- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2021/01/28
- 出版社: 岩波書店
- ISBN:978-4-00-005679-3
電子書籍
直観でわかる数学
著者 畑村洋太郎
この本はこんな人に最適です.数学なんてキライだという人.ラクして数学がわかりたい人.問題は解けるのになんかモヤモヤする人.数式でなく,絵で理解する,世にも不思議な数学の本...
直観でわかる数学
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直観でわかる数学 正
商品説明
この本はこんな人に最適です.数学なんてキライだという人.ラクして数学がわかりたい人.問題は解けるのになんかモヤモヤする人.数式でなく,絵で理解する,世にも不思議な数学の本.驚きの直感的説明が,あなたの苦手意識をきれいさっぱり吹き飛ばします.「失敗学」のハタムラ式数学.本質がズバリわかる.
目次
- 1 見えない直角三角形を見る サイン・コサイン
- 2 数字のウラには意味がある 行列
- 3 見方を変えて新しい数を作る 指数・対数
- 4 2つを1つにひっくるめる 虚数,複素数
- 5 日常生活に本質が隠れている 微分・積分
- 6 部分を見れば全体がわかる 微分方程式
- 7 未来は等分配されている 確率
- 付録1 直観の極意は丸暗記と暗算にあり
- 付録2 数量を生み出す努力をせよ
- 語録 なぜ数学はわからないか?
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紙の本
数学ってけっこう面白いのかも
2004/09/24 01:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:畑村ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
数学の本を読んで「面白い!」と思ったのは生まれて初めてです。
私は「失敗学のすすめ」を読んで以来の畑村先生の大ファン。その先生がこんどは数学の本を出したと聞いたので、さっそく買って読んでみたら(私は数学が苦手だったので本当は恐る恐るだったのですが...)、これがもう本当に面白くて。
先生ならではの独創的な図がたくさんあって、その図を見ただけで「ああ、そういうことだったのね」と昔聞いた数学の話がわかったような気がしました。
それから印象的だったのは、先生が「数学がわからない人」の気持ちをよくわかってくださっていて、そういう人がわかる説明をしようと試みていること。たぶん、この本みたいな説明を授業の始めにしてくれれば、私も数学をちゃんと勉強しただろうなあ、といまさら遅いけれど思いました。数学ってけっこう面白いのかも、と思えただけでも私には大収穫です。
畑村先生の本はいつも楽しくて、ためになりますが、先生のこれまでの本の中でもちょっと新鮮な感じがしました。
紙の本
数学アレルギーの人には最適!
2006/04/16 19:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あたる - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、書評ではあまりいい評価が得られていないようだが、それは多くの読者が「数学」に対して「アレルギー」のない人だからではないだろうか?
本書は、図を使ったり、文字を大きくしたり、できるだけ読者がわかりやすいように工夫がなされている。
それだけでも、ブルーバックスの中の類書とは大きく異なる。
ただ、「数学アレルギー」の人に手にとってもらうことが本書の最大の「課題」だろう。
紙の本
まず、どの章でも良いから1章だけ立ち読みすることをお薦めする
2004/11/26 23:45
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る
一番意地の悪い言い方をすれば、これは単に著者にとって「直観でわかる数学」でしかない。もっと虚心坦懐に言えば、どのように説明すれば直観で理解できるかは人によってさまざまで、「はい、これで全員直観でわかっただろう」と言われても困るのである。
などと書くと「そんなひどい本なのか」と思われるだろうが、いやいや、決してひどい本ではない。僕自身「ふんふん、なるほど」と納得したり「なるほど、うまい説明の仕方だ」と感心しながら読んだ章もある。ただし、「それがどうした?」とか「うーん、そうかなあ?」と思った部分もある。
この本には7つの章があり、それぞれ(1)三角関数(2)行列(3)指数・対数(4)虚数・複素数(5)微積分(6)微分方程式(7)確率、を取り上げている。考えてみれば、自分の理解度が低かったジャンルほど著者の説明に納得してしまう傾向があった。これは、言い方を変えれば、僕が自分でそこそこ理解していると思い込んでいる分野については、実は著者が言うところの「頭が形式論理にどっぷり漬かっている」という状態に過ぎないのかもしれない。
しかし、それにしても、書きっぷりがあまりに独善的なところにどうしても引っ掛かってしまうのである。「こんなことは学校では誰も教えない」みたいなことが何度も書いてあるのだが、「お前は日本中の全ての学校の全授業を見たのか?」と突っ込みたくなってしまう。著者自身がこの本の中で、小学校時代に先生の説明に納得が行かなくて楯突いた経験談を語っているが、実は読者に対してある種同様の不快感を与えてしまう恐れもあるのではないだろうか。「僕はこんな風に感じてきたんです」みたいに謙虚な文体にしてくれたら、もっと面白く読めたと思う。
しかし、繰り返すようだが、読んでいて確かに眼から鱗の部分もあり、新しい考え方のヒントを与えられた点もある。如何せん、人の直観というものは千差万別なので、あなたがこの本に全面的に納得するかどうかはわからない。納得する人もいるだろう。まず、街の書店で、どの章でも良いから1章だけ立ち読みすることをお薦めする。それで「な〜るほど」と思ったら、この本は「買い」である。
ただし、その店ですぐに買うのではなく、おうちに帰ってから bk1 に発注していただければありがたい、と店主に成り代わってお願いしておこう。
紙の本
出版社からのオススメ
2004/10/07 03:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波書店 - この投稿者のレビュー一覧を見る
●目次
1 見えない直角三角形を見る−サイン,コサイン
2 数字のウラには意味がある−行列
3 見方を変えて新しい数を作る−指数,対数
4 2つを1つにひっくるめる−虚数,複素数
5 日常生活に本質が隠れている−微分,積分
6 部分を見れば全体がわかる−微分方程式
7 未来は等分配されている−確率
付録1 直観の極意は丸暗記と暗算にあり
付録2 数量を生み出す努力をせよ
語録 なぜ数学はわからないか?