猫の街から世界を夢見る
著者 キジ・ジョンスン(著) , 三角和代(訳)
猫の街ウルタールの大学女子カレッジに、存亡にかかわる一大危機がもちあがった。大学理事の娘であり学生のクラリー・ジュラットが、”覚醒する世界”からやってきた男と駆け落ちして...
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商品説明
猫の街ウルタールの大学女子カレッジに、存亡にかかわる一大危機がもちあがった。大学理事の娘であり学生のクラリー・ジュラットが、”覚醒する世界”からやってきた男と駆け落ちしてしまったのだ。かつて“遠の旅人”であったカレッジの教授ヴェリット・ボーは、”覚醒する世界”にむかったクラリーを連れもどすため、気まぐれな神が支配し危険な生き物が徘徊する“夢の国”をめぐる長い長い旅に出る。ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞作「霧に橋を架ける」の著者が、H・P・ラヴクラフトの諸作品に着想を得つつ自由に描く、世界幻想文学大賞受賞作。/解説=渡邊利道
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ピンとこなかった
2021/07/20 20:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「霧に橋を架ける」がよかったので、期待を大にして読み始めたのだが、途中からうっちゃりたくなった。
ちょうど、スターリングの「塵クジラの海」や、ティプトリーの「すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた」を読んだ時のがっかり感に似ている。
期待したセンス・オブ・ワンダーの欠片もない、時間を無駄にしたという記憶だけが残った。
第一、私はラブクラフトが嫌いなのに、この本を選んでしまったのが間違いなのだろうが、ビッグネームの作品がこれか。世界幻想文学大賞受賞作がこれか。
本当に残念だった。
まあ、日本語タイトルのつけ方が悪いわなあ。猫の街なんか出てこないし、猫好きの怒りを買うこと間違いなし。