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不見【みず】の月 博物館惑星II
著者 菅 浩江
地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館〈アフロディーテ〉。そこには全世界の美術品や動植物が収められ、データベース・コンピュータに直接接続した学芸員たちが、美の追求に勤しんでい...
不見【みず】の月 博物館惑星II
不見の月 (ハヤカワ文庫 JA 博物館惑星)
商品説明
地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館〈アフロディーテ〉。そこには全世界の美術品や動植物が収められ、データベース・コンピュータに直接接続した学芸員たちが、美の追求に勤しんでいた。そんな博物館惑星に赴任したばかりの新人自警団員・兵藤健は、インタラクティブ・アートの展示管理や「不見(みず)の月」なる絵画の盗難にまつわる謎など、さまざまな事件に対処するが──『永遠の森』に続く《博物館惑星》シリーズ第2作。
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紙の本
「何でもあり」もまた良し
2021/05/29 21:30
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、2008年に「永遠の森」を読んだのですが、この世の全ての「美しいもの」を収集するために作られた小惑星。~この設定に感動したのを覚えています。
美を感じるものであれば、絵画・彫刻・音楽・踊り・文学…なんでも題材になるのが素晴らしい。
今回は「歓喜の歌」と併せて、昆虫・贋作・楽器・評論にまで手を広げていらっしゃる。
前作の感動そのままに、今回も「美」にかける人間のエネルギーの凄さを感じ取れるか、と思っていたが、今回は主人公がお巡りさんなので、少なからず犯罪絡みの話になってしまい、視野がその分狭くなったかな。
純粋に「美」を追求する、マッドアーティストに出てきて欲しかった。