンサートが次々と中止になり、「音楽が消える」事態に陥った。集うことすらできない――。交響曲からオペラ、ジャズ、ロックに至るまで、近...
音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日 (中公新書)
商品説明
二〇二〇年、世界的なコロナ禍でライブやコンサートが次々と中止になり、「音楽が消える」事態に陥った。集うことすらできない――。交響曲からオペラ、ジャズ、ロックに至るまで、近代市民社会と共に発展してきた文化がかつてない窮地を迎えている。一方で、利便性を極めたストリーミングや録音メディアが「音楽の不在」を覆い隠し、私たちの危機感は麻痺している。文化の終焉か、それとも変化の契機か。音楽のゆくえを探る。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
コロナ禍で「音楽が消える」という大事態に陥った今、これは文化の終焉なのか、それとも新たな変化の契機なのか。近未来の音楽の行方を考察した一冊です!
2021/03/03 10:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『オペラの運命』、『西洋音楽史』、『音楽の聴き方』、『ピアニストになりたい!』、『オペラの終焉』、『リヒャルト・シュトラウス』など音楽に関する興味深い著作を次々に発表されている岡田暁生氏の作品です。同書は、2020年の世界的なコロナ禍でライブやコンサートが次々と中止になり、「音楽が消える」事態に陥った危機的状況と今後の音楽のゆくえを探った一冊です。現在、コロナ禍で音楽ファンが一堂にコンサートホールなどに集うことすらできない状況です。すなわち、交響曲からオペラ、ジャズ、ロックに至るまで、近代市民社会と共に発展してきた文化がかつてない窮地を迎えているのです。他方、利便性を極めたストリーミングや録音メディアが「音楽の不在」を覆い隠し、私たちの危機感は麻痺しています。現在の状況は、文化の終焉なのでしょうか、それとも変化の契機なのでしょうか。これからの近未来における音楽のゆくえを筆者独自に考察した貴重な一冊です!