- 販売開始日: 2020/11/20
- 出版社: ウェッジ
- ISBN:978-4-86310-231-6
ゲノム編集食品が変える食の未来
著者 松永和紀
◎ノーベル化学賞で注目!ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」人口増、温暖化、食品ロス……パンデミックが拍車をかけた「食×SDGs」の実践!高GABAトマト、肉厚マダイ、...
ゲノム編集食品が変える食の未来
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商品説明
◎ノーベル化学賞で注目!ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」人口増、温暖化、食品ロス……パンデミックが拍車をかけた「食×SDGs」の実践!
高GABAトマト、肉厚マダイ、収穫量の多い米、茶色くならないレタス……新品種の開発が次々と進む日本が食の問題解決に貢献。2050年、世界100億人の「食」を救う最先端技術の全貌と食の未来。
現在の世界的な食料事情、品種改良への期待、遺伝子組換えやゲノム編集の技術、日本や海外の開発競争、知財権争い等、食品分野における遺伝子技術を巡る最新動向を解説。消費者が両者を忌避する心理等も浮き彫りにし、未来の食の行方、日本が果たすべき役割を考える。
[目次]
序 章 ポストコロナ時代のフードセキュリティ
第1章 誤解だらけのゲノム編集技術
第2章 ゲノム編集食品が食卓を変える
第3章 ゲノム編集の安全を守る制度
第4章 ポストコロナで進む食の技術革新
第5章 ゲノム編集をめぐるメディア・バイアス
第6章 「置いてきぼりの日本」にならないために
<著者略歴>
松永和紀(まつなが・わき)
1963年生まれ。89年、京都大学大学院農学研究科修士課程修了(農芸化学専攻)。毎日新聞社に記者として10 年間勤めたのち、フリーの科学ジャーナリストに。主な著書は『食の安全と環境 「気分のエコ」にはだまされない』(日本評論社)、『効かない健康食品 危ない自然・天然』(光文社新書)など。『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』(同)で科学ジャーナリスト賞受賞。「第三者委員会報告書格付け委員会」にも加わり、企業の第三者報告書にも目を光らせている。
※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『ゲノム編集食品が変える食の未来』(2020年11月17日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
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ゲノム編集へのイメージが変わる1冊
2021/02/08 15:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲノム編集された食品は危険、というイメージがありますが、その悪いイメージが当書を読むと一気に変わります。また、ゲノム編集と遺伝子組み換えは科学的に全く異なる作業であることも、しっかり説明されています。
ゲノム編集食品の安全さ、必要さを説いた1冊です。種苗法改正についても取り上げています。
ゲノム編集食品は危険、種苗法改正に断固反対、そう思う方々にも反面教師で読んでほしい1冊です。どう受け止めるかは別ですが、勉強にはなるはずです。