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一般書

少年竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ

著者 犬飼のの , 笠井あゆみ

竜人界の何人からも襲われず、身の安全を保証する絶対不可侵権──誰もが欲する権利を潤(じゅん)に献呈したのは、巨大毒竜の影を背負い、自ら学園に現れたツァーリ。血相を変える可...

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少年竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ9

税込 693 6pt

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商品説明

竜人界の何人からも襲われず、身の安全を保証する絶対不可侵権──誰もが欲する権利を潤(じゅん)に献呈したのは、巨大毒竜の影を背負い、自ら学園に現れたツァーリ。血相を変える可畏(かい)をよそに、逡巡しつつも潤は、家族の安全のために受け取ってしまう。ところがそれは、潤の存在を知らない全世界の竜人に、潤が超重要人物だと知らしめることで…!? 取り戻した日常に忍び寄る、ツァーリの巧妙な罠!! ※口絵・イラスト収録あり

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みんなのレビュー15件

みんなの評価4.0

評価内訳

大人ではないのが、いい。

2021/02/02 22:55

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

親としての描写が多いので、うっかりしていたが、主人公カップルは10代。そりゃあぶつかることだらけだし、気の遠くなるような年月を生きてきたツァーリの策略にはまってしまうのも仕方ないし、逆に、超人的な能力や理解力や包容力で回避するわけではないのがよかった。
本来は親の庇護が必要な子供の年齢なのに必死に頑張って家族を守ろうとして、それ故にぶつかって悩むのは当たり前だし、喧嘩だって沢山する。それでいい。
私は途中の潤の可畏に対する感情に驚くとともに嬉しくなりました。あまり、BLで相手に対してそういう感情を抱く描写ってないけれど、実際の夫婦間ではよくある話で。そこがリアルで楽しかったな。
眩しい程の愛情と真っ直ぐさでツァーリに対峙して勝ってほしい。この作品のカタルシスはそこにある。

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可畏の度量を広げる試練の巻だった

2021/03/01 06:29

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「暴君竜」シリーズ9作目も、面白かった。
気になって電子書籍販売2/5まで待ちきれず、紙版買いました。
そして、電子版も買いました(メモ等の機能が便利だから)

気になる箇所の感想
9巻も、不安要素を残すハピエンの異類婚姻譚。勧善懲悪の定番型。
小説雛形プロットに沿う定番構成は、マンネリとは違う。(時代劇連続ドラマと同じ)
テンプレに沿って展開していも、ダブらないシナリオ。
複数の連載を抱えていながら、アイデアが尽きないなんて天才かもしれない・・と私はファン贔屓して評価。面白ければ、それでいいです。

少年竜
「マッドサイエンティスト」の仕業 ・・クリスチャン。
この人は、研究対象の検体としてしか潤や孫たちを見ていない非情な人。
8巻の健康診断で見つけて、コッソリ潤ちゃんの卵を取り出そうと、隠していた! 
なんとなく8巻最後辺りで匂わせていたので、驚かないけど。

トっプは辛い
抱える世界が大きいと、責任も重くなる。可畏の望=世界を制覇する為に、統治者としての清濁併せ呑む度量と覚悟を試される巻だった。
可畏とツァーリ、二人の遺伝子を持つキメラがコッソリ誕生していたことを可畏と潤が知る。倖と慈雨と同じ、複数の父系の遺伝子を持つ、潤の第三子に当たるツァーリに似た男の子。
悩んだ末、絶滅危惧種の王として可畏は許容する。可畏、偉い!
・・でも前例を作ったら、潤が拉致されるたびに父不明の卵を産むことが続きそう。

ツァーリは不気味
念願の子を得たのだから大人しく引っ込んで育児していたらいいのに、スッキリしない。 ・・我儘と野望が暴走する雰囲気。ツァーリの改心が有るか、次巻に期待します。

そろそろ内容的に主人公が十代を越しそうなので、次巻辺りで完結になるんじゃないかな。続いて欲しいけど。

ー-
補足:
犬飼先生はSFに凄く関心が高い人らしくて、遺伝子についても良く調べていると思います。
※キメラ/血液キメラ
=過去に体液の交流を持つ相手のDNAがずっと母体に残り、複数の遺伝子を持つ子供が生まれことが解明されています。
※遺伝子の伝播:Horizontal gene transfer(HGT)
=遺伝子の交流は水平伝播もある。
例えばカメレオンの擬態、擬態するものの遺伝子を取り込む水平伝播によるもの。
遺伝子は体液を介する縦横の伝播以外にも起こることが分かってきている。・・近くに居ると似てくるのも、それが理由らしい。

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happyだけれど、不気味な空気……

2021/02/15 15:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピンク - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻では、ジーくんの水鏡の力が目覚め、最後の最後にコーたんの『夢』が不気味なザワザワを残して終わりましたが、やっぱり、な展開でした。
コーたんのあの夢は、潤から受け継いだ能力。動物の気持ちがわかる力か、思念会話の力か、いずれにしろジーくんと違う個性の力発動、でした。

以下ネタバレありです。

前巻で、天才ぶりを発揮して可畏をツァーリの毒に耐えられる体にしてくれたマッドサイエンティストの"チャーン"。
前巻最後にご機嫌だった理由が潤の妊娠だったこと、それを可畏と潤には黙っていたこと…やっぱり変わらず自己中でした_| ̄|○

家族の身の安全が何より…と思って、ツァーリからの絶対不可侵権を受け取ってしまう潤。ちょっと無神経…
潤と双子の安全はありがたいから割り切らなきゃ、と思いながら自尊心が傷ついて潤を無視してしまう可畏。そりゃそうなるよね。

夫婦喧嘩しちゃうけど、潤は可畏の気持ちに気付いて、暴君竜の妻として覚悟を決めなくちゃ、可畏以外の庇護は断ろう、と考えるも、ツァーリはさすがの狡さで不可侵権の返上を受け付けず。
可畏は可畏で、自分の器が小さいと悩み、悔やみ、そこに過去のトラウマも加わって苦しみ……なんでこんなに悩まされるのか、と胸が痛くなりました。

そして、少年竜のミロくん。コーたん大好き!な、ジーくんとコーたんの弟。まじですか……な、潤の第三子。この子にも既に、双子とは違う力があります。
ツァーリに面倒をみてもらっていながら、かと言ってツァーリに心を許している風でもなく。
潤を諦めていないストーカーチックなツァーリと、コーたんの大きな弟ミロくん……めっちゃ不気味な空気です。
次巻に向けての布石の一冊、という感じ。

冒頭いきなり出てくる、双子ちゃんこ昆布ダンスは必見です!
♪『コンブー、コンブー、コンブゥーなぼくらの……』
『おいちーおみそちるにー、なるちかないよねー』
癒されますよ……個人的には、このダンスだけでも読んだ甲斐がありました。
次巻、いよいよ……かな。
ミロ君は、無事かな……誰と暮らすのかな……

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むしろ人間らしい

2021/02/06 05:11

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:生姜と檸檬 - この投稿者のレビュー一覧を見る

すごく辛い内容でした。
可畏はずいぶん成長し、十分包容力があるのにも関わらず、まだこんなに大変な試練を与えられるの?!と胸がいっぱいになってしまいました。

当たり前に抱く人間らしい感情に罪悪感を抱かざるをえない展開が苦しい。
毎度可畏の男泣きに感情を持っていかれてしまいますが、今回はいつも以上に心が抉られました。

どうにかこの難局を家族で乗り越えて欲しい。
10巻、期待しています。

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少年竜まで登場!!

2021/02/15 12:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前回の終わりに、コウくんが確かに意味深なことを言っていたので、そうなるんだろうなぁとは思ってましたが、設定としてmixできることを忘れていたので、まさか3人の子ができるとは思ってなかったので、ちょっとビックリしました。でも、カイが徐々にメンタルが人間的に大人になろうともがいてることにとても好感を持ちました。次回、みんなでハッピーエンドな感じになってると良いなぁと思います。

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益々人間味が出てきた

2021/02/08 20:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:zuka - この投稿者のレビュー一覧を見る

親の愛情を知らず孤独で暴君だった最初の頃の可畏に比べると回を増すごとに成長したなと感じます。今回は新たな登場人物の存在によってまたも心が掻き乱されますが、悩み苦しんだ可畏が最後に下した結論に可畏の成長を感じました。次巻のツァーリの動向がとても気になります。

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試練が多すぎる!!

2021/02/06 21:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

可畏の気持ちが痛ましく、どうかどうか家族が幸せになりますようにと祈らずにはいられない。
あっという間に一冊読み終わるし、それだけ引き込まれる作品。
続きが早く出そうなので嬉しい。

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つかの間の団らん

2021/02/05 09:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

ツァーリの下から愛する可畏や双子たちの所へ帰って来た潤は、家族水入らずの誕生日パーティーを楽しむ
しかし幸せな時は長くは続かず、ツァーリが自ら潤に会いに来て…

新たな登場人物に衝撃を受ける可畏と潤、そして潤を諦めることをしないと誓うツァーリ
誰もが傷つかないで幸せになる道はないのだろうか

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シリーズ9作目

2021/09/23 02:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふる - この投稿者のレビュー一覧を見る

予想を超える展開に驚かされた。3人目の子供ミハイロの登場。可畏とすれ違いもあったが二人の絆もどんどん深くなってもう揺るぎない。

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急成長の三男

2021/02/22 00:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nandakanaa - この投稿者のレビュー一覧を見る

生存能力がすこぶる高い三男登場。ですが、エピソードじたいはまだまだ途中。甘ちゃんな読者としては流血騒ぎは読みたく無い。心的に痛い話も充分なので、穏便に事が解決するストーリーが読めることを祈ってます。

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感想

2021/03/03 10:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かめピー - この投稿者のレビュー一覧を見る

前半は幸せいっぱいだが、新キャラも登場し、だんだん波乱の展開に。
可畏と潤の二人について、親としての成長を絶賛するレビューと、同じことを繰り返していて成長していないとするものを読んでから、今作を読んでみて…どっちの言い分も分かる気がした。確かに二人は似たようなことを繰り返しているが、この展開ならしょうがないんじゃないかなと。
次作も波乱が予想されるので楽しみにしたい。

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惰性で読んでいますが

2021/03/12 03:20

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:海月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いつも通りの、でしょうか。
なるほどそう処理したか〜とメタ視点で思ってしまったり、言い回しのくどさや受けの成長のなさが気になるようになってきました。
いつも通りの、が好きな方には堪らないのかもなぁと思います。

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2021/02/07 00:15

投稿元:ブクログ

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2021/01/31 13:27

投稿元:ブクログ

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2021/10/03 16:28

投稿元:ブクログ

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