紙の本
興味深いです
2021/08/01 19:06
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロココの雰囲気が好きで描いました。全ての絵がディテールをクローズアップしたページがあり、レースの細かさや柄の美しさを見ることができます。
全体として見るのと細部を見るのはまるでちがい、感動しました。何回も読みたい本です。
紙の本
貴婦人のドレス
2021/09/09 21:41
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮廷画家たちが描いてきた貴婦人たちの肖像画に特化。でも、詳細に解説してあるのはドレスやレース、装飾品など。
部分的に拡大してじっくり眺められる。
美術館でグーっと近寄ってみてる感じで、楽しい。乙女心を刺激されます。
紙の本
細かい描写に分かりやすい説明
2021/12/31 18:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
繊細なレースなどの名画のドレスの部分を拡大して見れます。
ドレスの説明も分かりやすく、見ても読んでも楽しい本です。
紙の本
絵画全体も装飾も装丁もきれい
2022/07/23 14:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵画の全体と装飾の拡大のどちらも載っていて、そのきれいさにうっとりします。
本のサイズがもっと大きければなお良いのですが、拡大写真があるので、そこまで不満には感じませんでした。
今まで知らなかった素敵な絵がたくさん載っていて、装飾の時代背景等の記載もあり、とても興味深く読みました。
装丁も素敵で、遊び紙が白のチェック、見返しが薄紫、はなぎれ?ヘッドバンド?が銀という、とても美しい組み合わせになっています。
電子書籍
面白い
2022/10/13 04:44
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投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容がとても細かく詳しい
レースの細部なども見れて、ひたすら目の保養になった
ドレス好き、キレイモの好き、歴史好き、図鑑好きの人におすすめ
高いけどそれだけの価値がある
紙の本
ドレスと歴史
2022/12/15 04:43
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この2つに関心のある方、オススメです。じぶんは、マリーアントワネットに興味があって、これを手にしました。レースの細部の繊細さが、拡大で見るとヨクわかりました。ただ、一部ではなく、すべてが拡大サイズだとうれしい
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[図書館]
読了:2021/9/22
1個1個の解説は短くやや物足りない気もするが、今まで知らなかった細かな装飾について60も並べてあり、各絵画の拡大も素晴らしいアイデアで、読みふけった。
ロココ時代の袖のふんだんなレースはアンガジャント
ブーシェのポンパドゥール女侯爵のリボンがたくさん飾られた胸元はピエス・デストマ(英語でスタマッカー)、リボン装飾はエシェル(はしごの意)
背中にプリーツを寄せたドレスをヴァトープリーツ(『ジェルサンの看板』に描かれた後ろ向きのピンクのドレスの女性)
レースは金糸・銀糸とともに常に奢侈禁止令の対象とされた服飾品であり、例外とされる一部の王の周辺の者を除いて「すべての者に」禁じられ続けたものである。
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そうそう!その細部がガッツリ見たかったんですよ!と著者に全面同意で読み始め、知らなかった由来や仕組み、史実などを読みながら素敵な「細部の拡大」をうっとりたっぷり楽しみました。
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絵画に描かれている衣服、服装小物に焦点を当て解説。説明文と絵の全体、その小物が描かれている部分の拡大とを載せる。絵はフランスを中心に18世紀から19世紀のもの。ルイ王朝やナポレオン王政。マリー・アントワネットやポンパトール夫人の広がった華麗なスカート。貴族男性の衣服にも細やかな刺繍があり、靴は男女とも5~8センチくらいのヒール。杖を持っているのはヒールのため歩行がおぼつかないから、などおもしろい解説がたくさん。
ヴェール、レース、靴下、靴下止め、真珠、など60の事項を五十音順に解説。絵の印刷も鮮明で、真珠やレースなど拡大部分は貴婦人の肌の艶とあいまって、輝くような豊かな貴族の世界が広がる。
読んでゆくと、この豪華な衣装の洗濯はどうしていたのか?と疑問が湧いてきたが、答えは「白物(リネン)」の項目にあった。刺繍などがある上着は洗濯することはなく、その下に直接肌につける白物(リネン)をつけ、それは洗濯女や村をあげての大洗濯で常にきれいに洗濯されたとあった。
また、「ピエス・デストマ」と聞きなれない項目。これは「胸当て」。上半身の胸からウエストにかけて胸の中央が逆三角形に別布になっている。当時上着はローブといい胸の中央がぴったり合わさっていなくて開いていた。下につけたコルセットを隠すのに「胸当て」をつけた。コルセットやローブにピンで止めたという。
いつごろからそういう着方ではなくなったのか、とか衣服に興味が湧いてきた。
2021.7.14初版第1刷 図書館
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アランソン・レース、アルジャンタン・レース
アンガジャント
ヴェール
エシェル
エプロン
織物
傘
髪飾り
カメオ
仮面〔ほか〕
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服飾史から見る絵画。ロココの引用が最多だろう。ドレスの描写は、やはりマリー・アントワネットの時代の、柄や織りまで精密に描きこまれレース・リボン・花で飾られた華麗なドレスが見応えある。レカミエ夫人のシュミーズドレスはもっと突っ込んでほしかった。あのペラペラで上半身むき出しの露出過多な下着ドレスの流行は異常だろう。時代は下って19世紀、服飾産業に従事したモディスト、若く貧しい女性達は娼婦同然の扱いを受けることもあったという。ボエームのミミもお針子、つまりモディストだったという指摘。
西洋絵画を見るのに知識は必須ではないだろうが決して邪魔にはならない。神話や聖書はもちろんだが、聖人のアトリビュートを知る、更にファッションや小物について知るとまた見方が変わる。
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それまで漠然と見知っていたものが、見方を変えることでいきなりドラマティックなものになる、というのは、特に絵画においては、中野京子の『怖い絵』で思い知った人も多いと思う。
こちらは、服飾史の視点で絵画を見るというもの。
なんの知識もなくてもうっとりするような精緻さをもつ絵画の「お姫様のドレス」ではあるが、知識があるとより一層楽しめる。
ドレスを見れば、10年単位でその時期が特定できる、というのはなかなかに興味深い。
1つのアイテムにつき、1絵画、というのも気軽に読みやすくて良かった。
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絵画を拡大することで画家の筆運びまで感じることができる。中でも「刺繍」は圧巻だった。
ドレスで年代を推察できるなど、今後西洋絵画を鑑賞する際の楽しみが増えた。
前の時代の日常着が次の時代の礼服に昇格するという「プリーツ」「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」を読んで日本の狩衣を連想し、洋の東西を問わず同じだなと面白く思った。
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佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC08559493?caller=xc-search
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とても可愛い本。絵画を拡大しているページはすごく綺麗で、読み物として、見るものとして…とても綺麗。やはり、これは電子書籍ではなく、紙の本で読みたい。