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投稿者:Mio - この投稿者のレビュー一覧を見る
生きれることはほんとに奇跡で夢をかなえることに頑張れることは本当にステキなことだと思った。
紙の本
泣きすぎて疲れた
2021/07/15 08:47
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投稿者:まな - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の人生の終わりが見えているってどんな気持ちになるんだろうと考えてしまう作品でした。恐怖しかないのか、精一杯悔いなくすごせるのかさえ判りません。
主人公たちの自分のことよりも、相手の幸せを願い想う強さに涙が止まらない話でした。
紙の本
ライフとハッピーをシェア
2023/09/17 06:29
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰しもが限られた時間の流れを生きていることを痛感させられるストーリーです。「キョロちゃん」のノリには、若干赤面してしまいましたが。
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この恋は世界でいちばん美しい雨(集英社文庫)
著作者:宇山佳佑
発行者:集英社
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
「雨」にある思入れを持つという宇山さんが、本作で「雨」をテーマに過酷な運命を背負ったカップルの切ない銃愛を描いた。
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建築家の卵、雨宮誠と、カフェ店員、相澤日奈。
ネガティブで傷つきやすい彼とポジティブでいつも笑っている彼女という、まったく性格の違う2人だが、互いに魅かれ合い、愛し合って暮らしている。
ところが、2人は冒頭で、いきなり交通事故で死んでしまう。行きついた先は、真っ白い部屋。そこは魂の「査定」を行う場所だった。「案内人」と呼ばれる天使にあたる存在が、それぞれの人生を聞き取り、次に何に生まれ変わるかを決めるのだ。だが、2人は特別に「奇跡」の対象となる。奇跡対象者になると、生き返ることができる。但しそれには条件が付く。2人の場合は「ライフシェアリング」が条件だった。2人で20年の余命が与えられる。最初は半々、10年ずつ。しかし、一方が大きな幸せを感じると寿命が1年延び、もう一方の寿命が1年減る。反対に、一方が大きな不幸を感じると寿命が1年減り、もう一方の寿命が1年延びる。寿命が0になると、きっかり1日後に死ぬ。どちらかが権利を放棄すると、その時点で持っている寿命はすべて相手に譲られる。
2人はそれぞれ、ライフウォッチと呼ばれる腕時計をもらい、自分の寿命があと何年なのかを確認することができる。増減があったときには時計が鳴って教えてくれる。
なかなかトリッキーだが、将来の夢もあった2人は、「奇跡」を受け入れる。さて、そして現世に戻るわけだが。
これがなかなかうまくいかないわけである。
日奈は「幸せを感じやすい体質」で、ちょっとしたことで幸せを感じては寿命を延ばしてしまう。そして、誠に申し訳ないとがっくりしてまた寿命を元に戻す。
そのたびライフウォッチがピコン・シャリンと鳴る。
誠は無神経だと苛立つ。日奈はすまなさに泣く。
毎日これが続けばうまくいくわけがない。
「案内人」によれば「ライフシェアリング」は苛酷で、過去には憎み合い、傷害事件に発展した例もあるという。
さぁ、2人はどうするのか。
タイトルにもあるように、「雨」が物語の重要なカギになる。
日奈が働くカフェの名は「レインドロップス」。2人がつき合うきっかけになったのも雨。
和泉式部の和歌
おほかたに さみだるるとや 思ふらむ 君恋ひわたる 今日のながめを(あなたはこの雨を普通の雨と変わらない五月雨と思っているのでしょうか。あなたを想う、私の”恋の涙”であるこの長雨を)
が物語を優しく彩る。
誠の夢は、小さなコミュニティのような「夢の家」を作り、そこに日奈と一緒に住むこと。そこで彼女の幸せを見守ること。
日奈の夢は、誠が作った家で、家族として暮らすこと。
2人の夢の行方は。
人は死ぬと、一度だけ、現世に雨を降らすことができるという。晴れた日に急に降る「天泣」は、亡くなった人が流す「恋の涙」であるのかもしれない。
雨の降る日に読みたい優しい物語。
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本当だったら、4泊5日で旅行の予定だったのだが、台風で2泊3日に縮小。。。
旦那と二人で長野県のスノーモンキーを見ながら湯田中温泉。
北国街道を下りながら、下諏訪温泉と旅行してきた。
いやしかし、涼を求めての長野県だったのだが、暑い(^◇^;)
なんやねんこの暑さ!!!
帰宅して、やっと読書の時間と思ったのだが、この本は止まらなくなった。
あり得ない物語。
駆け出しの建築家の誠と、カフェで働く日菜は恋に落ちる。
しかし二人は事故で瀕死の重症に。。。
案内人と名乗る男女の提案により、2人は20年の寿命を2人で奪い合うことになる。。。
あんなに愛し合っていた2人なのだが、次第に関係はギクシャクしていく。。。
若い2人の恋の物語かぁ。
おばさんにはちょっと関係ないかなぁ??
と思い読み始めるも、ページを捲る手が止まらなくなってしまう。
日菜ちゃんのキョロちゃんを想う気持ちに何度も泣きたくなるし、この話は、一回、二回ではなく、終始泣かせるポイントが多発!!
恋をしなくなったおばちゃんでこれだもの。。。
若い人は泣かされっぱなしになるのでは??
切ないけど、素敵な恋の物語(*^▽^*)
女の子におすすめ♪
おばちゃんにも(*^▽^*)
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登場人物が色んな小説やドラマで観たことがあるなーという感じで…最初は読み進めるのがしんどいなと思いました。
ところが、最後は一気読み。
思っていたのと違う展開や設定もあり、涙があふれました。
とにかく最後まで読む!そうすれば本作の良さがわかる!というのが正直な感想です。
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一気読み。交通事故で亡くなった誠(キョロちゃん)と日菜が20年の命を分け合うライフシェアリングの制度で蘇ったものの、幸せを感じたら命を相手から奪うというルールのしがらみなどにもろもろの夢を阻まれていくという書籍。
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交通事故で一度命を失った恋人同士が、奇跡対象者として選ばれ、ライフシェアリングという制度の下、二人で20年の余命を授かり生き返ることに。
しかし、それにはある条件によって互いの命を奪い合うことになる悲しいものだった。
前半の甘ったるさと、事故後の主人公の身勝手さにイライラしたり、彼女のつらさを感じて苦しくなったりでなかなか読み進められませんでした。
主人公の身勝手さに関しては、命がかかってて、それも二人で20年しかないって思ったら仕方がないのかな。
そもそも条件が主人公にとってかなり不利なものだし。
個人的にはあまりささらない話でした。登場人物の設定も展開もなんかどこかにありそうな感じが好きになれなかった理由かもしれません。(ごめんなさい)
私の年齢の問題でもあるのかな。
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中高生がハマりそうな感じ、恋愛を美化している。
結婚生活を幸せに暮らすには、「ありがとう」と「ごめんなさい」と思う気持ちを言葉で伝える事だと思い出させてくれた。
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2023/08/15
王道なんだけど泣いた、、
表紙の絵も最後まで読んだ後見たらなんだか切ないなぁ
望んだかたちではなかったかもしれないけど、幸せを見つけられたなら良かった
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ライフシェアリング
奇跡の中での実験
選ばれし2人
って思ってたけど読み続けてくうちに
ライフシェアリングはひとつの命を奪い合う残酷だなって思った
ひなの担当者能登さん裏切られたのか
過去は重かった重すぎたけどおもしろかった
そこまで信じてたんか
キョロちゃんが憎かったけど
195pから強くなれって思った
ひなちゃんそっか限界かー
泣きそうになった全てをキョロちゃんにあげた時
てかまさかのエンさん&明智さんも経験者だったんだ
キョロちゃん頑張ったなー
恋の涙で2人の幸せを
明智さんいいひと
夢の家も完成してて
よかったふたりがしんだあと対談できてよかった
この本最初は読むのやめようかなって思ったけど読み続けてよかった今まで読んでなかったジャンルだから新鮮だった
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久しぶりに恋愛小説でも読んでみるかと軽い気持ちで手に取った一冊。それが思ってたより修羅場になって驚いたが、愛にあふれる切ない物語だった。自分だったらどのように動いたか、最後の決断ができただろうかと考えさせられる。日菜ちゃんの決断は間違っていたと思うけど。
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20210807
とってもステキな小説だった。何気ない幸せを大事にしていける私の将来のパートナーはやく現れて!って思っちゃった。笑
最近どの本を読んでも思うけど、今この瞬間にしっかり向き合って生きていきたいね。
ありがとう、ごめんね、この2つは大切な人にはしっかり伝えたいね。
「今日もこの世界は誰かの想いで回っている。誰かが誰かを愛する気持ちで、誰かが誰かに恋する気持ちで、世界は回っているんだ。」
世界は愛で溢れてる!!
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雨がテーマの恋愛小説。
私が恋愛小説を普段読まないからかもしれないけど、誠にも日菜にもめちゃくちゃイライラする……
誠はヘタレで常にネガティブで性格悪いし、日菜は明るくていい子だけど馬鹿で単純で腹が立つww
とはいえライフシェアリングというテーマは結構面白かった。私はどちらかというと誠タイプだから、幸せメーターが振り切れることはめったになさそう。
でも、そもそも私が二人と同じ状況に陥ったとしても、たぶん奇跡は望まないだろうなぁ。生き返ってまでやりたいこと、ないな……。
学生さんは好きそうだし、映像化にも向いてそう。
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恋人たちを襲う、残酷すぎる“奇跡”──。
雨の日に始まった、運命の恋の行方は。
『桜のような僕の恋人』の宇山佳佑が贈る、胸を打つ長編小説!
駆け出しの建築家・誠と、カフェで働く日菜。雨がきっかけで恋に落ちた二人は、鎌倉の海辺の街で同棲中。いつか日菜に「夢の家」を建ててあげたいと願う誠だが、ある雨の日、二人は事故で瀕死の重傷を負う。"案内人"と名乗る男女の提案によって誠と日菜は二人で二十年の余命を授かり、生き返ることに。しかしそれは、愛し合う二人が互いの命を奪い合う苛酷で切ない日々のはじまりだった──。