紙の本
熱量を感じる
2021/08/31 23:48
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投稿者:ふるかわぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ読んでいる途中だが。
人気の本はこうして作られているのか……
文章はとても読みやすく構成にもとても気を遣われている印象をもった。
電子書籍
マスコミの方ならば役に立つのかもしれないです
2021/09/04 09:27
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投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと帯にひかれて購入しましたが、内容は社会科学系よりも人文科学向け、普通の事業会社よりはマスコミなどの方々には役に立つのかと思います。知っていることも書かなければならないのが普通のビジネスマンですが、その視点がこの本にはなかったです。それが残念でした。
紙の本
マスコミの方ならば役に立つのかも
2021/09/04 09:26
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投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと帯にひかれて購入しましたが、内容は社会科学系よりも人文科学向け、普通の事業会社よりはマスコミなどの方々には役に立つのかと思います。知っていることも書かなければならないのが普通のビジネスマンですが、その視点がこの本にはなかったです。
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『嫌われる勇気』のライターが書いた本とのことです。売れる本、読まれる本をつくるために、どのように構成を考えるかということも、教えてくれます。
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シンプルだが、分厚い見た目で、ちょっととっつきにくいイメージですが、
評価も高いし、自分も(プロではないけど)文章を書くことがあるので、
参考になることもたくさんあるだろうという期待を持って読んでみました。
ちょっと読むのが大変でしたが(でも、読みにくい訳ではない)、
学びがたくさん得られる本でした。
高評価なのも納得。
文章を書くという行為を取材と執筆と推敲の3つに分け、
各バリューチェーン(この表現が正しいのか?
?笑)に対して、
分かりやすい文章で著者が説明してくれています。
冒頭で著者が述べているのですが、著者は教科書を作りたかったそう。
文章を書く人は、本棚に一冊、こういう教科書を置いておいても良いかもしれないですね。
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なぜか書店で目についた分厚い本
ライターの専門書のようだけど
パラパラめくると
ん、ん、面白そう
思わず買ってしまった。
ライターになるわけでもないのに。
で読み進めて気づいたことがたくさん。
書くことは
その前にある
人の話を聴く、聞く、訊くが前提。
どんな質問をするかにもよって
すごく変わってくる。
なんだかコーチングにも似てる。
しっかり聴くためには
相手のことが好きであることも大切な要素。
人を好きじゃないと取材しても
面白くないだろなと思う。
好きになるのも自分次第、
想像力を膨らませたり、背景にあるものを知ったり。
これもわたしと好きなことだなぁ、と思った。
私の好きなサイクル
何かに興味を持つ
体験する
それを伝える
ってことに、似てるな。
まだ、三分の一『取材』の章だけれど
ぐいぐい引き込まれる本。
取材っておもしろいな〜
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他書とは異なる切り口の解説が多い。
推敲の部分は具体的で、何をやるべきか書いてあります。
総じて長い文章を書く機会のある人なら、推奨できる内容です。
しかしながら、本書籍の紙面構成や付録、値段に関しては他のレビューの批判に同意します。
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タイトルから想像される汎用性、3センチ480ページという分量、そして「100年使える」「文章本の決定版」という触れ込みで、1冊で辞書的に使えるいわゆる”鈍器本”を期待したのだが、そういうのではなかった。
ライターの学校を作るならこういう教科書を作りたいという執筆動機のとおり、「ライター」という職業のための心構えといった内容。文章作成に関する汎用的・技術的な内容ではなく、もっと情緒的なライター論とでもいうものが中心となっている。きちんと体系化されてはおらず、ライターというふわっとした職業に向けたふわっとした精神論がだらだらと続く印象が強い。
さらに、著者の持つ「文章を書く」ことにかかるイメージの狭さ、そしてそのイメージの自明視もとても気になった。著者が本書で前提とする文章とは、「ライター」という著者の属する特定の業界の特定のカルチャーでのものでしかない。そうでないスタイルの文章も多く存在が、それらは十分に考慮されていない。文章を書くことはライターの専売特許ではないにもかかわらず、自らのそれが普遍的で汎用的なものであるかのように書かれている。文章を書くことの多様なありかたを無視し、自分達を中心にした世界観を自明のものとしている。
その自己中心的な世界観のまま、主語の大きなタイトルをつけ、「文章本の決定版」などと標榜するのは、少々看板に偽りありだと思う。内容に見合ったスケールのタイトルをつけ、適切なターゲットに届けるのも、著者や出版社の責務だと思うのだが。
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<目次>
ガイダンス~ライターとはなにか
取材 第1章 すべては「読む」から始まる
第2章 なにを訊き、どう聴くのか
第3章 調べること、考えること
執筆 第4章 文章の基本構造
第5章 構成をどう考えるか
第6章 原稿のスタイルを知る
第7章 原稿をつくる
推敲 第8章 推敲という名の取材
第9章 原稿を「書き上げる」ために
<内容>
ライターをまじめに突き詰め、そこで生きていくために必要なものを網羅した本。著者が言うように、「ライターの教科書」である。安直に「ライター」と名乗り、ただただ世間に迎合したり、独りよがりになっていたり、テングにならないよう、真摯な姿勢で取り組むべきことが書かれている。分厚いが、さすが「ライター」、読みやすいし、頭に入る。
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読みごたえがあっておもしろかったです。
「聴く」も「読む」も能動である。
「誰かの話を『聴く』ことは、その人の話を『読む』こと」というのが衝撃でした。
また、「100年先を見たければ、100年前を見よう」という観点も自分の中にはなかったので衝撃でした。
「聴く」こと、「読む」こと、「書く」こと等、こんなふうに説明してもらえる本は今までなかったので、新鮮でした。
繰り返し読む本になりそうです。
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ライターとかもそもそも何を伝えたいと思って取材も執筆もしないといけないし、何よりも話をする対象者を「好きになる」「共感を何かしらする」をしないと文にした時に伝わらないよねというのは日常生活でも思いますね。。
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本を読むとき、何らかの目的を持っていることが多い。
流行りの話題についていくため、歴史を学ぶため、知らない世界を知るため。
なので、その目的が達成できないとわかると、飛ばし読みをしたり、読むのをやめたりする。
本書も、「他人に読んでもらえる文章を書くため」という目的があって手にとった。
500ページ近い分厚さ、タイトルに教科書の文字。文章テクニックがありったけ記してあって、辞書のように使っていけばいい本だと思っていた。
ぜんぜん違った。
本書ではテクニックは一つも紹介されていなかった。
読んですぐ文章が上手くなるような技術は紹介されていない。
そういう意味で期待はずれだった。
でも、全て読んだ。しかも、続きが気になって仕方ないミステリー小説を読む感覚で。
教科書でありながら、読者を楽しませるコンテンツとして成り立っている。
一人でも多くの読者を楽しませる文章を作るライターならではの教科書だ。
この本は、著者が「こんな教科書があったらいいな」で書いたものだそう。
中立的ではないし、帯に書いてあるように「この一冊だけでいい」とか「文章本の決定版」ではないと私は思う。
でも、「100年後にも残る」本を、という著者の熱い気持ちが伝わってきて、文章だけでなく、生き方も学べているような気分になれる。
この本をバトン代わりにして、自分もなにか伝えていきたいという気持ちになれた。
こんな面白い教科書はめったにない。ぜひ読んでいただきたい。
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「ライターの教科書」をコンセプトに書かれた本
ライターという立場から解説してあるので、読書術を根本的に変えてしまう可能性も感じる。
著者が真正面から「ライター」という職業に向き合っているから魂の叫びが聞こえてきているようだ。
インタビューするように読む
①「この人に会ったら何を聞くか」を考えながら読む
②書かれたことではなく、書かれなかったことを考える
③第三者にどう紹介するか考えながら読む
④主人公を入れ換えて読む
などは まず始めていきたい。
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ライターがいかなる存在か、良い記事を書くためにいかに取材・執筆・推敲するかについて、第一線で活躍する著者が記した一冊。
「なるほど」と思うことが満載で、ぐいぐい引き込まれた。
ライターの仕事に限らず、文章を書くこと、さらには働くことそれ自体に通ずるような示唆のある本。とても良かった。
あとは、紙質やレイアウトのおかげか、触っていたく、読んでいたくなる本だった。
最近電子書籍を買うことが多かったけど、この本は紙で買って良かったな。
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厚い本である。
しかし最後まで読ませてしまう表現、
レイアウトの勝利でもある。
要は、ページ数もデザインも織り込みで、設計されているのだと思う。
明記されていないが、これからブログを書こうという人にもオススメしたい。
文書を書いていると、誰しも一度は考えたことのある疑問に明快に答えている。
例えば、
第3章「調べること、考えること」では
・自分のことばで考える
・憑依型の執筆はありえるか
第8章「推敲という名の取材」では
・最強の読者を降臨させる
など、膝を打つ手引書になっている。
個人的には、変な話しですが『嫌われる勇気』
より役に立ったと思います。