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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
香屋歩が盤上に出て、
最初からヒリつく心理戦。
そして開戦。
と、息をつかせない展開。
そして架見崎の真相、
もしくは香屋歩の真相。
次で終わりかしら。
いよいよ気になります。
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投稿者:シックス - この投稿者のレビュー一覧を見る
今巻で1〜4巻の伏線を回収するはずが、回収の仕方に失敗し矛盾が生じています。「最良の嘘の最後のひと言」から感じていましたが、河野裕さんは大量伏線回収系が苦手なのでしょうか。
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0番目のイドラ、人生を何度もシミュレーションしたあとの絶望と生きる意味、香屋たち虚構の存在が今後どのように生きる意味を見出すのか楽しみ
最後ウロボロスが出てきた、次が読みたい
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第5巻は二部構成となっている。4巻まで続いた架見崎の勢力争いが1〜3章、第4章から、架見崎の大きな秘密が明かされる。半分は何となく想像していた通りだったけれど、もう半分には素直に驚いた。正直、巻を追うごとに複雑化する架見崎の戦いにはもう付いて行けてなかった。が、ここで色々と根底から覆されたのでまたワクワクしながら続巻を待とうと思う。
作者は複数のシリーズを手掛けているが、共通するのは、生きること、生きることの意味である気がしてきた。作者なりに現実世界への絶望があって、それでも生きることを肯定的に捉えようとする思考実験の結果が作品なんじゃないかという気がする。そういや構造的に階段島と本シリーズは似ているんだな…
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最新刊。
ここにきて、世界の形というかあり方が公開されました。
そしてこの状況を踏まえて、カヤ(って読むんだよね、多分)はどう動くのか?そしてアニメ監督との冒頭の会話はどう生かされてくるのか。カエルの役割はそういう事だったのか~とかとか。
それにしても自分が望む世界を構成出来たら確かに現実は虚しくなるかも… シミュレーションとはいえ、自分が望まない要素を排除して行ったらまさに夢の国だものなぁ… それが手の届く範囲にある世界は確かに、ちょっとコワイ。
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話の展開に驚き、歯車が急速に回転し始めたような感覚になりました。あぁ、やっぱりこの物語はどうしようもなくおもしろい。
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5巻目にしてようやく話が進み始めた感じがする。
1巻目で何の前触れもなく、招待状に従ってその部屋に訪れたら入り込んだデスバトルの架見崎の世界。
その世界の成り立ちが、ようやく今巻にて明かされる。
と同時に、香屋歩は何者なのか、0番目のイドラを求める目的は何か。
やっと物語が見え始めて面白くなってきた。
ウォーターこと冬間美咲は平穏な国を離れて、新たなチームを立ち上げた。
世界平和創造部。
そして架見崎にも変化が起きる。
次のループ直前でエデンがPORTに宣戦布告した。
ユーリィとホミニニの狙いは何か。
そして今回のループが終わった時、架見崎の成り立ちがウォーターの口から告げられる。
次巻に続く。
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伏線が回収されたと思いきや、また謎が生まれて、次から次へと不穏な展開が続き鳥肌が止まりません。この先どうなるのか。怖いですが見届けたいです…まさかあんなことになるとは思わなくて。どうやってエンディングを迎えるのだろう…
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何が食い違ってると違和感を思いながら読み進めてようやく真相にたどり着いた。もやもやが解消されて一安心。
ホントに仮想現実で生きられたら、どちらが現実の世界と言えるのか。どちらで生きたいと思うのか。そんな事を考えさせられる5巻でしたね。
コロナで引きこもってる生活が続いてる今だからこそ、もういっそうのこと、仮想世界で生きるのもありなのではと思った。まぁまだ技術が追い付いてないので夢物語だけど。
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戦闘シーンは本当に秀逸。個人的に「ダークハート」中のキドさんを見てみたい。
今回で架見崎の本当の姿に近づく。今までミクロにしかみてこなかった世界をマクロ的に俯瞰するきっかけとなった。
再読
今までの根底を覆すような設定の恐怖。ヘビの恐怖。なんだか、それまで行っていた命懸けの戦争さえ少し平和に見えるほどのメタな恐怖。生身の人間だと思っていたのに実はAIの一部だったと知った時の恐怖。冬間美咲は現実では死んでいないということには少し安堵した。だが、現実の300倍で時間が進むほど今まで見てた世界がこんなにちっぽけだったと知ると、そのマクロ的俯瞰にちょっとクラクラした。
私がアポリアを使ったら、アポリアで満足して仕舞えば現実の生なんてどうでも良くなって自殺してしまうかもしれない。それを防ぐための架見崎ならば、生命のイドラにどんな答えを出すのかは結構気になるところ。
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架見崎という物語の舞台、あるいは箱庭の正体が明かされる。それは主人公・香屋のレゾンデートルにも関わる事だった。戦いの街から戦いをなくして世界の存続を計るためルールの前提に挑戦してきた香屋は、さらなる前提に翻弄される。
や、この世界の正体、その概念自体は突飛なものではないかもしれない。それでも気になるのは、そのある種よく見てきた世界(設定)に対し、この著者はどのような展開をさせるのか、ということだ。
舞台が似ても演出家が違えば芝居は全然異なるものになる。さらに続く巻での展開を楽しみにしたい。
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2021/10/21 読了。
図書館から。
前提から、覆された…。
ファンタジー要素はわかってたけど、SF要素が…!
しても、表紙の意味……!!
近年で一番しっくりきて吃驚だった。
キドさんが生き延びたのは良かったけど、
イドさん…銀縁…でも、実際には生きてるからいいのか…?
トーマとパンとイドさんが現実の3人で。
月生とユーリィと香屋が、目的に近い存在なんでしょうね…誰に取ってかはそれぞれだけど。
8月の架見崎が終わっちゃうのかなぁ。
月生さんが心配。香屋が世界と戦うのか…。
どうやってまとまっていくのか気になりすぎる…!
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繰り返された物語に終止符を。
全ての設定を知ったうえで、今まで起きた事を考えると納得せざる得ないな。
何度もループを重ね進んできた世界だが、無意味な事など一つもなかったのではないか。
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架見崎の外側の世界とそこでの課題、そして架見崎の目的がある程度開示された巻。
今まで8月1日の少しの時間、質問の回答という形で開示されていたので、やや唐突感があるものの興味深い話だった。仮想世界ぐらいの推測は立っていたが、なるほど架見崎で生きる人間が『誰かの理想の人格を与えられたAI』というのはとても面白い。
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自分がどのように捉えていたかの記録の意味でのメモ。
架見崎は一体なんなのか。
AI感を出さないように意識されている気はしたが、仮想世界なのではという仮説はあった。しかし、微妙な知識の食い違いは何を意味するのかわかっていなかった。
(並行世界とかいうSF的な話なのか?と思いつつそれは安直なアイディアとも思っていた)
一部の登場人物たちは特別な役割と持っている様子なのも運営という安易な発想しか持てていなかった。
まさか、ほとんどが作られたデータだったとは、そして命を失ったと思われていたヒロインが生きていて、むしろ主人公の命がなかったとは。。
驚きつつ、ほとんど生きた人間が存在しないこの世界の話を、今後今までのようにワクワクしながら読み進められるのかは疑問に思っている。
新たな能力をベースとした戦闘描写はとても面白かった。