千夜に咲え　【特典ペーパー付き】

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投稿者：匿名　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

結構シリアスで重めのお話でした。じじいの執着が気持ち悪すぎでしたが、受けの反撃にはスカっとしました。辛い場面が多かったですが最後は幸せになれたので良かったです。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

設定もストーリーもＢＬというよりも耽美系で王道な感じ
全体的に好きな有り様なのですが、
するりと入ってこなかった作品でした。

久我が絵柄も性格もなにもかもがゲスぶりは気持ち悪い（褒め言葉）
取りまきのえがつなさも。
嘉門と蓮水の結託しての行動とかも常道ではありますが悪くない
（蓮水の過去をもう少し知りたいって気もしますが）

王道的な部分ははずさず、展開にも瑕疵はないし
嗜好的には好きなのですが、はまらなかったなぁと。
底が浅かったような・・・
多分に個人的に感性的なものがあわなかったような気がします。

☆2.5

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あらすじから、受けが悲惨な目に遭うことを覚悟して読んだら、思っていたよりそのシーンはマイルドでホッとしました（個人の印象です）。

ネタバレがあります。

●館の執事で世話役の攻め・嘉門真士
●父親が日向食品の社長だった学生の受け・日向　要
●久我食品サービスの会長・久我竜蔵「キモ◯ジィ」←カバー折り返しより

食品偽装により取引先・久我食品サービスに損害を与えた責任をとるため経営者だった両親は心中、残された受けは久我竜蔵の養子となり引き取られることに。そして竜蔵の別宅「琥珀館」に監禁され、男たちの歪んだ欲望をその身にうけます。そんな絶望の中、受けの心を繋ぎとめ支えてくれたのは執事の攻めでした。ところが、攻めにはある秘密があって・・・

老人の醜い執着から全てを失った受けが、心と体をなぶられながらも、同じ過去から這い上がってきた攻めと心を通わせ復讐するお話です。

勧善懲悪のストーリーと、ふたりが惹かれあう展開が楽しめました。冷めた印象だった攻めが実は・・・というギャップと、受けなりに考え思い切った行動には驚かされました。お年寄りには刺激が強い（汗）。

個人的に萌えたのが、両者が日常でもエッチの時も敬語であるという点です。恋人同士になってもまだ遠慮がちで、そのぎこちなさが堪らない！

ただ帰国直後の受けが攻めへの寂しさに沈んでいて、待っていたら攻めが来た、のではなく自分から会いに行くような強さをつけて帰国して欲しかったかな。でもエッチはいつまでも恥じらって欲しい（笑）。

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投稿者：おかっち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり暗めのお話でした。秋雨先生らしくない…お話だったような気がします。
作中に出てくるいわゆる「ジジイ」が本当にどうしようもないくらい悪人で、このストーリー全ての元凶です。好きな女が手に入らず嫉妬と憎悪に狂ってまぁ酷いことを散々…。最終的には執事である攻の嘉門と蓮水のおかげでジジイの愛憎執着復讐劇は幕を閉じるのですが、それまでの経緯が割と長かったので、受の子が報われてからの両想いエッチがあっさり…という感じで物足りなさを感じました。秋雨先生はエロを描かれるのが非常にお上手なので、もっとそういうシーンを見たかったなーと思いました。

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投稿者：ささ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

低評価気味の作品だろうと大体は楽しんで読めるのですが、こちらは合いませんでした。

嵌められて親の会社が倒産、親は自殺、自分は損害を出した取引先のトップへ売られ、不特定多数に猥褻な行為をされると言った状況で、他人を信じた上恋までしてしまう主人公くんの思考が全く理解出来ませんでした。
普段は優しく面倒をみてくれるとはいえ、自分をその状況に放り込んだ相手に対して抱くからにはもっと感情の動きや葛藤などが見たかったです。
攻めが主人公くんにした本当の仕打ちを知っても、恋する気持ちばかりが目立って見えていたので簡単に恋しちゃってる感が。
あ、受けだけではく作品通して出てくる人物が余すこと無く気持ち悪く、読後は嫌悪感が残ったかな。
作者さんの作品は好きだったので発売後すぐに読みましたが、次はレビューが出揃ったらにしようかな…。