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これからの「教育」の話をしよう 6
コロナ禍を機にデジタライゼーションへのニーズが高まる日本の教育現場。今教育の本質が問われる急激な変化があらゆる教育機関で起こっています。本書は、教育関係者が集まるFace...
これからの「教育」の話をしよう 6
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これからの「教育」の話をしよう 6 (NextPublishing)
商品説明
コロナ禍を機にデジタライゼーションへのニーズが高まる日本の教育現場。今教育の本質が問われる急激な変化があらゆる教育機関で起こっています。
本書は、教育関係者が集まるFacebook上のグループ、学校広報ソーシャルメディア活用勉強会(略称:GKB48)による、教育改革をテーマにした人気シリーズの第6弾。オンライン教育はもとより大学生のキャリア教育からドラッガーの組織論まで幅広い研究テーマを実践する明治大学の阪井和男教授、コロナ禍において、いち早く全学オンライン導入を決定した日本薬科大学の都築稔副学長など第一線で活躍する教育者のインタビューや、GIGAスクール構想への取り組み、第7回GKB48 教育カンファレンスのスピーチを掲載。ウィズコロナ、アフターコロナに向けて、新しい教育の展望を示します。
目次
- 第1章 大学改革とCOVID-19
- 1-1 ブランディングとインナー広報、現代に通じる「講」の精神
- 駒澤大学学長長谷部八朗氏に聞く
- 1-2 全学ライブ型オンライン授業導入で実感した教育の未来
- 日本薬科大学副学長都築稔氏に聞く
- 1-3 オンライン教育を成功させる方法~次世代を担う学生を育てる
- 明治大学教授阪井和男氏に聞く
- 1-4 求める学生像を、受験生に届ける方法[鈴木洋文]
- 1-5 今、立ち止まって考える持続可能な大学広報の考え方[安田智宏]
- 1-6 大学の常識を疑う[山本啓一]
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最新の教育改革の動きを知ることができます
2021/01/03 11:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラックコーヒー - この投稿者のレビュー一覧を見る
『これからの「教育」の話をしよう』シリーズはここ10年の教育改革の動きを教育現場で改革(イノベーション)に取り組んできた人を毎年取り上げてきていて、すでに100人を越える人(グループを含む)の実践と提言を紹介しているが、今回の6「教育改革×コロナ共生時代」ではコロナ禍で大学と高校、中学、小学校がどのように対応してきたかを一部と二部に分けて伝えている。
一部は大学のオンライン教育と大学教育および組織改革の話。特に冒頭では駒澤大学の長谷部学長の広報戦略の話が、これまであまり語られてこなかった内部広報の話をしていて面白かった。大学の募集の広告ばかりが目立ち、本当の教育の中身が伝わってこないと思っている人は多いが、内部広報を重視して大学を作り一人一人が自分たちの教育を共通に理解し、発信していくことが大切であるという点、納得した。また二部の小中での一人一台PCが実現するGIGAスクール構想が、コロナで大型補正予算とともに急に決まったが、その実態と問題点を内田洋行の大久保社長が赤裸々に語っていて、予感はあったが、現場はしっかりとらえないとうまくいかないのではないかと思わされた。それを補完するように鹿児島県の取り組みが紹介されていて、とにかく動き出した日本のICT教育の実情を知ることができた。教育が政治や経済のいい鴨にされているのかもとも思った。
観念的になりがちな教育の話が実態に即したものとなっている。