- 販売開始日: 2021/01/22
- 出版社: フレーベル館
- ISBN:978-4-577-04928-0
江戸の空見師 嵐太郎
いつかきっと、だれもが空見=天気予報を必要とする時代が来る!江戸に生きる空見の得意な少年が、「黒船再来航の日を予測する」という一世一代のお達しにいどむ、幕末フィクション!
江戸の空見師 嵐太郎
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ちょっと駆け足
2024/11/16 10:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸の長屋に姉と妹と共に住んでいる嵐太郎は落ちぶれてはいるが元は武士の子だ。
物心ついた頃から天気を予測するのが特技で、今もコメつきの仕事をしながら天気予報をして小銭を稼いだりもしている。
ある日若侍が「空見の力を貸してほしい」と尋ねてきて…。
保土ヶ谷宿とか浦賀とか金沢道など、今いる所に近い場所の名前が出てきて親近感がわきました。
嵐太郎がどうして空見の力を一時失ったのか、また復活出来たのかがちょっとわかりにくかったです。
(普通に精神的に動揺したからですかね。魔女の宅急便的な)
この物語の中の空見の力は座学で学べるものではなく、天性の才能のようなものなんでしょう。
後半ちょっと駆け足気味でしたが良いお話でした。
少し物足りないのは、姉のおゆきさんや平馬さん、長屋の人々や嵐太郎の空見をあてにしている人々との物語をもう少し読みたかったかなというところです。
背伸びの冒険
2021/02/18 03:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸を舞台に空見の特技を生かし兄弟倹しく暮らす少年の大一番を描いた、高揚感溢れる歴史アドベンチャー。天気予報一つ、遠出一つとっても何とも効率の悪い昔と今を比較し考えさせられる作品。ちょっぴり背伸びの冒険だが子供ながらに使命感を携え困難に立ち向かう少年の姿に勇気が湧いた。所々挟まれる挿絵がとても可愛く、想像の幅が広がった