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投稿者:Masaru_F - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルだけで興味を持ち、手にとってみたが、期待を超える内容だった。どうしても勝ち負けや、体裁の良しあしに拘ってしまうビジネスの前線に、こういったアートの考え方は必要だと改めて感じた。お勧めできる本です。
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東京藝大は全然知りませんでした。
でもこの本を読んで刺激になった気がします!
時々パラパラめくってみよう。
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私が美大で学んだことを客観的に再認識できたらいいな、それから他の美大にはない芸大生ならではの思考についても知れたらいいなと思って読んだけど、美大や芸大のことをよく知らない人向けの本だったので期待したほどの発見は得られなかった。活躍している在校生や卒業生へのインタビューが中心で具体例ばかりだったから、芸大で学ぶ内容や頭の使い方、ビジネスへの活用方法についてもっと掘り下げてほしかったな。美大や芸大のことはよくわからないけど他の人と差別化するためにアートを学びたい、みたいなビジネスパーソンにとっては参考になりそう。
【読んだ目的・理由】芸大生の思考方法を知りたくて
【入手経路】買った
【詳細評価】☆3.2
【一番好きな表現】「やりたいことをできる環境に自分を置くことを才能という」という教えでした。(本文から引用)
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ロジックやファクトの本を続けて読んでいたので頭を柔らかくするために読んでみました
学生時代の何者でもなかった時の自分が甦る感じです
自分自身もかなりの時間を音楽に使っていますが、それがあるからこそ仕事や仕事以外も含めて、モノづくりをしている人と仲間意識を持てて、バランスが取れているのだなと思いました。
アートに関われていることは本当にありがたいことです
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私は、会社勤めと並行して中小企業診断士としても活動しています。経営コンサルタントの国家資格、との位置付けと言えばいいでしょうか。
診断士の人たちと一緒に仕事をしていると、論理的であることが重視されます。3C分析(「顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)」の3つの視点からマーケティング環境分析を行うフレームワーク)などの枠組みを活用して考えをまとめていく機会が多くなります。
むろん、ロジカルであることは大事だと思います。しかし、そこに注力していくのは、最適解を目指した行為で、それを突き詰めるとみんな同じ答えにたどり着いてしまうような気がしてならなくなりました。それでは差別化を図れません。
ですから、もっと個人の想いとか感情から発せられるものがビジネスに活かされるべきではないか。主観こそが差別化の源泉ではないのか。そんな想いがアート思考を学ぶきっかけになっています。
そして、東京藝大卒の方が、ビジネス界でも活躍されているのを知っていたこともあり、卒業生の方がどんな学びをしてきて、どんな思考をしているのか興味を持って、本書を手にしました。
https://bit.ly/3id0ceL
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藝大がすごく面白い大学ということを知った。
アート思考は今後の社会で求められるようになると思う。
キャリアの賞味期限の話では、そういう人生もありだと感じた。自分のキャリアの変わり時で行動できるからこそ、藝大に現役合格できたんだろうな‥すごい。
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日本における芸術系の最高学府、東京藝大出身者の思考について、入試から大学での学び、卒業生のインタビューを通して解説&解明した本。
進学校にいながら勉強が得意ではなかった私が選んだ進路は美大だった。
当時は共通一次を全科目受験しなきゃいけなかったのも苦痛だったし、デッサンが苦手だったので受かるわけがないと記念受験すらしなかった藝大。
大学院美術研究科絵画専攻油画修了の小左誠一郎さんは、好きなことをやるために実技の一次試験であるデッサンを効率的に描く術を開発した。
そんな発想があったとは。
進路選びからして逃げだったし、大学に入ってからも真剣に向き合っていなかったし、就職もなんとなく決めた。
当時の私は「アティチュード」の何たるかも理解していなかったと思う(今もか)。
好きなことで結果を出して生きていきたい人のヒントになる本。
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いわゆる美大といえば、美術系に特化した職しかなく、狭き門な故、苦労されている方が多いイメージでしたが、そんな時代ではないようです。
今では観察力に優れ、解のない問題に対してどう取り組み、自分なりの回答を導くのか、非認知能力の高さなどなどあらゆる業界で重宝される人材のようです。
昨今、縦割りだった学問が横断化され新しい視点で模索している流れを考えれば、美術の領域もそうなった、ということなんでしょう。
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単純に自分とは違う色々な方の人生を知れて面白かった。決められたレールに乗らず、自分を表すこと、自分に向き合っていくことをする人々は辛そうでもあるが、だからこそ才能が開花するんだなと思った。
ビジネスにも必要な要所があり勉強になった。
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■ 理解できたこと
・いわゆる”美大”として国内最高峰の「東京藝術大学」では、一般的な受験対策が通じず、ひたすら自分と向き合った先に絞り出される、究極の感性が試される
(参考:御茶ノ水美術学院 油絵科ギャラリー)
https://gakuin.ochabi.ac.jp/gallery/468.html
・ロジカルシンキングや問題解決では得られない「創造する力」は、アートだけでなく、ビジネスでも活かされている
・かと言って、基本が不要といっているわけでもなく、守破離ではないが、まずは形を覚えることは重要
・お手本を正しく真似て、そこから自分なりの正解を見つけ出していく(=ひたすら自分と向き合う)
■ レビュー
・タイトルから「思考法」のようなノウハウ本を想像しがちだが、内容は異なるので注意
・発想、想造、デザイン思考等、バズワードで終わりがちな言葉の具体的意味合いや、現実社会での実績、影響が、少し理解できる
・「芸術大学」の内側に興味がある方はおすすめである
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2022.10.18 とても刺激になった。やっぱりアートがビジネスはもちろん、生きる上でも大事だと思う。面白かった。
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ビジネスに通ずる何かを求めて読みました。
美大を卒業して生保の会社でトップ売上した人の話、もっと読みたかったです。
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ダメだな、最後まで読んでも、思考の重層化という言葉の具体的なイメージが湧かなかった。
読み物としては面白いし、藝大生やそのOBの人たちの実話も面白いのだが、じゃあどうしてその人たちが、どういう思考をどのような場面でどうやって行なっているのか、表象はわかっても深部がわからないというか、「感じて、みようとしてみる」とか言われても、なんとなくしか分からなかった。
前々から簡単なデッサンはできるようになりたくて、それこそモレスキン持って散歩がてら、感じたままに絵を描きたいということを考えているので、まずはそれやってみて、観察する経験を積み上げていくともしかしたら、この著者の言わんとすることも少しは腑に落ちたように思えるのだろうか…
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日本一入試の倍率が高い東京藝術大学。藝大卒のアーティストにインタビューし、彼ら彼女らの思考を紐解いていき、現代に「アート」はどう生かされるのか考察した本です。
一章の藝大入試の話がめちゃくちゃ面白かったです。
ほとんど禅問答のような試験問題で、傾向もない。受験生に必要なのは『ビジョン』や『哲学』と、それをアウトプットする技術というわけです。
当方、美術大学を受験しましたが、藝大は秒で諦めた記憶があります。
ただ「超絶技術がある」受験生しか受からないからあれだけ何浪する人がいるんだろうと思っていました。藝大受験の実態は漫画『ブルービリオド』でも描かれていましたが、藝大はただ絵が上手い人を求めているのではないことにこの本で改めて気付かされました。
>予期せぬ環境下に置かれることで、その人の内面世界というものがギュッと出てきます。それこそが自己表現であり、入試ではここを見ています。圧をかけたときに、自分のそれまでの人生が表現できているのかが最も重要なのです。
藝大卒生にインタービューしたなかで著者は、アーティストが持つ理力として
① 言語と非言語、具象と抽象を網羅する理力
② 好奇心を持ち、問う理力
③ 熱狂的に没頭できる理力
上記3つをあげています。
特に①は、アートという非言語な世界に生きながら、必ず言語化ということも重要としていて、藝大では講評会を通して言語化の訓練をしているし、卒業すればプレゼンやドキュメンテーションを作成し、自身の作品を自ら語る必要があります。藝大卒生はアートで成功するのは厳しいというけれど、一般企業でも活躍できる能力は身に付くわけですね。
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速読の感想です。
アーティストは、非言語化の境のものだと思っていたが、非言語化した作品をつけるにあたり、考えた結果をカタチにしているのであって、さらに最後には必ず言語化するプロセスが必要となるから、言語化能力に長けている。
これは、ビジネスに通じるものがある。
アート思考が必要。アートがビジネスに必要。