- 販売開始日: 2021/04/01
- 出版社: 主婦の友社
- ISBN:978-4-07-446470-8
うそ
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うそ
01/31まで通常1,540円
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「あやまってすむようなうそはつかない」――。嘘に誠実であるほど、「ぼく」の言葉が深く響く。谷川俊太郎の珠玉の詩が絵本に!
「うそはくるしい」はずなのに、平気でうそをつく人がいる。
大きな声でうそをつき、しらを切り通す人もいる。
うそをくり返したら、ほんとうになるのだろうか。
この世はほんとのことより、うそであふれている。
うそをつかない人なんて、この世にはいないだろう。
でも、どうして人はうそをつくのだろうか。
ついついてしまったうそ。ごまかすためのうそ。
自分を守るためのうそ。
相手の幸せを願ってつくうそ。
そもそも[ついていいうそ]と[ついてはいけないうそ]、[いいうそ]と[悪いうそ]ってあるのだろうか。
あるとすれば、その違いはなんだろう。
いい・悪い、軽い・重いの基準で測れるものだろうか。
この絵本は、詩人・谷川俊太郎さんが1988年に発表した詩「うそ」に、イラストレーター・中山信一さんが絵を描き、構成した一冊。
ある男の子がうそについていろいろと思い、考える。
心の奥深いところまで届く、時おり読み返したくなる宝物のような一冊。
谷川 俊太郎(タニカワシュンタロウ):詩人。1931年、東京生まれ。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グーズのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞をはじめ、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している。この「うそ」は、1988年刊の『はだか 谷川俊太郎詩集』(佐野洋子絵)の一編。
中山 信一(ナカヤマシンイチ):イラストレーター。1986年、神奈川県生まれ。広告や書籍、アパレルグッズなどのイラストを手がけるほか、個展開催や作品と合わせたエッセイ集も発表するなど、作家としても活躍中。また、HIPHOPユニット「中小企業」のラッパーとしても活動しており、これまでに1stアルバム「cookie」と2ndアルバム「NESS」をリリース。D&AD賞2018Wood Pencil(銅賞)、JAGDA2018亀倉雄策賞ノミネート、JAGDA賞ノミネート、東京装画賞2013銅賞、そのほかADC入選、TDC入選など多数。
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さらば青春の光
2024/02/07 01:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イケメンつんちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近読んだ絵本
絵がステキだった
中山信一先生の作品
探して見つけた
この一品
谷川俊太郎先生の詩
コミカル風な絵で
マリアージュ
良かったと思います
探して見つけて感じてください
在庫もあるそうなので
ぜひお買い求めくださいませ
ペンギンホテル
だから丸善書店はおもしろいんです
詩に絵をつけて生まれる不思議
2021/08/29 06:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵本を読んで、まっさきに思ったことは、谷川俊太郎さんってなんて幸せな詩人だろうということでした。
どうしてかというと、この絵本は2021年4月に出版されているのですが、絵本で綴られた谷川さんの詩自体は1988年に刊行された『はだか』という詩集に収められた一篇の詩なのです。
それが、こうして絵本になる。谷川さん自身、この絵本の巻末の短いエッセイに「こんな不思議な絵本ができました」と書いているくらいです。
詩を、それもそんなに単純な内容ではない詩に絵をつけるのは、難しいだろうと思います。
少なくとも、この「うそ」という詩には物語(ストーリー)があるわけではないのですから。
「ぼくは/きっと/うそをつくだろう」、そんな書き出しの詩に、あなただったら、どんな絵を描きますか。
次の詩文を読まないとわからないよ。
では、「おかあさんは/うそをつくなと いうけど」と続きますが、さあて描けますか。
こういう絵本の読み聞かせって難しいだろうな。
単に朗読だったらできるかもしれませんが、絵とうまく調和できるだろうか。
そんな難しい詩に、1986年生まれの若いイラストレーターの中山信一さんがなんともぴったりの絵を描きこんでいます。
谷川さんの詩をじっくり読み込み、そのあといったん離れて自身の世界を思い描く、そしてまた谷川さんの詩に寄り添う。
そうして出来上がった絵本のように感じました。
不思議な絵
2021/12/16 10:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
こころの中に思ったことの詩なのに、それに絵がついていて、それがなんだかしっくりくる感じが不思議。どんな絵でもいいのだろうから、この絵は1つのイメージだと思うけど。いぬというキーワードから、こんな感じになったのかなと想像する。なかなかいい絵本だった。大人用かな。