- 販売開始日: 2021/04/09
- 出版社: NTT出版
- ISBN:978-4-7571-6074-3
フラジャイル・コンセプト
著者 青木淳
建築家・青木淳は、東日本大震災以降、なにを考えてきたのか?「原っぱ(=人々が行動することによって楽しさを発見する空間)」と「遊園地(=人々の楽しみ方があらかじめ与えられて...
フラジャイル・コンセプト
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商品説明
建築家・青木淳は、東日本大震災以降、なにを考えてきたのか?
「原っぱ(=人々が行動することによって楽しさを発見する空間)」と「遊園地(=人々の楽しみ方があらかじめ与えられている空間)」というコンセプトを提唱し、「原っぱ」のような建築をつくることを試みてきた青木淳さん。その青木さんの10年ぶり、3冊目の単著となります。
2011年の東日本大震災以降に紡がれた言葉を中心に編まれ、青木さんの建築への取り組み方の変化、息遣い、さらに今後の展望が描かれた一冊です。逡巡もあり、決意表明もあり、書き下ろしのイラストもあり、また、建築を学ぶ若い方々へのエールもあり、の盛りだくさんの内容になっています。
・ 「フラジャイル・コンセプト」とは?
「コンセプト」とは、一般的には、作品・プロジェクト全体を導き出す核のようなものをさすが、実際の創造行為の始まりにおいては、もっとあやふやなものである。先が見えないなか、試し試し進むうちに暫定的に発見され、さらに進むうちに、また別のものが発見され、結局できあがったときに、事後的に発見されるものが「コンセプト」の本質とはいえないだろうか。という意味で、「フラジャイル・コンセプト」とは、コンセプトというものが本来的にあやふやなのではないか、という問題提起を含んでいる。
・内容紹介
第1部 表現でないこと
第2部 東日本大震災
第3部 具象と抽象を行き来しながら
第4部 日常の風景
第5部 建築を見ながら、考えたこと――『新建築』二〇一五年月評
第6部 建築をバラバラなモノとコトに向かって開くこと
目次
- 巻頭口絵 ぼよよん
- 序 フラジャイル・コンセプト
- 第1部 表現でないこと
- 1 「くうき」を整える
- 2 どこからが絵なのだろう、どこまでが絵なのだろう
- 3 谷崎的建築観vs 芥川的建築観
- 4 様相が内部空間の構成を食い破るとき――村野藤吾の現代性
- 5 キャンパスノートの使い方
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