国富論III
スミスは資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして経済学に体系を与えた。この古典経済学と近代自由主義の原典...
国富論III
商品説明
スミスは資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして経済学に体系を与えた。この古典経済学と近代自由主義の原典に、独自の要約的小見出しや詳細な訳注を配して甦らせた邦訳の決定版。III巻には国家の経費、収入、公債について論じる第五篇を収録。
巻末に、各版の異同、邦訳少史、年譜、小見出し一覧、索引等、精細な研究の手引きを付す【全三巻】
〈巻末対談〉大竹文雄×出口治明「アダム・スミスを誤解の海から解き放とう」
定評あるロングセラー翻訳書を厳選し、読みやすくした新版
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イギリスの経済学者であるアダム・スミスの独自の国家観を描いた『国富論』の最終巻です!
2020/12/10 09:44
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、あまりにも有名過ぎる18世紀にイギリスで活躍したアダム・スミスの『国富論』の翻訳版です。同書は、中公文庫から全3巻シリーズで刊行っされており、第1巻の分業・商品・利潤・地代の解明を通した先駆的労働価値論を展開及び生産的労働と不生産的労働による資本蓄積論、第2巻の重商主義の徹底的批判に続き、第3巻目は、国家義務たる国防・司法・公共施設、また租税・公債のあり方が述べられ、スミスの独自の国家観が描かれます。なかなかの読み応えで、アダム・スミスが18世紀当時に社会をどう考えていたのかがよく分かります!