漢字の体系
著者 白川 静 著
第一部では「天象・氏族・祭祀」など65のテーマ別に約700字、第二部では「安」から「婁」まで形態素ごとに約1800字をグルーピングし解説。漢字の繋がりが見える全く新しい字...
漢字の体系
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
第一部では「天象・氏族・祭祀」など65のテーマ別に約700字、第二部では「安」から「婁」まで形態素ごとに約1800字をグルーピングし解説。漢字の繋がりが見える全く新しい字書!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
漢字の成り立ち
2020/09/28 14:17
10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いなみの - この投稿者のレビュー一覧を見る
中高校生を対象とした漢字の成り立ちと背景に興味を抱かせる辞書と言える。
パソコンの普及に伴いゆっくりと字面に目を凝らすことがすくなくなっているが、漢字への手引書として最適な辞書と言える。
ぜひとも一読ををお勧めしたい。
故・白川静さんの遺稿をもとに字書『漢字の体系』を編集
2021/12/03 12:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
漢字研究の第一人者だった故・白川静さん。「甲骨文」「金文」など古代文字から漢字の成り立ちや意味を新たに解き明かし、「字書三部作」を残すなどして、文化勲章を受章した。その死去から14年をへた昨年9月、書き下ろし字書『漢字の体系』が出版された。白川さんは晩年、講演などで「漢字には体系があり、そこから古代の世界が見えてくる」と幾度となく話していたという。『漢字の体系』は、それまでの部首順や50音順に並べた字書と違い、「天象」「鬼神」「医術」などテーマごとに字をまとめたり、同じ形を含む字をまとめたりして、漢字のつながりが分かるように体系的に分類したもの。中国・後漢時代に書かれた文字学の聖典『説文解字』の解釈と並べて、それとは異なる白川さんの解釈を記述した、まさに白川さんの遺志が詰まった原稿。1字ずつ確認する膨大な作業が結実。