- 販売開始日: 2021/06/17
- 出版社: あさ出版
- ISBN:978-4-86667-273-1
精神科医が教える病気を治す 感情コントロール術
著者 樺沢紫苑
「何年も病院に通っているのに、なかなか病気が治りません」から解放される。精神医学や心理学、脳科学から見つけた「病気を治す」ヒント。病気がなかなか治らない人、治りやすい人で...
精神科医が教える病気を治す 感情コントロール術
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商品説明
「何年も病院に通っているのに、なかなか病気が治りません」から解放される。
精神医学や心理学、脳科学から見つけた「病気を治す」ヒント。
病気がなかなか治らない人、治りやすい人では何が違うのか?
■病気が治る人と治らない人は考え方や行動の多くが対照的
病気を受け入れている ⇔ 病気と闘い、抗っている
感謝の言葉が多い ⇔ 悪口が多い
小さいことにクヨクヨしない ⇔ 不安に思いがち
いまを生きている ⇔ 過去にこだわる
1つの病院に継続して通院する⇔ よく病院を変わる
■いつもイライラしている人必読!!
すぐ効く「怒りを消し去る方法」とは!?
・話し方を変えるだけでみるみる心が落ち着く!
・人を「好き」か「嫌い」かで判断しないことがポイント。ではどうする?
・他人を攻撃する人を華麗にスルーする秘訣
■病気はあなたの「敵」ではない!!
まずは「5つの闘わない」を知ることから始めましょう!
・「病気」と闘わない
・「医者」と闘わない
・「自分」と闘わない
・「薬」と闘わない
・「完全に治す」と闘わない
累計50万人以上に精神医学や心理学、
脳科学の知識・情報をわかりやすく伝え続けている精神科医の視点から、
病気がなかなか治らない人の共通点、
今日からできる治るための心の持ち方・思考、習慣を紹介。
また、支える家族がすべきことにも言及。
病気は、治るのです。
■目次
はじめに 感情をコントロールすれば身体もコントロールできる
第1章 あなたの病気が治らないのには「理由」がある
第2章 「不安」を取り除けば病気は治る
第3章 「悪口」が病気を悪くする
第4章 「受け入れる」だけで病気は治る
第5章 「表現する」と病気は治る
第6章 家族が「寄り添う」と病気は治る
第7章 「感謝」で病気は治る
■著者 樺沢紫苑(カバサワシオン)
精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。
1991年、札幌医科大学医学部卒。札幌医大神経精神医学講座に入局。
大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。
2004年から米国シカゴのイリノイ大学で3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。
帰国後、東京にて樺沢心理学研究所を設立
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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自分を受け入れる勇気
2021/09/13 20:03
17人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カレーパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一度、挫折した本だ。過去を振り返って泣いた。本書を読むには、自分を真正面から
受け入れる勇気が必要だ。本書で紹介されていた「嫌われる勇気」も読んだ。姉妹本の
「幸せになる勇気」と樺沢先生の「3つの幸福」も読んだ。自分の方針ができてから、
本書を再読した。
2年近く前、転職先の攻撃星人のネガティブビームをかわせず、鬱状態になった。
休職初日の感情を今も覚えている。会社に行かなくてよい安堵感、鏡に映った
死んだ表情を見たショックだ。2か月は何もできなかった。
本書では、病気のメカニズムと回復過程(否認、受容、感謝)がメインで書かれている。
私は今もその過程を歩んでいる。「睡眠、運動、朝散歩」でセロトニン的幸福は
得られるが、病気は治らない。オキシトシン的幸福と掛け合わせて病気は治る。4冊の
本から導いた私の考えだ。今はオキシトシン的幸福の山を登っている。
【主治医と私】
最初は主治医との関係に苦労した。もっとアドバイスをしてほしい、私の気持ちを共感
してほしいという願望があった。否認だ。
主治医と私の架け橋は樺沢先生だ。休職直後はだらだらとyoutubeを見ていた。
集中力皆無で内容は頭に入らない。樺チャンネルは数分で集中力が途切れず、当時の私に
タイムリーだった。
まず外に出た。午後散歩から午前散歩にシフトしていった。1か月後は7時に散歩できる
ようになった。2か月後に運動とポジティブ日記を始めて表情が回復した。そしてある
思考が浮かんだ。"起こったことはなかったことにできない"
本書の、病気になったおかげで、自分の人生を見直すきっかけになった状態だ。「幸せに
なる勇気」でも、過去は「いまのわたし」が解釈を変えていけるとあった。受容だ。
受容してから、主治医が自立支援タイプだと気づいた。できるようになったことは
"いいね"と言ってくれるし、質問には的確に答えてくれる。一番嬉しいのは、いつも
笑顔で迎えてくれることだ。
【復職は頂上ではない】
復職の先にも山がある。人生はいくつもの山の縦走だ。
休職前と別部署に配属された。前職の経験を活かせるが、対人関係は疑心暗鬼だった。
自分で壁を作っていた。体調を整えたはずなのに、仕事の体力消耗は別物だった。
繁忙期は疲労困憊だった。朝散歩は通勤で代用していたが、運動とポジティブ日記は
ストップしていた。
繁忙期が終わって1か月休息した。その後、運動とポジティブ日記を再開し、朝散歩
専用の時間を設けた。4か月継続してセロトニン的幸福が整った今、新たな山が現れた。
【今、いい状態】
本書では孤独の影響と対処法が詳しく書かれている。実体験にリンクすると、孤立を
選んで孤独となった。極度のショックを受けると心を閉ざし、心に壁を築くことが
書かれていたが、これは孤立だ。孤立が加速して孤独になる。
セロトニン的幸福が整うと、いろいろ気づく。仕事で自分から"何か手伝えることは
ありませんか"と声をかけられるようになった。孤独の状態から「人とつながりたい」
気持ちが出てきた。
「他者貢献」の実感で仕事が楽しくなった。割り当てられた作業を淡々とこなして帰る
日々を抜け出した。もちろんやれる範囲が前提だ。
今月の通院で、"仕事をうまくやれています。体力的にも、対人関係も"と伝えたら、
主治医はやはり"いいね"と言ってくれた。
私の趣味の一つは登山だ。ウイルス感染症の影響で控えていたが、ワクチン接種予定が
入ったので紅葉の時期に行こう。登れば何か得られるだろう。