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日経「星新一賞」第八回受賞作品集
著者 日本経済新聞社
私たちの現実を活性化し、科学技術を育む。それが理系の発想です。星新一が切りひらいた想像力の宇宙に、ことしも輝かしい星々が加わりました!“理系文学”という新しいコンセプトを...
日経「星新一賞」第八回受賞作品集

商品説明
私たちの現実を活性化し、科学技術を育む。それが理系の発想です。
星新一が切りひらいた想像力の宇宙に、ことしも輝かしい星々が加わりました!
“理系文学”という新しいコンセプトを掲げる日経「星新一賞」は、今回で第8回を迎えました。この電子書籍には、応募総数2339篇(3部門合計)のなかから選び抜かれた受賞作14篇を収録。
第8回日経「星新一賞」 見どころ
私たちの現実を活性化し、科学技術を育む。それが理系の発想です。
星新一が切りひらいた想像力の宇宙に、ことしも輝かしい星々が加わりました!
“理系文学”という新しいコンセプトを掲げる日経「星新一賞」は、今回で第8回を迎えました。この電子書籍には、応募総数2339篇(3部門合計)のなかから選び抜かれた受賞作14篇を収録。
グランプリ受賞作は――
【一般部門】 「繭子」村上岳
学校の人気者である繭子。彼女を目で追ううち、近藤アキの心に奇妙な違和感が芽生える。繭子は本当に存在するのか? 体温・身長・体重など計測はいくらでもできるが、そんなデータに意味はない。アキは物理教師との対話を通じ、理論と現実のつながりを考えるようになる。
アキのような思いは誰もが一度は抱いたことがあるはず。哲学的な問題を扱いながら、優しい余韻が残る不思議な青春小説です。
【ジュニア部門】 「ケラの幸福論」窪田美空
乳白色でぽわぽわと可愛い、魚のような生物ケラは、飼う者すべてを幸せにする。ケラは、日本宇宙局が土星の衛星エンケラドスから持ち帰ったという地球外生命体だ。平和と安寧がもたらされた時代を生きるミオの家族の物語。
結末で明かされる意外な真相。「幸福とは何か?」が日常的な感覚に加え、科学の意義において、さらには宇宙的規模で示されます。
【学生部門】 「二〇五〇年度 K大学 入学試験問題」橋口創一
入試の問題文に出題されたのは、安楽死へ至る父と家族の五日間の記録だった。この未来では、IRISという装置によって患者の記憶を徐々に消去し、恐怖と苦痛なしに最期を迎える終末期医療が実現している。しかし、死との向きあいかたは家族の事情なのだ。
大学入試の問題文というトリッキーに見える書き方ですが、結末まで読むと、私たちが直面している大きな課題と結びついていることがわかります。きわめて奥の深い作品。
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