ミドルマーチ4
著者 ジョージ・エリオット , 廣野由美子(訳)
バルストロードの暗い過去が知れ渡り、彼から融資を受けたリドゲイトにも世間から疑惑の目が向けられる。一方、結婚生活に不満を抱えたロザモンドは、ロンドンから戻ったウィルに心引...
ミドルマーチ4
商品説明
バルストロードの暗い過去が知れ渡り、彼から融資を受けたリドゲイトにも世間から疑惑の目が向けられる。一方、結婚生活に不満を抱えたロザモンドは、ロンドンから戻ったウィルに心引かれるが、彼は違う女性を愛していたのだった――。それぞれの新しい人生へと連なる清々しい結末!
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ミドルマーチ4
2022/05/08 20:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
リドゲイド夫妻の不和とドロシアとウィルの関係、フレッドの仕事などここまで展開してきた物語が結末を迎える。いずれも当初の理想が妥協を余儀なくされるが、幸せな結末を迎える。
ドロシアが将来に向けての決意を固める朝の場面はとても感動的。
少し物足りない…。
2021/06/06 18:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:une femme - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなく、最後が物足りないような印象。
物語を終えるためなのか、ところどころで、掘り下げ方が浅くなっている、あるいは、急ぎ足のように思った。そして、ロマンスや結婚観に集約されてしまうところが、少し残念に思った。
ある時代、片田舎で生きた人々の生々しい悩みや力強さ、諦念や老いや死を描いているところに、この長編小説の醍醐味がある。(その意味で、最終話で、結婚やカップルの話に終わるのは、必然なのかもしれない。)
ミドルマーチの人々を、そして、彼らの日々の苦悩や喜びを見守ってきたような、不思議な感慨が残った。
大きな主たるテーマを追う物語ではないところに、この小説の魅力があることは間違いないだろう。紛れもなく、読み応えのある長編小説。
(解りにくい箇所があり、原文を見て理解できた。)