さわやか!な青春
2023/01/09 14:57
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学時代は駅伝をやっていた生徒が、事故が原因で進学先では、放送部に入る。SNSでのいじめが話題になっていて、ドロドロする話かと思うが、違う。放送部の仲間と作品を作りながら人として、成長していくという、さわやか青春小説だった。生徒たちの心がリアルに描かれていて、とても良かった。
珍しい?でも面白い。
2021/10/14 02:05
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投稿者:読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さわやかでいてそして面白かった。ドロドロ人間描写と後味の悪さを求めて湊かなえ著の小説をとってみたらまさかの青春部活もので驚き。個性的な登場人物、衝突、切磋琢磨・・・こう書くと凡庸ですが、たまにくるモヤッと人間描写で湊かなえ成分を満たしてくれます。読んでいくと自然と引き込まれ、泣いたり笑ったりしていました。私的には好きな湊かなえ作品の上位に入りました。
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
先ずこの小説を読み終えて言いたいこと…湊かなえ先生、ありがとうございます。そんな私は「暗い」といわれる文化系の放送部。しかもNHKコンテストはまだ画像がなくラジオ部門だけの時代、でもアナウンスと朗読は変わらず、懐かしい気持ちで読み切りました。内部のいざこざも放送部あるあるでとても楽しく読めました。たまにはこんな変わった青春ものも良いですね。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊かなえ作品にしては、めずらしくミステリーではない作品です。湊かなえさんがこんな作品を書いているとはー意外!内容は陸上部→放送部の高一の少年たちのお話です
まさか青春ものとは!
2021/06/13 20:49
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投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから、もっとドロドロとしたサスペンスものかと思いきや、涙ありの青春ものてでビックリ。
でも、パン屋さんにしろ救世主の委員長にしろ、所々の伏線が小気味良く、さすが湊作品。
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何箇所か、文の意味というか、話の流れがわかりにくいところがあった。寝不足のせいかもしれないけど、とりあえずそんなことを感じながら読んだ。
こんな学生本当にいるのかなーって思っちゃうようなキャラクターしか出てこなくて、感情移入もできなかった。なんか、高校生にしては真面目過ぎじゃない?って。
ラジオドラマってあんまり興味ないんだけど、テレビとか映画みたいに役者の顔が見えない分、作品と作者を自然と切り離せるので、評価するときに余計な要素が入りにくいのはいいと思う。
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うーーーーーん。。
湊かなえさんのイヤミスが全くない
爽やかな青春物語。
湊かなえさん要素を求めて読むと
かなりガッカリ…?
いつもの物語に入り込む感覚もなかったなぁ。
少し残念でした…
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湊かなえさんの新刊(文庫)として本サイトで紹介されていたため、気になって読んでみた。
本作は交通事故により陸上の道を断たれた主人公が、高校入学を機に放送部に入部し、全国を目指す物語となっている。
本作を読んでいて驚いたのは「本当に湊かなえさんが書いたの?!」と思わせるほど、実に話の展開が爽快かつ、ラストに希望が残る終わり方であった点だ。今まで、告白や贖罪、白ゆき姫殺人事件などの所謂イヤミス作品を読んできた私にとって、この作品には衝撃を受けた。でも確かに、主人公の心情描写や高校生たちのリアルな言動といったものは湊かなえさんにしか描けないようにも思う。また、ラストでの真相が明らかになるシーンも湊かなえならではの回収の仕方だと思った。
面白いなと思ったのは、放送部内のパワーバランスだ。個性的なキャラクター設定はもちろんのこと、3年生が頼りなくて2年生がしっかりしているという関係は妙にリアルで面白かった。普通、部活関連の青春小説なら3年生が敬愛される対象なのに、本作では呆れられてしまっているのだ。しかし、先輩に対してつっこんでいくスタイルが対等の関係を生み出しているようにも思える。
私の好きなシーンは、終盤で久米さんのいじめっ子を論破する場面だ。ああいう女子の言う、皆んな、って全員のことじゃないんだよな〜と共感した。何より、周りに流されやすかった主人公が自分から反論したのはかっこよかった。あと、正也が東京に行くのを見送る時のシーンも、やっと信頼関係を築けた3人のやりとりに感動した。
私が本作を高評価する理由の一つに、自分と主人公の境遇が少し似ていることがある。私自身、高校入学当初はある強豪部に入っていたのだが、色々あって退部してしまった。その後、部員の少ない冴えない文化部に入ることになった。最初はもう自分に青春なんてないんだと思っていた。でも、部員の熱い思いを知って頑張ろうと思えていた。そんな時に出会えたのが本作だったのだ。
全力で頑張る人は本当にカッコいい。私も彼らのように、泣けるほど頑張ってみたい。仲間と一緒に全国に行きたいと思えた。文化部舐めんなよ!
この作品を一年後にもう一度読みたいと思う。それくらい、何故か私にとって大切な作品になった。
何かに全力で取り組む人々に是非読んでもらいたい。
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202101/ミステリじゃなくても湊かなえの面白さが堪能できる1冊。正也は物語回す為に多少都合良いとこも感じられたし、自分からすると教師陣がなんでも話し過ぎに思えたけど、放送部の先輩達は存在感があって、思春期女子特有さの描写がうまかった。自分は部活に力を入れない学生で当時は何とも思わなかったけど、体育会系/文科系問わず部活に一生懸命な学生生活というのもうらやましいなと思えた。文化部の変わった人達というレッテル等について、ご自身も放送部OBだったという解説の人も古傷が痛い…と書かれてるけど、本心から痛いと思ってはいない(若気のいたりキャラ的セリフを言ってるだけで、ま、一般人とは違うんで!的な…)のが見えるのも、こういう部活におけるキャラ意識や身内感が出てるな~と思った笑。
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書店ズラーーーーーーっと並んでいてどの書店でも1位だった時期に買ってみた。
怪我で部活を辞めざるを得なかった私からすると、すごくのめり込める作品でした。
THE 青春!私も怪我をした時に落ち込んで路頭に迷い下を向いてばかりではなく、もっと視野を広げれば、また部活の青春を味わえたのではないだろうか…でもこの本がなんとなく私の苦しい過去の部分を埋めてくれた気がします。
湊かなえさん=イヤミスという概念が最近払拭されています笑!イヤミスではない作品も、大歓迎大喝采!
爽やかな青春ストーリーでした。展開も伏線回収もやはり大好きな湊かなえさん節!!!
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湊自身の経験をかなり濃密に塗り込んだ作品なのだろう。放送部という部活では、どういう心理でどういうことにのめり込むのか、ということは、世の中ではそれほどポピュラーでないと思うので、テーマはシンプルであっても他とは際立つ要素を持っているといえる。湊ファンの母を持つ若い世代が読むといいとは思う。それにしても、男子同士のベタベタは気持ち悪いが。
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ブロードキャスト
序章 第1章 オンエア 第2章 シノプシス
第3章 サウンドエフェクト 第4章 完パケ
第5章 アドリブ 終章
ラジオドラマ
中学時代 スポーツに打ち込み輝いていた。高校入学を前に味わう挫折。誘われて入った文化部。そして取り戻す耀き。
圭祐くん、青春してる。
夢中になってしまい、久しぶりの一気読みでした。
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湊かなえさんがこんな爽やかな小説を書くんだと驚きです!!!
青春小説の王道!
知られざる文化部の全国大会!
主人公の選択肢!
イジメとSNS
高校生らしさと正しい評価!
尺度の異なる物差に戸惑うか?受け入れるか?贖うか?それとも・・・
ここで止めよう、ここで止めようと何度も思った結果 気がついたら2:57・・・
一晩で読破・・・
相変わらずページを捲らせる技術がすごい!!!
そんでもって、この話には続編があるらしいです!湊かなえ初の長編シリーズ
中学最後の駅伝大会で思った結果が出せずに全国大会への出場を逃してしまう圭祐
陸上強豪校に進学するも まさかの交通事故で足にボルトをいれるはめに・・・
大好きな陸上に打ち込めず無意味なこれからの三年間を思うと絶望に打ちひしがれていた。
そんな時 同じ中学校出身の正也に声の良さを買われ放送部に入部する事になる!?!?
そこには、かつて夢見た全国への道が・・・
湊かなえ作品とは思えない青春ストーリー!
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爽やか!青春!
揃いのポロシャツを着た若者達に写真をお願いされてみたくなりました
スマホで上手に写真を撮る練習をします!
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推理小説ではなく、青春小説。とはいえ、そこは湊かなえ氏。舞台は、高校の放送分。ラジオドラマ制作。中学まで陸上長距離走の選手だった男子中学生が主人公。高校でも陸上を続けるべく入学し私立進学校。しかし、合格発表日に交通事故に遭遇。事故を起こした車、加害者はいまだ捕まらず(なんか、ミステリーな仕掛けか?)。そして、同じ出身中学の同級生男子に誘われて放送部に入部。本書は、主人公が高校1年で終わっている。まだまだ続く高校時代と放送部の活動。続編は、出るのか?