【電子限定おまけ付き】 王と王子の甘くないα婚 【イラスト付き】
【イラスト付き】 大学生の若公士貴は容姿端麗、頭脳明晰、家はお金持ちで「王子」とあだ名されるのも納得のα。だから家族から感じる疎外感なんて勝手なひがみでしかなく、この先も...
【電子限定おまけ付き】 王と王子の甘くないα婚 【イラスト付き】
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商品説明
【イラスト付き】 大学生の若公士貴は容姿端麗、頭脳明晰、家はお金持ちで「王子」とあだ名されるのも納得のα。だから家族から感じる疎外感なんて勝手なひがみでしかなく、この先も幸福な毎日がずっと続いていく。そう思うしかない日々に出会ったのが同じ大学の卒業生、伊王野だった。現在32才、自ら興した会社で20代でビリオネアとなった有名な経営者でαだった。同じαのはずなのに、自分と伊王野ではあまりに違う。まだ何者でもない自分というコンプレックスを刺激される士貴だったが、ある日酔った勢いで一夜の過ちをおかしてしまう。αなのに士貴は伊王野に抱かれたのだ。そして「婚約しないか」と突然言われて戸惑うがーー。電子限定書き下ろしSSを収録!!
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アファ同士
2021/07/19 22:34
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当の王と王子ではなく、キャラのお話ですね。
自分の環境を顧みて『帰りたくないのは我がまま』だと自負する士貴は、性格が良いな。
どんなに金持ちだろうが帰りたくないでしょ、不平等感覚の巣窟な家には。
親のエゴに翻弄された双子、籠の中の鳥な舞花もある意味不幸だ。
士貴の反応がいちいち素直だし、空回りしてるけど、こりゃ神門も揶揄う……つもりが可愛がりまくりたくなるよなぁ。
オメガバ世界観は苦手な方だと思っていましたが、可哀想なΩを助けるスパダリ様みたいな一方的なお話が苦手なだけで、バースが何であれ勝ち取る!
という気概を感じるものは好きだと気付きました。
α同士も、よいですね。
王は最後まで王でしたし、王子も最後までシッカリ王子でした。
画がどちら様もイケメンで、美味しく保養させていただきました。
α同士の年の差ラブ
2021/07/29 12:58
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事もできてカッコイイ攻めに憧れと嫉妬
そしてαのプライドを刺激されていつものようにそつのない王子様になりきれない受けが可愛い。
攻めと付き合い始めてαのプレッシャー、マッチョ思想からも解放されていく描写も印象的。
αの受けも圧倒されるスーパーα様な攻めにも弱さがあって、
その臆病な逃げのせいで二人の仲が拗れる結果になっていたのも面白かった。
初セックスの時に二人ともふざけて軽口を叩きながら楽しそうだったのも好き。
アルファなのに不憫な士貴
2021/06/22 02:21
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
オメガバースだけど、アルファ同士での恋愛やその他色々のお話です。単純なオメガバースの話ではなく深い中身のある話で、すごく良かった。
受の士貴は、家族や周りに求められるアルファであろうと頑張っていたのを、攻の神門にだけはだんだん素を見せられるようになる。でも「好きなのは自分だけ、この婚約は契約だから相手からの愛は求めない」と自分に言い聞かせているのが不憫でした。
士貴の家族がまた酷くて、母親は士貴が子供の頃から無自覚に傷つけることを言うし、オメガの姉もチヤホヤされるのが当たり前になっていて、悪気なく世界は自分の言う通りに動くものと思ってる感じだし、誰も士貴に関心が無さげで、これはある種のネグレクトと言えるんじゃないかな。
ちょっとネタバレですが。
色々あって一度は身を引こうとしたけど、最後には家族と絶縁して神門とハピエンでよかった。神門が「運命?知るか」って言いきってくれてホッとしました。家族との絶縁の時に「謝罪を受けても許さなくていい」と言うあたりも、人の気持ちって簡単に割り切れるものではないから、かえって良い結末だったと思います。
今後は甘〜い結婚生活が送れそうで良かった。
「運命、知るか」
2021/08/11 05:39
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
オメガバースは苦手というか(地雷があるし)
許容範囲外なのでほとんど手をださないのですが
作者さんの「盗賊王の溺愛花嫁」が良かったのと
α婚ということで・・・大丈夫かなって思っていたら
思ってもいなかった設定で・・・地雷はありましたが
はいえ、それを凌駕する良さがこの作品にはありました
(地雷はあくまでも私の嗜好の問題)
何が良いってやっぱり「運命」を蹴散らすところ。
とにかく一家(一族)の士貴に対する対応が酷すぎ。
アルファ一家の中で生まれた身体の弱いオメガの双子姉舞花を家族総出で大切にし
「弱い体に生まれたのは双子の士貴のせい」とまで言われて育つ
抱きしめられることもない子供時代
学業も運動もアルファだからできて当然
家に帰りたくなくて友達の家を渡り歩いていても
「帰りたくないのはワガママだ」と自分を評するあたり
涙出てきそうだよ・・・って感じ
しかも長男でアルファなのに惣領息子ですらないのですよ。
本人はお金い不自由なく育ててもらったからと言ってますが
明らかに虐待(ネグレクト)と言っても良い生育環境で。
そんな中で育ったのに士貴は真面目で素直
神門がそんな士貴をかわいく思うのは必然な流れでしょう
(作者さんの年の差カップル溺愛路線)
で士貴も神門によって縮こまってしまった精神が解放されていく。
(婚約に持ち込む神門の手際のよいことよ・・・)
歪な家族からも解放してくれる。
それでさらさら行ったら話にならないってことで
オメガからの爆弾が2発投げられる。
ひとつめは不可抗力的なのですが
ふたつめはメガトン級です。
溺愛されて姫として育ってきて、
それに疑いのない舞花の言葉の恐ろしいこと
さらにそれを支持する一族が怖い・・・
もう、溺愛とかのレベルじゃない感じ・・・。
その上での「運命の番」
家族の誰もが士貴のことを思っていない。
士貴の絶望が痛々しいです。
なので神門が
「運命、知るか」
この言葉を放ってくれて清々しました。
そして、二人の関係を納得し、
お幸せにって言いたくなれたのです。
父の最後の言葉もなんか本心かもしれないけれど
多分に神門の存在が言わせたような気もしますし、
母にいたっては父に促されてしぶしぶ頭を下げている感は
否めない。
(とはいえ、士貴にとっては
許容しなくても良いこととしてくれた神門がいて
本当に良かったです)
母や姉が今後二人の家庭に乱入してこないことを
心の底から祈ります
作者さんのオメガバースは、
「運命」を蹴散らす、あるいは「運命であろうとなかろうと」
なのがしっくりきます。
地雷があるので積極的に読むかという問題は別ですけど
作者さんの作品なら今後も手を出す可能性はあります。
α×αの幸せのカタチ
2022/07/23 23:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たまゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
α×Ωが主流の中で、珍しいα×α。
どんな結末になるのか楽しみで読みました。
苦しくなるほど揺さぶられた良作でした!
運命の番より赤い糸の方が強いのです
2021/12/05 17:00
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
α同士のカップルで、結ばれるのに発情期とか関係ないので途中までオメガバースなことを忘れてました。
士貴はαですが、家に入りで子育てする生活を選びます。
家族に恵まれないカップルで、温かい家庭を作ることを優先するのでしょう。
社長×大学生
2021/11/18 20:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フー - この投稿者のレビュー一覧を見る
王様のようなアルファ社長と王子様のようなアルファ大学生、互いに惹かれているようでも恋愛感情ははっきりしないまま、どちらも特定の恋人はいないことから婚約することに。それぞれの利益のために一緒にいることを選んだため相手の本心が掴めない、悩ましい関係に焦れます。
オメガバースで、アルファでも発情している状態では男性も妊娠可能という世界観です。
アルファ同士
2021/09/15 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
スパダリ同士の恋。
攻めだと思っていたのにもっと強い攻めに喰われて受けになる話。(あとがきより)
受けはあんなに健気でいい子なのに家族があまりに酷過ぎ、縁切りが大正解。
びっくりな展開
2021/08/24 12:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チーズケーキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ええ!アルファの男の子だよね?な展開が待ってます。できればネタバレを読まずに読むことをオススメします。とても良いどんでん返しでした。
αが妊娠する世界
2021/12/07 10:51
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カモミール - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻、伊王野神門の心がいまいち見えづらかったのと最後は胸くそ家庭問題と妊娠について悩まされたことで、話に入り込めなかった。というか、楽しい気分で物語を享受できない。
だが、個人個人のバッググラウンドの書き込みは常軌を逸してる。天才。
20代前半で大学生の受、若公士貴の心の揺れ動きなんか、まるで本当に一人の青年を観察して書き上げられたのではないかと思わされる。
20代前半独特の大人になりきれていない子どもな部分。衝動や勢いで動いてみたり、家庭にまだ抗えず押さえつけられているのにそこにはきちんと自我があり、なんとか抜け出そうとしてもがく様、自分より大分年上の神門に嫉妬と憧憬、そこから繋がる今まで感じていなかった愛情を受けての傾倒は仕方がなさだったり…。
小中大豆先生の作品を読むのは3作目だが、とにかく人物の背景からくるコンプレックスや葛藤の描き方が特段にうまい。
だが、そのコンプレックスや葛藤がうますぎる故に私には幾分か昏い気持ちにさせられてしまう。
この作品において、恋愛模様については、気持ちの揺れ方が些か雑なようにも感じられる。
神門という人物の人たらしぶりを描き込むため、愛のない関係の相手に対しても紳士的に好意的に愛情を持って接する描写があるが、実際最終的に今気持ちに気づいたと書かれ、今までの親愛描写はなんだったんだという気にさせられた。
士貴に関しても憧憬と初めて与えられた安心できる場所から愛を感じてしまうところがチョロすぎるなと思ったが、この辺りは人間そんなもんだなとも感じさせられる。
そして、このあとその愛情が暴走して一つ事件を引き起こすのは面白い。
とっ散らかった感想になってしまったが、私の好みには合わなかっただけで、ストーリー自体は文句の付け所もない。
オメガバースの機能もα同士の物語にどこまで作用するかと思ったが、αなのに抱かれる方に回るプライドやラット状態について描いている部分は滋味に溢れている。