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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2020/11/13
  • 出版社: 亜紀書房
  • ISBN:978-4-7505-1649-3

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「母と息子」の日本論

著者 品田知美

母は甘やかなのか、重たいのか?成績がよいことですべてが免罪される男たち。それを支える母と息子。その濃密な関係が日本社会の骨組みを作っている。??男性にとって女性は恐るべき...

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「母と息子」の日本論

税込 1,870 17pt

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商品説明

母は甘やかなのか、重たいのか?


成績がよいことですべてが免罪される男たち。それを支える母と息子。
その濃密な関係が日本社会の骨組みを作っている。

??男性にとって女性は恐るべき母でしかないとしたら、
社会の中での女性への差別もミソジニーも当然かもしれない。


西原理恵子『毎日かあさん』、のぶみ『ママがおばけになっちゃった!』、古典ともいえる江藤淳『成熟と喪失』、村上春樹の小説群や、ひきこもり、教育ママ、相模原障害者殺人事件など、社会で起こる様々な事例を引きながら、母と息子の関係性をものさしとして、日本社会のいまを考える。


【目次】
まえがき
第1章 母親業はやめられない??過酷で甘美な母というお仕事
第2章 母は捧げる??自己犠牲という弱者の戦略
第3章 母の愛は有償である??イエの継承者をつくる
第4章 イギリスに「いい息子」はいない???ジェントルマンの予備軍たち
第5章 母は稼いで世話もする??「ダメ息子」と「しっかり娘」のお約束
第6章 恐れられる母は女性蔑視を生む??マザコンを隠蔽するセクハラ
第7章 繭のなかから世界を眺める??幽閉される息子たち
第8章 豊かな世界と「ママっ子男子」の登場??友だち化する母と息子
第9章 「教育ママ」の現在と未来??マニュアルをつくる母親たち
第10章 母は見捨てる??切断する母の論理
第11章 母の喪失と崩壊??「父」なき社会の底知れぬ不安
終章  母と息子が離れるとき、日本は動き始める
あとがき

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