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夢にみるのは、きみの夢
著者 三田麻央(著) , あおのなち(イラスト)
恋愛経験ゼロの女子、AI男子と同居する。二橋美琴は乙女ゲームが趣味のオタクOL。これまで友人がいたことがなく二次元の世界に浸りきった彼女の生き甲斐といったら、推しのイケメ...
夢にみるのは、きみの夢
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夢にみるのは、きみの夢 (ガガガ文庫)
商品説明
恋愛経験ゼロの女子、AI男子と同居する。
二橋美琴は乙女ゲームが趣味のオタクOL。
これまで友人がいたことがなく二次元の世界に浸りきった彼女の生き甲斐といったら、推しのイケメンキャラ・金堂町先輩に貢ぐことくらい。
そんな彼女に、生まれて初めて三次元で胸のときめきを覚える相手が現れた。同じ会社の先輩、佐々木優吾だ。
25歳の誕生日の朝、テレビで見た「今日の運勢」で自分の星座がランキング一位だったことに運命を感じた美琴は、思いきって佐々木先輩に話しかけてみようとする……が、あえなく玉砕。
その日の深夜、飲めないお酒を買い込み、一人荒ぶりながら公園でお花見をしている美琴のもとへ、金色の髪を持つ美しい青年が現れる。
転んで怪我した美琴の手当をしてくれたり、気さくな会話で楽しませてくれる青年。だが、彼には明らかに怪しい点があった。自分を研究所から逃げてきたAIロボットだと言うのだ。しばらくのあいだ自分を匿ってほしいとお願いされた美琴は、その場から逃走。
ところが、青年の言っていることは全て事実であることが判明して……。
恋愛経験ゼロ女子と、AIロボット男子との泣き笑いの同居恋愛ドラマ。
タレントとして活躍する三田麻央、初の書き下ろし長編ライトノベル。
(底本 2021年4月発行作品)
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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話は良かったけど、キャラが悪かった
2022/03/20 01:29
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
乙女ゲー好きでコミュ障なオタクOLが、誕生日の夜にあまりの不運ぶりに泣いていたところに出会ったイケメンが研究所を脱出してきたAIロボットだと名乗り、成り行きから匿うことになる話。
春夏秋冬の四章立てで秋の終わりの衝撃の事実からの急転直下の展開に唖然としたまま終わった。
とても高評価の多い作品で期待して読んだのだけど、そもそも初っ端から主人公が性格的に合わず、イライラしたまま読んだので秋ラストの衝撃展開からの切なさみたいのは感じられず、ただただ呆然としたまま終わったというか。
まぁナオは切なかったね。
ミコトがずっと見続けている夢が抽象的な姫と王子ではなくて、失われた過去の記憶を見てたとかだったらもっとラストに惹かれたかもなぁ。
個人的には佐々木さんを好き→ただの憧れ→やっぱり初恋!ていう主人公の思い込みについていけず。
夏の祭りのときにやたら衝撃を受けて嫉妬したあの感情はなんだったの?という感じ。
ところどころ主人公の行動や言動、感情の動きに納得のいかない部分があって、タレントの作家デビュー作と思えばこんなものなのかもしれないけど、評価と期待値が高かっただけにがっかり度も上がってしまった。