モネの存在とその時の時代背景が印象に残る
2021/04/28 13:57
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすが原田マハさん!!モネのことだけでなくその周りの人々と生活の様子、モネの気持ちにまで言及しています。この絵のどこに浮世絵の影響が…と思うところまでしっかり読み解くという、これはもうマハさんにしかできない技だと思います。もう一度改めてモネを鑑賞したくなります。
マハさんのモネ作品への愛を感じる。
2022/06/04 19:35
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
美術館に行く友だちが周りに少なくて残念に思う。色々、情報が早過ぎて追いつけない昨今、目で見て、心で感じる体験が必要だ。それは美術館でできる。「何か感じよう」と思って見るのではなく、「何も考えないで」見てみよう。過去と今をつなぐ絵に少しだけ驚くはずだし、自分の中にある心の動きを感じることができたならば、それはこれからの自分に役立てられるはず。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
モネの作品の、「印象―日の出」が「印象のままに描いた落書き」との、かなりの酷評されたという過去。しかし、モネの評価は、二千年代にはいっても……衰えること無し。すごいですよね…作者の方の愛が感じられるタッチです
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モネ推し?の原田マハさんによる、モネと印象派の時代の解説。写真も沢山収録されていて理解が進む。。。カラーだったらもっとよかったのに、とは思うけど、そこは不精せず、美術館に出かけよう。
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あとがきには、著者がパリで経験した、コロナ禍でのロックダウンの様子が記されている。
急に始まったロックダウン。数日前には、想像もしなかった自宅に閉じこもる日々。そんな時に届いたオランジュリー美術館からのメール。そこには「あなたの再訪を待って、展示室で睡蓮は咲いています。」のメッセージと共に、動画のリンクが貼られていた。動画はモネの大睡蓮画の展示室へのヴァーチャル・ツアーだった。なんだか、洒落ている。
勿論、コロナ禍が続く中、日本でも様々な分野でそれぞれの企業が工夫をこらしヴァーチャルでのイベントを企画していたと思うが、2020年の3月に、このメッセージと共にそんな動画のメールを送っていることに、感心してしまうし、なぜか私まで胸が熱くなってしまった。
モネは好きな画家なので、どんな人生を送ったのか、作品の背景にあったことを知ることができて、とても興味深かった。いつの時代も、どこでも、新しいことに取り組む人たちは、旧(失礼!)勢力に、何かと批判を受けるんだな、、、
ところで、時々、著者の作品について、事実と(して分かっていることと)違うとか、そんな人物像じゃない、とか言う感想を見かけることがある。個人的に、そりゃあくまで小説ですからね、と思ってはいたのだが。著者自身も、そんなことを(読者にではなく研究者たちに、だけど)言われるのではないか、と思いながら迷いがあったのだと言う事が知れて、そこも興味深く読んだ。
『ジヴェルニーの食卓』『うつくしい墓』なども読んでみたいな。
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この本を持って、フランスに行きたいと思った。
そして、日本国内にこんなにもモネの絵があると知らなかった。東京や京都に行った際にはモネにも会いに行きたい!
モネについて、ご自身の考察、小説に書きたかったこと等がこの本にギュッと詰まっていた。『ジヴェルニーの食卓』をまた読みたくなった。
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とても読みやすい本でした。
原田マハさんと出会って、どんどん美術の世界にのめり込んでいる自分がいる。
モネの人物像がくっきりと浮かび上がってくる。
ジヴェルニーや、オンフルールなど実際に訪れたいところが沢山ある。
オランジュリー美術館行きたいな...
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著者小説のジヴェルニーの食卓を読む前にこちらを読みました。
小説を読んでからのほうがより理解出来るかも?
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マハさんが語るモネのあしあと。
絵を見るのは好きだけれど画家の背景や略歴も知らずに眺めるので、好きか嫌いか自分の心に響くかどうかという極めて個人的な物差ししか持っていない。
新しくモネのことを知ることができる時間は楽しかった。
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学び多き本でした。社会情勢とアートの関連、日本人特有の感性と印象派。18世紀の民主主義政策、オスマン計画や産業革命、19世紀初頭の写真の誕生、これらとアートとが繋がりました。また、余白の美、アシンメトリー(左右非対称)の構図、カットアウトや筆のタッチを残す技法、日本古来の自然観といった日本人特有の感性。日本人であることを久しぶりに良かったと思えました。
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美術館に行く事の無い私だけど、マハさんの小説を読むと画家の生涯を知る事が出来て、絵も見てみたくなります。
モネの生涯、波乱.苦悩も多かったようだけども、その苦悩を絵に描く事は良しとしなかった。
人柄の良さにホッコリしました。
当時の時代背景も知れて、興味深かったです。
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モネについてはあまり知らなかったのだけど、モネの時代の美術背景から作品、人生まで網羅されてて入門としてはとても読みやすくて良かったです。
近くの美術館にモネが展示されてるようなので行ってみたいと思います。
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モネについて多角的に書かれた読みやすい一冊。
モネの人生、絵画、モネに関する美術館、パリの歩き方など少ないページに凝縮されていた。
モネの作品をもっと見たくなった。
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直島の地中美術館でモネの絵を見て以来、美術館に興味を持つようになり、原田マハさんの小説も一段と好きになった。今はなかなか海外の美術館を訪れるのは難しいけれど、国内にもたくさんモネの絵があるということなので、先人たちに感謝しつつ、まずは国内の美術館でモネの絵をたくさん見てみたい。
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原田さんのモネとの出会いやその後の関わり合い、作品の解説、モネの生き方などなど。
原田さんも書いておられる通り、この本を片手にオランジュリー美術館やジヴェルニーを訪れられる日が来る事を夢見ていよう。