女副署長 緊急配備(新潮文庫)
著者 松嶋智左
凶悪事件が長年起きていない佐紋署に、田添杏美副署長は異動した。だが赴任早々、山間部で殺人事件が発生した。おりしも隣接署で起きた事件で緊急配備の最中だった。ほぼ同時刻、港で...
女副署長 緊急配備(新潮文庫)
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商品説明
凶悪事件が長年起きていない佐紋署に、田添杏美副署長は異動した。だが赴任早々、山間部で殺人事件が発生した。おりしも隣接署で起きた事件で緊急配備の最中だった。ほぼ同時刻、港ではもう一つ事件が起きていた。被害者は、警官だった……。捜査に不慣れな署員もそれぞれの任務を果たしていくが再び事態は緊迫する! 危機の一瞬に警官の血が沸騰し、「それぞれの勲章」が熱く刻まれる傑作。(解説・西上心太)
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警察組織の群像劇
2022/12/04 14:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察組織の中で、女性管理職はアウトサイダーなのか。女性副署長を主人公として描きながら、複数の警察関係者の群像劇の形をとり、物語は進んでいく。警察官自身による不正、警察官家族による犯罪など、個々に悩む事象が起きるが、最後には不正・犯罪を憎む警察組織のあるべき姿を示して、結末を迎えるのは、作者の願いなのかもしれない。
運が悪い?
2022/07/05 12:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察官が警察官を署内で殺害した件で、当時副署長だった田添杏美は懲罰の意味もあり、海と山の自然が色濃く残る署へ異動になる。大きな事件がほとんど起こらない地域で死体が発見された。運悪く署では緊急配備であり、また大きな事故がなかったこともあり、署員全員が混乱していた。副署長の田添はテキパキと指示をだし、混乱を収めるのだが、また新たな事件が発生する。警察官が襲われ意識不明の重体になっていた。
田添と県警から捜査に来た花野課長とこの事件を捜査を始めるが・・・・・。
田添副署長の行く先には何かがおこるのですね。花野課長も登場ということは、今後は副署長と花野課長が事件を解決する流れになるのでしょうね。次作も楽しみにしています。
女性だからこそ
2021/06/03 06:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察という、どちらかという男性社会の中で、キャリアを積み重ねていく大変さがよく伝わります。女性の副署長は……ね…。事件は、警官が殺されたり、犯人が……だったり……。