電子書籍
芝公園六角堂跡 狂える藤澤清造の残影
著者 西村賢太
ここ数年、惑いに流されている北町貫多。あるミュージシャンに招かれたライブに昂揚し、上気したまま会場を出た彼に、東京タワーの灯が凶暴な輝きを放つ。その場所は、師・藤澤清造の...
芝公園六角堂跡 狂える藤澤清造の残影
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芝公園六角堂跡 狂える藤澤清造の残影 (文春文庫)
商品説明
ここ数年、惑いに流されている北町貫多。あるミュージシャンに招かれたライブに昂揚し、上気したまま会場を出た彼に、東京タワーの灯が凶暴な輝きを放つ。その場所は、師・藤澤清造の終焉地でもあった――。何の為に私小説を書くのか。静かなる鬼気を孕む、至誠あふれる作品集。「芝公園六角堂跡」とその続篇である「終われなかった夜の彼方で」「深更の巡礼」「十二月に泣く」の四篇を収録し、巻末に、新たに「別格の記――『芝公園六角堂跡』文庫化に際して」(18枚)を付す。
※この電子書籍は2017年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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紙の本
西村賢太の藤澤清三への思いなど知ったこっちゃない
2021/09/23 11:23
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤澤清三への思いを綴った4篇が収められている。著者あとがきでも記されているが、これらの作品は著者にとって別格らしい。その理由は、著者の藤澤清三没後弟子としての再確認するものだからだとか。そんなことは知ったこっちゃないのだが。そんな読者は今後読まなくていいなどとも書いている。西村賢太の藤澤清三への思いなどどうでもいいので、今後このような作品が続くようだと読まないかもしれない。