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中国「強国復権」の条件
著者 柯 隆(著)
「改革・開放」40年――“目覚めた獅子”はどこへ向かうのかアヘン戦争以来“中華”の座を追われた中国は、150年余りを経ていま再び世界の中心へと返り咲こうとしている。新しい...
中国「強国復権」の条件
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中国「強国復権」の条件 「一帯一路」の大望とリスク
商品説明
「改革・開放」40年――“目覚めた獅子”はどこへ向かうのか
アヘン戦争以来“中華”の座を追われた中国は、150年余りを経ていま再び世界の中心へと返り咲こうとしている。新しいシルクロード・ネットワークの構築や国際金融機関の中核を担うなど、覇権回復への旺盛な意欲を世界に向けて発信している。
しかし、その足元は十分に安定的なのか? 国内に残る諸問題をいかに整理し、名実ともに王座奪還を果たすには、何が必要か?
気鋭の中国人エコノミストが自国の状況を余すところなく解き明かす!
▼勢いの衰えを見せるアメリカをよそに、着々と覇権奪還を準備する中国の進み行く方向と、その足元の不安定度をつぶさに捉える!
▼政策の背景に潜む「中国的思考」を読み解き、毛沢東思想への回帰と独裁的権力集中の危うさを考える。
一帯一路構想を掲げアジアインフラ投資銀行(AIIB)を設立するなど、国際的なプレゼンスを高める中国。しかし、その進め行く政策には多分に矛盾を孕んだものも見受けられる。ITネットワークによって経済の近代化を進めれば進めるほど、同時にインターネットによる拡散で「民主化」「自由思考」が浸透し、一党独裁の基盤が揺らぐ。外国の自由な空気に触れた「海亀組」は中国に帰国せず、自由主義国にとどまって働くことを選び、結果として優秀な人材を流出させることになるなど、今後中国が直面する難題をどう修正するか――本書には、日本人が気づきにくい多くの視点から中国をどう見て行くべきか、そのヒントが数多く鏤められている。
公益財団法人 樫山奨学財団 第13回樫山純三賞〈一般書〉を受賞しました。
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紙の本
中国人エコノミストによる中国の将来展望です!
2018/11/13 08:55
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、中国人エコノミストによる現在の中国の状況を分析したものです。中国は現在、「一帯一路」と呼ばれる現代版の新しいシルクロード・ネットワークを構築したり、国際金融の中核的役割を担うなど、世界の覇権をとるべき積極的に世界進出に乗り出しています。しかし、その基盤は果たして安定しているのでしょうか。国内に残された数々の問題などはどのようになっているのでしょうか。本書は、その中国を自国状況に詳しい中国人エコノミストの目から鋭く分析した書です。