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日本史のミカタ
日本には三つの国があった、武士を動かす「おねえさん力」、日本最初の絶対王政・室町幕府、寺は租税回避地、明治維新の陰のスポンサー……などなど、これまでの常識を覆し、日本史の...
日本史のミカタ
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日本史のミカタ (祥伝社新書)
商品説明
日本には三つの国があった、武士を動かす「おねえさん力」、日本最初の絶対王政・室町幕府、寺は租税回避地、明治維新の陰のスポンサー……などなど、これまでの常識を覆し、日本史の新たな見方を提供する本格対談。京都史観の井上教授と関東史観の本郷教授がユーモアを交えながら時に対立、時に協調。ヘトヘトになるまで語り尽くした。語り口はやわらかく、おもしろいけれどかなり深いところまで掘り下げる。歴史ファンにはたまらない!
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紙の本
読むのに苦労した分、「学び」になりました。
2022/03/21 13:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
研究者が100人いれば100の説が出てきてもおかしくないのだなと改めて思いました。
井上さんと本郷さん、相反する考えを述べている所もありますが、自分と違う考え方を潰そうとはしていません。
違う考えに耳を傾けています。そして、少し反論したり言葉を濁したりして、行間を読むのも楽しかったです。
学校で習った日本史は、どうしても受験向けの日本史でした。
テストに点に関係のない、井上さんはこう語る、本郷さんはこう、私だったらどう思うか…このように自分の内を探りながら読むのは、楽しい読書でした。
紙の本
おもろい
2022/07/23 09:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちょび - この投稿者のレビュー一覧を見る
縦横無尽な井上節に振り回される本郷センセに所々思わず笑ってしまう。
たまに出る心の声のような井上センセの京都弁がまた…
自分にもっと歴史の心得があったら、もっと楽しいだろうなぁとヒシヒシと感じる本でした。
で、vs磯田センセとの「歴史のミカタ」もすぐ購入しました。
紙の本
楽しく頭を使う本
2019/05/28 13:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナナカマド - この投稿者のレビュー一覧を見る
井上章一さんと本郷和人さんとの、
日本史を題材にした対談集です。
本郷氏は日本史の専門家ですが、
井上氏はそうではない。
でも日本史の知識が無いわけではなく、
西洋史やその他の知識も豊富なので、
日本史好きの読者(私)からすると、
予想外の方向から切り込んで来られる。
本郷氏も予想外の展開に戸惑っておられる感じで、
それでも専門家として何とか応えようとしておられて、
そんなお二方のやり取りが面白く、
思いがけない井上氏の発言に色々考えさせられ、
楽しく頭を使う読書が出来ました。
紙の本
歴史学に携わる学者同士の縦横無尽の対話集
2019/02/20 14:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京大学文学部出身で歴史を専門に研究する本郷和人氏と京都大学工学部出身で建築史だけでなく日本歴史を始め多くのジャンルに精通する井上章一氏が互いに腹蔵なく討論を行っており読みごたえがある。話題は大河ドラマ(平清盛)のセリフは関西弁かいいか標準語がいいかに始まり、平安時代はひ弱で内向きか?など親しみやすい話題から、権門体制論や東国国家論、顕密体制論にまで話題が及び、再読に充分耐えうる本である。