- 販売開始日: 2021/02/04
- 出版社: 日経ナショナル ジオグラフィック
- ISBN:978-4-86313-497-3
西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界
著者 エイドリアン・セビル , 鍋倉 僚介
ヨーロッパのボードゲームが花開いた黄金時代。「西洋版すごろく」の豊かな世界をビジュアルにたどる19世紀から現代まで、いつの世も盤面は人の心を転写してきた。不可視の運命を可...
西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界
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商品説明
ヨーロッパのボードゲームが花開いた黄金時代。
「西洋版すごろく」の豊かな世界をビジュアルにたどる
19世紀から現代まで、いつの世も盤面は人の心を転写してきた。不可視の運命を可視化する、ボードゲームの魔力に触れる一冊。
──渡辺範明(ゲームデザイナー/プロデューサー、「ドロッセルマイヤーズ」店主)
本書で紹介するゲームは「西洋版すごろく」とでも言うべきもので、古き良き意匠がほどこされたマスを追って眺めているだけでも、子供のころのわくわくした気持ちがよみがえるだろう。
初期の高価な手彩色のゲームは上流階級向けの娯楽だったが、安価な大量生産が普及し大衆化するとともに、扱うテーマもデザインも多様に変化していった。
ボードゲームの基本となった《がちょうのゲーム》は、サイコロを振ってマスを進み、マスによっては前進後退の仕掛けがほどこされた、おなじみのすごろくだ。《がちょうのゲーム》は中世に遡る起源をもつ。この伝統的なコース設計やルールを土台に、観光旅行・レジャー・学習・道徳・広告・プロパガンダ・風刺といったテーマと融合させて、新しいゲームがいくつも生み出された。
新しいゲームに選ばれたテーマとは、すなわち19世紀ヨーロッパの世相を反映する流行や社会問題でもあった。著者は娯楽としてのゲームの楽しみとともに、どのようにゲームが世界を映し取ったのかも解き明かす。
著者が蒐集した一級のコレクションから89種のゲームを紹介。現存数の少ない希少なゲームも含まれており、他に類のない資料性も高い一冊。
目次
- はじめに
- Chapter 1 がちょうのゲーム
- Chapter 2 ふくろうのゲームとギャンブルゲーム
- Chapter 3 教育的ゲーム──楽しく学ぶ
- Chapter 4 道徳と宗教──品行方正に!
- Chapter 5 世界を旅する──どこへ行こうか
- Chapter 6 戦闘・包囲戦・一騎討──想像力の対決
- Chapter 7 スポーツとレジャー──楽しもう!
- Chapter 8 風刺と抗議──ゲームで一刺し
- Chapter 9 広告と宣伝──メッセージを加える
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