電子書籍
~1日3度のチャンスを狙い撃ちする~待つFX
著者 えつこ
本書で紹介する方法は、「MetaTrader4」を使った驚くほどシンプルなものです。難しい考え方や手法はひとつもありません。あえて極論するならば、方法さえわかれば、小学生...
~1日3度のチャンスを狙い撃ちする~待つFX
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待つFX 1日3度のチャンスを狙い撃ちする 相場の勢いをつかんで勝負する損小利大の売買をメタトレーダーで実践 (Modern Alchemists Series)
商品説明
本書で紹介する方法は、「MetaTrader4」を使った驚くほどシンプルなものです。難しい考え方や手法はひとつもありません。あえて極論するならば、方法さえわかれば、小学生にでもできるようなものだと思います。なぜなら、すべきことが決まっているからです。
本書のテーマは、タイトルからもわかるように「待つ」ことです。勝負に出て負けてしまうときは、多くの場合、勢いがない(動かない)ときにエントリーしてしまうことだと著者は語っています。要するに、簡単にエントリーしすぎるからうまくいかないのだと。このことを踏まえて、“勢いのある(動く)時間帯まで待って、実際に勢いがついてからエントリーしてください”と本書では強調しています。
ここで、「実際に、勢いがつく時間帯は1日に何度ほどあるのか」といった疑問が出てくるかもしれません。このことについても、詳しく触れています。答えを先に言ってしまえば「9時~11時前後」「15~18時前後」「23~24時前後」の3つになります。これらは、机上の空論から出た結論ではありません。著者が何年も書きためたノートを分析して導き出し、結果を残してきた結論です。
さらに、勢いがついたか否か(相場が動いているか否か)をとらえるにはどうしたらよいのかについてもページを割いて解説しています。ここで見るべき指標は「ADXDMI」と「BBandWidthRatio」の2つです。この2つがどういう動きをすれば「勢いがついていると判断できるか」について何度も何度も解説しています。 本書では、命題でもある「勢いをつかんでからエントリーする」というメッセージが少しでも多くの方にわかりやすく伝わるように以下の構成にしてあります。
第1部:第1章~第3章
「FXを始めるならば知っておいてほしいこと」として、簡単にエントリーしてはいけないことや、私が毎日確認している情報などについて紹介しています。
第2部:第4章~第8章
「えつこ流FXの実践方法」として、勢いをつかんでエントリーする方法や決済の仕方、枚数の増やし方、行動プログラムなどの話を展開しています。
第3部:第9章~第10章
「知識を“技”に昇華するために」として、チャートに慣れるための練習方法や、本書の内容をきちんと理解したかどうかを確認させる問題集を載せています。
このほかにも、「1日、どう行動すべきか」をあらかじめ確認できるチェックシートや、●月○日にはどう動くべきかを説明した「FXカレンダー(2010年8月~12月まで)を特典として載せています。
今、思うように利益が出せていない人、利益も出せるが損失も出してしまう人など、“うまくいっていない”と感じている人は、ぜひ本書を手に取ってください。何かのきっかけになると思います。
著者紹介えつこ
毎月10万円からスタートして、月末には数百万円にまで膨らませる専業主婦トレーダー。FXの利益で、発展途上国の子供たちや貧困層を援助する財団を設立することが夢。
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潮干狩り・・・基本に帰る素敵さ
2010/10/03 02:01
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シャリア - この投稿者のレビュー一覧を見る
「『FXで利益が増えるようになりたい』という私の夢は叶いました。」この一文がすべてを物語っている。気負うことなく、投げやりでなく、等身大の私たちの一人。その実現への過程はシンプルに分かりやすく書かれているが、そこにいたる葛藤には凄まじいものがあったと想像できる。
「キーボードやマウス、近くに置いてあった電卓をバンバンたたいて壊す」、「何をしても楽しくなく、ちょっとしたことでイライラ」、「ルールを守らなかったことに対する腹立たしさで、自分の頬を何度も叩いた」かなり過激な人とも思えるが、そうではない。この経験が無ければ、次に進めないのである。
著者は言う「あのような辛い思いは、これから希望をもってFXを始める人には味わってほしくない」と。そこで、準備の仕方からセットアップ、資金コントロール、イグジット、著者自身の戦略と戦術を平易な言葉で丁寧に解説されているところのに著者の強い思いを感じる。
その思いとは反対に、そうなるまでには「味わってほしくない」辛らつな苦労があることもうかがい知れる。
「一日8時間、一年以上」ここまでしないとつかめないもの、それは。
莫大な資金力と、膨大な情報力、高度な確立論を駆使した精鋭たちが海の向こうで壮絶な魚の奪い合いをくり広げている。一方、竹槍がやっと鉄に変わったレベルの私たち。おいしい魚が取れるとの噂で、気まぐれに海に行ったところで、交通費がかかるだけ。それどころか台風に遭遇したら波にさらわれてしまう。一方で浅瀬で自ら溺れてしまうものもいる。
利益を得る方法は皆無に等しいと分かった時、
「今できないのであれば、今後できるようにすればよいのです。」という著者の言葉に勇気づけられる。
潮がひいたとき、自分のバケツのサイズにあった量をとっていく。いつもとれるとは限らないことを、経験から肝に銘じながら。もちろん欲張りすぎてバケツいっぱいにして、ひっくりかえしてしまって、すべてを台無しという体験もしないとわからない。
自分の持っているもので試行錯誤しながら前に進む著者にエールを送るとともに、惜しみなく教えてくれている姿に感謝しながら、気づかせてくれた勇気を大切にしたい。